朝の吐き気には夏が関係している?吐き気の原因を調査!
2018.6.13
朝から吐き気がする時、夏なら夏バテを疑ってしまいますよね。
でもその吐き気、夏バテだけが原因じゃないかもしれません。
夏バテに似た症状が出る病気など吐き気の原因を調べてみました。
長く症状が改善されない場合はお医者さんに相談をして下さいね!
目次
朝の吐き気は夏の熱さよりも、目の酷使が原因かも
意外とその吐き気には目が関係しているかもしれません。
パソコンやスマホを長く見続けていたり、編み物や洋裁、手芸好きな方、読書が趣味の方も目を酷使している可能性が考えられます。
目を使いすぎると、肩こりや頭痛に発展し、ひどい時は吐き気をもよおす事も少なくありません。
また夜遅くまで目を酷使すると、脳から出るホルモンのバランスなどに乱れが生じ、ぐっすりと眠れずに睡眠不足につながります。
朝から体調はスッキリとせず、まぶたの奥が重たい、痛いなどの症状が出て、吐き気までするような時は目の疲れによる睡眠不足が原因かもしれません。
前日目を酷使するようなことがなかったか、振り返ってみて下さい。
原因が見つかった場合は、その原因を取り除く努力を!本を読み過ぎていたなら、2、3日本を見るのをやめる、1日の本を見る時間を少なくするなどして様子を見てみましょう。
長く吐き気が続くようなら病院へ行ってお医者さんに相談を!
朝の吐き気は夏バテが原因じゃない!女性の○○が関係してる!?
吐き気にめまいが伴う、目の前の世界がグルグルと回るような場合は更年期の症状の一つかもしれません。
更年期の症状は人それぞれ、中には三半規管に異常が発生する場合も。この場合のめまいは短時間で収まりますが、吐き気を伴う場合もあります。
詳しく説明をすると三半規管の中に炭酸カルシウムが入り起こる現象です。
ではナゼ炭酸カルシウムが入るのか?気になりますよね。それは耳の中にある耳石が原因です。
更年期の女性は閉経し、女性ホルモンが減少します。ホルモンが減少するとカルシウム不足が起こり、カルシウムで出来ている耳石がポロポロと剥がれ落ちてしまうのです。
しかしこのようにならない為の予防方法があるんです。そろそろ更年期が近いかも・・・。なんて方はぜひこの運動を試してみて下さい。
一日二回程度行います。
仰向けに寝転がり、首だけを右に曲げその状態で10秒キープします。
元の仰向け状態に戻して10秒。
同じように次は左を向いて10秒キープです。
コレを1セットにして10回ほど行ってください。
痛みが出るような場合は無理をしないで下さいね。
まだあった!夏バテじゃない朝の吐き気の原因
夏の調子の悪さはすぐに「夏バテ」のせいにしがちです。
夏バテなら寝苦しい夜に対策を施して、まずはぐっすりと眠る事。また食事もバランスよくビタミンなど気を付けて摂取する事で改善していくでしょう。
しかし、このような方法を試しても一向に夏バテが良くならない場合は、もしかすると他の病気が隠れているのかもしれません。
夏バテの症状に似ている病気には糖尿病などがあります。糖尿病により血糖値が高くなると全身がだるくなり、喉が渇きます。放っておくと他の臓器にも影響を与えるので、注意が必要です。
その他にも吐き気などをもよおし、胃腸の調子が悪い、だるさがありやる気が出ない、気分が落ち込んだり、そう思うと急にハイテンションになったり。そんな症状はうつ病などの精神疾患が考えられます。季節の変わり目などに症状がひどくなる場合もありますよ。
また肝炎なども胃腸の不振、倦怠感、吐き気、などを伴います。微熱が下がらないなどの症状も・・・。
夏バテが長く続くような場合はやはり病院へ行って調べてもらう事が一番です。
夏だけじゃない朝の吐き気にはこんな事に注意が必要
夏に限らずに朝に起こる吐き気は前日の食事や血圧に気をつける事で改善が期待できます。
まずは前日夜遅くに食事をとっていなかったか?
夜遅くに食事をとると、胃で食べ物の全てを消化出来ないまま眠りにつく事になります。
寝ている間に消化を進ませようと胃酸が活発に胃の中に分泌され、朝起きると胃もたれや吐き気がするようになるのです。
コレを避けるためには、寝る前に食事をしない事、少し夕食が遅くなったら寝る時間も少しずらした方が良いでしょう。
その他には血圧も朝の吐き気に関係しているようです。
血圧が低い方は朝イチに体に血液が回りきらず体の働きが落ちてしまっています。
胃の働きも例外ではなく、少しの食事も胃の負担が大きくなり吐き気や胃もたれが起こる原因に!
夏バテから起こる吐き気のメカニズム
暑い夏を乗り切るために、クーラーをつけたり冷たいもの食べたりして体を冷やすように心がけます。でもこの対処の仕方が夏バテを生み出す事もあるんです。
ちなみに夏バテで吐き気などが起こるのは体の中の熱さが原因です。
熱いものは上へ上へと上がっていく習性がありますよね。体の中の空気も温まりすぎると
上へと上昇をしていきます。この時に起こるのが吐き気です。
もちろん胃に何か食べ物が入っていれば、吐き気だけではなく嘔吐してしまうでしょう。
さて話は戻って夏バテの対処方法ですが、暑い時は体の中から冷やすと涼しくなると言いますが、実はこれがNG!逆に温める時は中から温めるのがいいので、寒い時などは暖かい飲み物などを飲むと効果的です。
ではどうする事がいいのかというと、暑い時は外側から冷やすことがいいんです。体の体温を下げるために、衣服で調節をしたり、プールに入ったり外から体を冷やしてください。そして冷えすぎた体は中から温める事です。
間違えないで下さいね~。
- 健康・ダイエット