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学校の友達の嫌な部分ばかり目についてしまう理由と対策

2018.5.25

子供の頃は学校が全てであり、友達関係によって学生生活の楽しさも左右するものです。

でも最初は良くても、慣れてくると嫌いになってしまう友達っていますよね。それはどうしてなのでしょうか?

学校の友達の嫌な部分ばかり目についてしまう理由や対策について調べました。

学校の友達の嫌いな部分ばかりが目につくのはどうして?

人は慣れてくると、嫌いな部分ばかり目についてしまうものです。性格で良い面と悪い面は誰にでもあります。ましてや初めて会う人には、誰だって良い面だけを存分に出してしまうものです。

あなたもつい無意識にしているのでは?友達って自然にできるものですよね。まだ相手の事を知らない時は、自分も相手に良く思われたいものですし、相手の事も良い部分しか目に入らないものです。

お互いの良い部分を見せ合うことで好印象に写り、そこから友達へと発展していくのです。しかし友達関係も続くと、出会った頃の緊張感も薄れ、次第にどうしても嫌な部分にばかり目がいってしまいます。

人は慣れてくると自分の価値観を押し付けてしまいがちなので、その価値観のズレを感じた瞬間に衝突してしまうのです。意見がぶつかると相手の良い面も忘れ、嫌いな部分だけが見えてしまうのです。

学校の友達付き合いで一番嫌なのは「ぼっち」になること?

男子女子どちらも共通して嫌うのが、一人ぼっちになってしまうこと、いわゆる「ぼっち」です。特に学生時代はこのぼっちにならないようにみんな必死で、とにかく誰かと一緒に行動を共にしようとします。自分が「ぼっち」なり、カースト制度の最下層になってしまわないためです。

気が合うから友達になったという理由より、一人になりたくない、ぼっちだけは避けたいという理由で友達になる人も実は多いのではないでしょうか。よくあるのが

• 部活が一緒だった
• 名前順で席が前後だった
• 友達の友達だった

などのパターンです。

共通して言えるのが、気が合ったから友達になるという動機ではないということです。ぼっちを避けるためになんとなく入ったグループだと気が合う友達ではないので、日が経つにつれて自分の感性と違うなと感じてくるようになります。例えば、

• 笑うツボが違う
• 話題が違う
• 趣味が違う
• 悩みが違う
• 考え方が違う
• 生活環境が違う

ここまで感じてしまうと、一緒にいても楽しめないですよね。だからといって、今いるグループを抜けて他のグループへ移動するのは結構な度胸が必要です。後から陰口を言われる可能性だってあります。なので多くの人は我慢してグループに居続けます。友達だけど「本当の気の合う友達」ではないのはなんだか寂しいですね。

学校の友達付き合いが嫌になる根底にあるもの

人に好かれたい・・・そう誰だって思うはずです。人に嫌われて生きていくって本気で思っている人はいるのでしょうか。おそらくいないのでは?

「人に好かれたい」というのは、裏を返せば「人に嫌われるのが怖い」というネガティブな気持ちからきているものです。あなたの周りにいませんか?過剰に人に嫌われるのを恐れている「嫌われ恐怖症」の人。私だってそうです。

他人に嫌われることを最も恐れるあまり、変に気を使いすぎて妙な行動を取ったり・・・。「嫌われ恐怖症あるある」ではないでしょうか?この「嫌われ恐怖症あるある」は他にもあります。あなたはいくつあてはまりますか?

  • 特定の人の悪口を言っている現場にたまたま居合せると、自分も普段何か言われてるのではないかと不安になってしまう
  • いつも夜布団に入るとその日の会話を思い出し、あの時どうしてあんなこと言ってしまったのか、変な風に思われなかったかと自己嫌悪に陥ってしまう。そして次に会ったときは失敗しないようにと意識してしまうため、かえって挙動不審になってしまう。
  • 人に嫌われたくなくて、嫌な頼まれごとも断れない。予定があるのに仕事のシフトを代わって欲しいと言われても断れない。なのでいつもサービス残業や休日出勤などを頼まれてしまう。都合の良い時に頼める人って思われているかも

いかがですか?これだと人付き合いも嫌になりますし、いつも相手に気を使いすぎて疲れているのではないでしょうか。

学校で嫌いなタイプの友達に絡まれたら?

嫌いな相手とはなるべく関わらないのが一番です。関りを最小限に抑えるように行動しましょう。どうしても仕事や授業などで関わらないといけない場面もあると思いますが、関わるのはその時だけにし、あとは相手となるべく離れることを意識して行動しましょう。

言ってみれば無視しているような状態になりますが、適度に無視することで、嫌いな人はあなたとの関りをつまらないと感じます。そこまで関係が落ち着くと、もう大丈夫。それ以降のだるい絡みは少なくなるでしょう。

もしそれでも絡んでくるような相手は、あなたをただからかって面白がっているだけかもしれません。関わらないように貫くことで相手も次第に絡んでこなくなるでしょう。いちいち反応するのはストレスも溜まりますし、相手も調子に乗ります。スルーする気持ちが大切です。

嫌いな人が近寄ってきたと思ったらすぐに逃げ、それでも絡んできたら忙しいふりをしたり電話がかかってきたふりをするなど、とにかく離れるようにしましょう。

学校が嫌、友達が嫌ではなく、楽しいことを自分で探す努力も必要

一緒にいる友達が嫌になってしまうときは誰にでもあることです。あなただけではありません。でもこれだけは忘れないでください。人任せではなく、楽しさを見つける気持ちを持つということを。

日常の中から楽しいと思えることを見つけるのもいいですし、日々の生活の中に何か変化を見つけるのもいいでしょう。それらに気付く感受性を忘れてはいけません。

どんなに周りが楽しいと思えることも、あなた自身がそれを退屈としてか思えない感受性でしかなかったら、実際に楽しめるはずがありません。自分で楽しむ努力も必要なのです。楽しむ努力を惜しむと、高校を卒業したって大学に行ったって、仕事をするようになったって結婚をしたって何も変わりません。

毎日が同じではないでしょうか。いつも刺激的なことがあるわけではありません。人から楽しいことを与えられないと楽しめない、楽しいと思えないのではなく、与えられたもののなかに自分で楽しむ努力をすることも必要なのです。

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