旦那が鬱かも！？仕事が原因で鬱病を発症する可能性が高い現実

旦那が鬱！？仕事は休ませるべき？

旦那の様子が最近おかしい・・・もしかして鬱？
妻であるあなたが異変を感じた場合、まずは仕事を休ませてあげましょう。
そして信頼できる精神科か心療内科を調べて連れて行き、診察を受けることが大切です。
とにかく休むことが大切です。
処方された薬を飲んでしっかり休ませるようにするべきです。

家族で外出して気分を変えさせた方がいいのでは？と考えてしまいますが、かえって逆効果になってしまいます。
薬の副作用で眠くなることもありますので、とにかく自宅で休ませるようにします。

家族が焦ってしまうと本人にも伝わってしまいますので、不安な気持ちはわかりますが、どんと構える覚悟も必要です。最悪会社を辞めてしまっても構わないといった気持ちを持つことも大切です。

早期発見、早期治療。そして退職に急ぐことなくしっかり休むように促しましょう。それが職場復帰をする一番の近道でもあるのです。

旦那が鬱病になったきっかけが仕事の転職？その体験談とは

異変に気付いたきっかけ。それは転職でした。
それまでは通信社のプロジェクトマネージャーとして働いていたのですが、結婚と当時に転職をしたのです。

転職して1～2か月後、夫は会社に行きたくないと言い始めました。交通事故に遭えばもう会社に行くこともないのに・・・などといった言動もあり、様子がおかしいと感じました。病院へ連れて行こうかどうか迷っていたのですが、近所のメンタルクリニックに連れていったところ、うつ病と診断されました。
うつ病の治療には家族の理解が一番必要だと聞きましたが、いつ病気が治るかどうかも分からないことから不安しかありませんでした。

うつ病の夫と接して皆さんに伝えたいことは、とにかく色々悩まないことです。
いつもと変わらず過ごすことを心掛けることも大切なんです。淡々と日々を過ごし、何か助けが必要な時にだけ対応すればいいのです。
状況を受け入れることが必要ですが、子供がいたら先の不安は拭えないと思います。でもうつ病は決して恥ずかしい病気でもなく、誰がなってもおかしくないのです。

旦那が鬱病にならないためには？仕事のストレスは大きい

鬱病になってしまった人にはどう接するべきなのでしょうか？

抱えている問題を解決してあげようとしていませんか？ストレスにならないよう、自分のことは自分で決めさせていませんか？一人の時間を作ってあげようとしていませんか？

そのどれも親切心からくるものかもしれませんが、大きな間違いです。実際に誤った接し方なのです。

鬱病は自覚しにくい病なので、本人が気づかないうちにどんどん体調が悪化していきます。仕事や私生活など様々なストレスが溜まり、エネルギーを徐々に失っていきます。
本人も気付かないほどなので、はじめのうちは誰も病気とは思いませんし、ちょっとした体調変化と気分の落ち込みといった程度なのです。

そのため、調子は悪いとは感じていても、頑張れば何とかなるという気持ちで頑張り続けてしまいます。頑張っても頑張っても成果がでず、自分が周りに迷惑をかけているのでは、どう見られているのかも気になってしまい、どんどん心のエネルギーが付きて悪化していくのです。

鬱を発症した原因の多くは仕事？

鬱病が広く世間に認知されてきていたとはいえ、まだまだ偏見も多い病気です。
とはいっても、近頃は鬱病になってしまう人も増加傾向にあり、鬱病と診断された人はもちろん、もしかしたら鬱病かも？といった予備軍も大勢います。

鬱病になってしまうきっかけは様々ですが、仕事が原因で鬱病になってしまう人が多くいるのが現状です。

ある主婦の夫も、仕事が原因で鬱病になってしまいました。
それまで大きな挫折経験もなく、辛いことも辛いと思わない性格で、仕事もかなり強気で頼もしいと思えるような人だったそうです。
ただそのような性格の夫に対し、妻は心配はしていたとのこと。

そしてその日はやってきました。
実家へ帰省しみんなで旅行へ出かけた際、災害で一切の連絡が遮断されたのです。無事トラブルが解決した後に携帯をみると、夫の携帯には何件もの着信が残されていたそうです。責任のある立場であった夫の携帯が繋がらなかったということで、会社では責任問題が持ち上がり、かなりの叱責もあったようです。そこから夫の様子がおかしくなりました。
心が崩壊寸前まで追いやられ、仕事をしてもうまくいかず、上手くいかないことで不眠が続き、頑張ろうとしても空回りしてまた悩み不眠になるといった負のループに陥ってしまったそうです。

旦那が鬱のときに妻ができることとは？

旦那が鬱病になってしまった場合、妻はどんなサポートをしてあげるべきなのでしょうか。

・夫の話を聞いてあげる

会話をするのではなく、「話を聞く」ということが大切です。
辛そうであれば「何かあったの？」と優しく問いかけ、悩みを話し始めたらとにかく「話を聞く」のです。大きくうなずき、夫の気持ちに寄り添う姿勢をみせましょう。

・身の回りの片づけをしてあげる

鬱病になってしまうと、とにかく身の回りの整理整頓ができなくなります。部屋も乱れ、脱いだ服はそのまま、書類も山積みになってしまいます。
一言「片づけるね」と声をかけ、日常生活の負担を減らしてあげるのも大切です。

・夫の意思を尊重する

鬱病になってしまうと、行動する気力をうしなってしまいます。エネルギーが減るので、家で寝ている状態も増えるでしょう。それに対してイライラしてしまうのはよくありません。見守って、好きなだけ寝かせてあげることも大切です。
無理矢理起こして外出させるのではなく、見守ってあげましょう。その状態が2週間以上続き、様子が心配であれば、医師に相談することも大切です。