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ノミやダニを駆除したい!洗濯の前処理にする㊙テクニック

2018.5.26

ノミやダニを洗濯で駆除することができると楽チンですよね。

布団やシーツ、服などについたノミやダニを撃退するには、洗濯前に○○をするといいんです!

アレルギー対策や布団などにダニなどが付かせないポイントなどをご紹介いたします。

ノミやダニが発生する前に洗濯や布団乾燥などをしよう

ノミやダニは乾燥にも水にも弱い生き物で、洗濯をすれば駆除することができます。冬はノミやダニに肌を刺激されることはないですよね。

それは、空気や寝具が乾燥していて気温が低いためです。湿度が高くなり気温も上がる初夏からの夏本番になると、ノミやダニが増殖しやすくなります。そのため、駆除をする前に一番に考えなければいけないのは、ノミやダニが発生しづらい環境を作るということです。

日干しできるなら、寝具を定期的に干します。布団乾燥機を使用するのもいいですね。寝具を干している間は、寝室の換気を十分に行います。もし、クローゼットや押し入れの中に布団を仕舞っている場合は、扇風機などを使って換気しましょう。大量発生する時期になる前に、ノミやダニの駆除用のスプレーや防虫剤を使うのも効果的です。

気にしたいのは、布団などの寝具だけではありません。タンスなどにしまっている洋服も、時々出して換気します。ほこりが溜まりやすい部屋の隅などもしっかりと掃除機をかけ、水拭きしておくと予防になります。

ノミやダニを駆除したい時は洗濯する衣類に㊙アイテムを

毎日している洗濯で、ノミやダニをしっかりと予防できているのでしょうか。いいえ、洗濯だけでは、完璧に駆除をすることはできないのです。水に弱いとは言え、ノミやダニは水中でも約1日生き続けることができるからです。

洗濯ではノミやダニの死骸やフンなどを洗い流すことはできますが、駆除することまではできません。水中でも行きつ続けてしまうノミやダニを駆除するには、洗濯をする前に衣類などに『殺虫スプレー』などを振りかけて駆除をしましょう。

ここで注意しなければならないのは、市販されているスプレーには『防虫スプレー』『殺虫スプレー』の大きく分けて2種類あるということです。必ず『殺虫スプレー』を使用しましょう。防虫スプレーは虫などが付着するのを防ぐものなので、洗濯が終わった後に使用すれば効果的です。

これらのスプレーには毒性の成分が含まれているため、子供やペットなどがいたり妊婦の時は、使用するのを避けた方がいいでしょう。

ノミやダニを洗濯で駆除するには煮沸消毒も有効的

ノミやダニは煮沸消毒でも駆除することができます。煮沸消毒は電子レンジでもいいのですが、衣類を鍋でコトコト煮たりするのには限界がありますよね。その場合、ケトルとタライを用意しましょう。

タライの中に煮沸消毒したい衣類を入れます。ケトルや鍋、やかんなどでお湯をたくさん沸かして、沸騰したお湯をタライに流しいれて熱湯消毒します。その後は洗剤で手洗いをします。洗濯後のタライに黒いものが浮かんでいたら、それはノミやダニである可能性が高いです。

衣類によっては熱によって生地が伸び縮みしてしまうものもありますので、洗濯表示をよく確認しましょう。手洗いが面倒だとは思いますが、洗濯機を回してしまうと衣類が傷んでしまうこともあるので注意が必要です。それを繰り返しているとノミやダニが駆除されて、肌の痒みが引いてくるでしょう。

洗濯でダニを撃退できると勘違いしている人が多い?

洗濯をすることで、ノミやダニを撃退することができると思っている人が多いようです。その理由として一番挙がったのが、「洗剤や脱水の遠心力で死滅すると思うから」という声でした。

そこで、ある実験をしてみました。水を通す袋にダニを入れた袋を2つ用意し、クッションの表面付近と中心に埋め込みます。そのクッションを、いつも通りの洗剤を全自動洗濯機に入れて標準コースで洗濯してみるという実験です。

街の声であったように洗剤まみれになり遠心力もかかったダニは、どうなったのでしょうか。洗濯が終わったクッションから袋を取り出してみると、どちらのダニも元気に生きていました…。直接洗濯用洗剤に沈めて観察したところ、洗剤液の中でも2時間以上生き続けるという生命力の強さが分かりました。

専門家によると、ダニは環境の変化に順応する能力が高く、酸素が少なくても生きていけるのだそうです。ただ洗濯するだけではダニを撃退することはできませんが、死骸などを洗い流すことはできます。アレルギー対策には効果があるようです。

ノミやダニを繁殖させないための3つのポイント

ポイント① 布団は月1回以上、天日干しをする

冬はなかなか布団を干すことができませんが、天気が良い日をめがけて天日に干すようにしましょう。布団を干している間にダニやノミは、日陰になっている所に移動してしまいます。そのため2~3回布団を裏返して、均等に天日が当たるように干しましょう。

ポイント② 布団乾燥機を使う

やはり冬や初春は太陽の光が弱かったり、地方によっては冬は一日中外が寒いこともあります。また梅雨の時期は、外に干したくても干せませんよね。その時は『布団乾燥機』を使用しましょう。天日干しと同じような効果があり、天気に左右されることもありません。

ポイント③ 寝具のカバーは毎週洗濯して、室内の掃除機をかける

汚れが目立たなくとも、布団カバーやまくらカバーは汗を吸収したりするのでかなり汚れています。布団を干して清潔にしていてもカバーが汚れていては、ダニなどを増殖させる原因となってしまいます。寝具のカバーは少なくても週に1回は交換と洗濯をして、清潔な環境づくりをしましょう室内にホコリにダニが潜んでいることもありますので、掃除機も徹底的にかけましょう。

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