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猫の気になる臭いを解決!お部屋の消臭のポイント

2018.6.12

猫を飼っていると、お部屋の臭いが気になることはありませんか?

特に夏の暑い時期などには、気を付けたいものです。

床や壁の臭いが気になる時の解決法など、猫との生活を快適にするための消臭のポイントをご紹介します!

部屋で猫を飼っている時の消臭対策

今は猫を飼うのは完全室内という方が多くなりました。

家にお客様が来た時など、「臭いは大丈夫かな…?」と不安に思うこともありますよね。
猫は用を足した後に、砂をかけて埋めるという行動をとります。
これは、自分より強い猫や他の動物にも自分の居場所を知られないように臭いを消すためと言われます。
ですので、トイレが排せつ物で一杯になると、トイレとは別の場所で用を足すようになることもあるのです。

理想は、猫が用を足すたびに片付けることですが、なかなかそうもいきませんよね。
できれば、1日1回はトイレの中を片付け、減ってしまった砂やチップを補充しておきましょう。
砂やチップが少なくなりすぎると、用を足した後に上にかぶせられずに臭いが出る原因になります。

また、猫用トイレには、上部にカバーの付いたドーム型のトイレもあります。
臭い対策にカバー付きのトイレを使うのもおすすめです。
さらに消臭したい場合には、近くに空気清浄機を設置するというのも効果的です。

猫のマーキングかも!?部屋の消臭におすすめの方法

トイレを清掃しても臭いが強い場合は、トイレ以外の床や壁などにマーキングをしているというのも考えられます。

マーキングは去勢していないオス猫に多いと言われますので、マーキングの防止といった点でも早めに去勢してあげるのがおすすめです。

一度マーキングを覚えてしまうと、去勢してもマーキング癖は治らない場合もあります。
もし、マーキングによっての臭いならば、場所は決まった場所で行われているので対策をしてみましょう。

マーキングをしている場所に撥水加工シートなどを貼ります。
そして、もしされたらこまめに拭いて下さい。
トイレシートを張っておいて、それをこまめに取り換えるという方法もあります。
臭いが残っているとまた同じ場所にしてしまうので、消臭効果のあるものでふき取りましょう。
マーキング防止のためのスプレーも市販されていますが、効果のある猫とあまり効果のない猫がいるようです。

猫との快適な生活、お部屋の消臭ポイントは?

猫と快適な生活を送るためには、やはりこまめな清掃が一番です。
1日1回は猫のトイレの清掃をすることを日課にしましょう。

トイレの中だけではなく、その周りにも飛び散りなどがないか確認して下さい。
周りから臭いが発生している場合もあります。

猫用消臭剤もさまざまなタイプが販売されていて、どれを使っていいか悩むこともありますよね。
消臭剤は、大きく分けて2種類に分かれます。
強い匂いによって悪臭を感じにくくする芳香タイプと、臭いの元に効いて臭いを取り去る消臭タイプがあります。
臭いを消したい場合には、消臭タイプがおすすめです。

最近は猫にも安全な成分で作られている消臭剤も出ていますので安心して使えますよ。

ただ、使い過ぎは禁物です。
猫の嗅覚を刺激し過ぎてくしゃみが止まらなくなるという猫も聞いたことがあります。
個体差もあり、全ての猫がそうとも限りませんが、あまりに匂いの強いタイプは注意が必要です。

猫がトイレ以外で粗相をした!自作スプレーで消臭

猫が絨毯や畳の上でおしっこをしてしまった場合、市販のスプレーを使っても良いですが、自分で消臭スプレーを作ることができます。

1.おしっこの水分をしっかり拭き取る
絨毯や畳など、しみ込んでしまうものには、新聞紙や乾いたぞうきんなどを使い水分をしっかりと取ります。

2.クエン酸を水に溶かしたクエン酸水でふき取る
尿はアルカリ性ですので、酸性のクエン酸で中和しましょう。
200mlの水に、クエン酸を小さじ5~6杯溶かし、スプレー容器に入れます。
多めに吹きかけてふき取ります。

3.消毒用のアルコールで消毒する
アルコールを使い消毒した後は乾燥させます。
しっかりと乾燥させたい場合には、ドライヤーを使っても構いません。

気温や湿度が高い時期は特に臭いが強くなる

部屋の臭いの元はペットの猫の体臭プラス、トイレの臭いが大きな原因でしょう。

特に気温が高くなる夏や、湿度が高くなる梅雨の時期などはいつも以上に臭いがしやすい環境にあります。
気温や湿度の上昇は、臭いを発生させる微生物の活動も活発にしてしまうのです。

微生物は気温が約30℃、湿度が70%以上になると活発に働き増殖していきます。
雨の日などは、窓も開けることができずに、臭いがさらにこもりやすくなります。

動物の体臭は、皮脂腺とアポクリン汗腺から出る分泌物が微生物に分解させることで発生します。
皮脂腺やアポクリン汗腺は、足の裏や耳、しっぽの付け根や肛門に多くありますので、気を付けてお手入れすることも臭い対策には有効です。

猫のトイレからの臭いも室内の臭いの大きな原因です。
猫の尿は、老廃物が多く含まれる濃縮尿で、臭いがかなり強いのが特徴です。
フンも肉食動物ならではの強い臭いを放ちます。
トイレの掃除を怠ると、尿や便に微生物が発生して、アンモニア臭などの嫌な臭いが部屋中に広がってしまうのです。

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