猫が粗相したあとの洗濯や掃除のコツ!トイレ環境が悪いかも!
2018.6.12
猫はかわいいんだけど、粗相をされると困ってしまう!猫のオシッコは臭いもきつくて洗濯しても取れにくいこともありますよね。
ましてや布団などの大物に粗相されたら、もうお手上げです。高いけど専門のクリーニングにまかせた方がいいの?
猫の粗相の跡片付けや予防の方法など、快適猫ライフのためのヒントです。
目次
猫に粗相された衣類の洗濯は酸素系漂白剤が手軽
酸素系漂白剤
通常の衣類など、家庭でも選択しやすいサイズのものであれば粉末の酸素系漂白剤を試してみましょう。
塩素系は生地の色や柄まで落としてしまいますが、酸素系は色落ちの心配はありません。
酸素系漂白剤でも液体と粉末がありますが、液体は効果が弱め。猫の粗相を洗うなら、粉末の酸素系の漂白剤を使用してください。
50~60度のお湯1リットルに対して、大さじ1杯程度の酸素系漂白剤を溶かして1~2時間ほど浸け置きします。
純石鹸と重曹
化学洗剤を使いたくない場合は、無添加の純石鹸と重曹を合わせ技で使います。
重曹を混ぜながら純石鹸で汚れものを洗ってください。
すすぐときは少量の酢を加えます。何度か洗って、乾燥は外で天日干しにしましょう。太陽の光には消毒効果も期待できます。
また、色落ちしないものであれば、沸騰したお湯で煮沸消毒すると効果は大。ただし、生地を傷める可能性が高いので最終手段として覚えておいてもいいかもしれませんね。
猫が粗相した布団は自宅の風呂場で踏み洗いしてお洗濯
猫の粗相で特に困るのが布団です。普段なかなか洗うものではないので、これを機に集配可能なクリーニング店などにお願いするのも方法かと思います。
ただ、どうしても出来るだけ安価に済ませたい、自分で洗いたい!という場合を考えてみましょう。
アンモニア臭を消すには熱湯が効果的らしい…ということで、風呂場の浴槽に布団を投げ込み沸かしたお湯を粗相された場所かける。
浴槽内なので、どんどんお湯を掛けてもOK。お湯の温度に気を付けて、次は足で踏みつけながら布団を洗います。このとき、繊維をこすらないよう、しっかり踏み洗いするのがコツ。
一度すすいでできるだけ水気を絞ったら酸素系漂白剤を入れて再度踏み洗い。
再度絞ったら洗濯機でいつもの洗剤に酸素系漂白剤をプラスしてスタート。脱水はいつもより時間長めか、2回行いましょう。
ちなみに自宅で布団を洗うときに注意したいことの一つが、水を含んだ布団の重さです。
おそらく予想以上に重量があるので家族に手伝ってもらう必要があるかもしれませんね。
猫の粗相で汚れた布団のお洗濯、乾燥はコインランドリーも
洗濯用洗剤や酸素系漂白剤は使わずに、重曹を使っての丸洗い方法もあります。
浴槽に深さ5センチほどぬるま湯を張り、重曹を大量投入!
布団を折りたたんで浸し、踏み洗いします。途中、一度お湯を入れ替えて少量の柔軟剤を加えて再び踏み洗い。
すすぎは何度かお湯を入れ替えながら、踏み洗いの容量ですすいてください。
干すときは陰干しで。扇風機や送風機で風を送って乾燥を促します。途中、布団を膨らませるように叩いて、ふっくら仕上がるようにしましょう。
早く乾燥させたいときには、コインランドリーの乾燥器が便利。1時間程度で乾かすことができるようです。
畳んだ状態で乾燥器に投入するので、途中畳む方向を変えるとむらなく乾燥しやすくなります。
羽毛布団やキルティング仕様の布団、毛布なども同様の洗い方ができます。
もし、布団の生地が傷んでいたり、古い布団であれば思い切って買い替えるタイミングかもしれませんね。
猫がトイレ以外で粗相してしまうのはどうして?
室内飼いの猫は本来決まった場所でトイレをすますはずですが、別の場所で粗相をしてしまうのはいくつかの原因が考えられます。
◆トイレに不満がある
トイレの広さやヘリの高さ。カバーの有無などデザイン性や形が気に入らない猫もいます。トイレの中はマメに掃除していても、うっかり側面に汚れや臭いが残っていて、排泄を嫌がることもあります。
◆トイレの置き場所が落ち着かない
家電の近くでかすかな音が気になる、鏡など視覚的に気になるものがあるといった、人間では気づきにくいことでも猫は不快に感じることがあります。臭い、音、光など猫が嫌がりそうな原因がないか、トイレの置き場所を見直してみましょう。
◆猫砂が気に入らない
猫砂には、固まるものや紙素材、木製素材など材質や形状、粒子のサイズに違いがあります。踏んだときの感触や音でも好みがあるようです。
もちろん、フンや尿が残ったままになっている汚れた砂もトイレ以外で粗相する原因になります。
◆トイレに悪いイメージを持ってしまった
たまたまトイレで用を足しているときに、大きな音や地震など怖い想いをした。トイレで逃げられないときに抑えられて嫌いなキャリーに押し込まれた。
そんな体験をすると「トイレ=怖い場所」という刷り込みがされてしまうかも。猫にとってトイレは安全な場所だと思えるようにしてあげましょう。
猫の粗相で汚した床や壁。しっかり臭いを取るならこの方法
猫が壁や床に粗相をしてしまった場合、臭いを残さないよう掃除しましょう。
基本的な掃除の手順は次の通り。
【1.オシッコをできるだけ完全に拭き取る】
カーペットや畳では、新聞紙や古布に染み込ませるようにしてしっかり取り除きましょう。
【2.クエン酸水で拭く】
尿はアルカリ性ですので、クエン酸によって中和して臭いを抑えます。
クエン酸・小さじ5~6杯(15~18グラム)を200ミリリットルの水で溶かし、霧吹きで拭きつけながら拭く。
【3.アルコール消毒】
最終的に、消毒用アルコールで全体を拭いてから、よく乾燥させます。ドライヤーで温風を当てるとすぐに乾きます。
以上の手順でも臭いが取れないようなら、「バイオミックス」や「ミョウバン水」を試してみてください。
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