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新生児の赤ちゃんに夜はミルクをあげてもいい?飲ませ方について

2018.6.24

初めての出産の時、完全母乳にしたいと考えるママも多いのではないでしょうか?

しかしどうやら母乳が足りてない?と感じた時、新生児の赤ちゃんに夜はミルクをあげてもいい?と悩むママも多いのではないでしょうか?

そんなお悩みのママにミルクの飲ませ方や、注意点などをご紹介します。

新生児の赤ちゃんに夜は寝てもらいたい時ミルクをあげてもいい?

母乳で赤ちゃんを育てている時、どんな時にもすぐに飲ませる事ができるのはとても楽だし便利ですよね。
しかし夜はできるだけぐっすり寝てもらいたいのに、短時間で起きてしまう・・・なんてお悩みのママも、多いのではないでしょうか?

ミルクは腹持ちがよく、特に夜は長い時間寝てくれることがある。と耳にしたことはありませんか?それって本当なのでしょうか?

調べてみるとこんなことがわかりました。
簡単に言うと粉ミルクは牛乳をもとに作られており、母乳と比べて消化するのに時間がかかる分、腹持ちが良いと言われているのです。

その反対に母乳は粉ミルクに比べて消化しやすく胃腸に負担もかけるこなく、消化不良を起こすこともなく、しっかりと栄養を吸収できると言われています。

ただミルクを欲しいだけ飲ませすぎると肥満になってしまう傾向も考えられますので、赤ちゃんの月例体重を大幅に超えるほど増減していなければ、心配する必要はありません。
長い目で見た時に子供を置いて出かける場合や、断乳のことも考えると混合の方がママの体の負担もなく楽ができることもあるかも・・・しれませんね。

新生児の赤ちゃんに夜はミルクをあげるとよく眠るって本当?

赤ちゃんが新生児のうちは3時間起きにおっぱいを飲ませなくてはならない為、熟睡することはなかなかできないものですよね。

しかし夜は少しでも眠りたいから、ミルクを飲ませて見ようかしら?と思うママもいるのではないでしょうか?
こんな体験をされたママがいたのでご紹介します。

あるママさんが試しに子供が1ヶ月~3ヶ月まで、夜10時くらいにミルクあげたら赤ちゃんが朝まで寝てくれたようです。
しかしおっぱいが張って痛くて、明け方に毎日搾乳することに・・・

赤ちゃんの体が大きくなってきた3ヶ月に入ったころから、ミルクをあげても夜中起きる様になり、ぐっすり眠るどころかだんだん起きる回数も増え、特に5ヶ月頃には6回も起きることがあり、寝不足でふらふらでミルクをあげる意味があるのか?と思いました。

それから2人目が産まれ、体重の増えが悪いと指摘されたので昼間はミルクあげ、夜はめんどくさいので母乳にしてます。ですが上の子と比べると5時間くらいは起きません。だから体重が増えないのかもしれませんが、起きる、起きないは母乳やミルクに関係なくその子の個性だと感じます。

新生児の赤ちゃんに夜ミルクを与えてもなかなか寝ない理由とは?

産まれたばかりの赤ちゃんは昼夜の区別がついておらず、続けて眠ることができる時間は3~4時間程度と言われています。

今までお母さんのお腹にいた環境が外の世界に出たことにより、興奮している状態とも言えるようです。

また、お腹がすいて起きてしまうと言うこともあります。母乳を飲ませた後でも泣いてぐずる時はありませんか?そんな時には50CCくらいのミルクを作り飲ませて見ましょう。

その他に考えられることは部屋の温度や、着せている衣服が暑すぎる、寒すぎると言ったこともあります。
赤ちゃんは体温が高いこともあり、たくさんの衣服を着ている時には不快に感じることもあるのです。

大人でも、暑ければ寝苦しいし、足先が冷たければ眠ることができませんよね。
まずは赤ちゃんの体に汗をかいてはいないか、体が冷たくないかを確認してあげてください。

もしお母さんが冷え性の時には、赤ちゃんの体感温度はお父さんに合わせてください。自分で判断がつかない時にはお父さんに、この部屋暑い?寒い?と聞いてみるようにしてください。

ミルクなどをあげた後は必ずゲップを!寝ない時にはこんな方法も

母乳やミルクなどをあげたあと、必ずゲップをさせましょうと産後に病院で指導を受けたと思いますが、ママも赤ちゃんも新米なので毎回上手にできるとは限りませんよね。

私自身も上の子がおっぱいを飲みながら寝てしまう子だったので、ゲップをさせても上手にできず、横向きにしていたらおっぱいを吐き出すなんて経験をしヒヤヒヤしたものです。

ゲップが出ない時に赤ちゃんをずっと縦抱っこしているのは辛いですよね。

しばらくしてもゲップが出ないようなら、仰向けだと苦しいようなので少し頭を高くして横向きに寝せてあげると良いでしょう。

またおっぱいを飲んでもなかなか寝ない赤ちゃんは「適応不全」と言われることがあります。この原因には、子宮の中とは違う外の世界に適応することがなかなかできず、眠れないということのようですが、今までお母さんのお腹にいた環境から違う世界へきたのですから、戸惑う赤ちゃんも中にはいるのです。

もしこの理由が原因で寝ない時には、子宮の中と同じ環境に近づけてみましょう。

子宮の中での赤ちゃんの状態はどんなふうになっていたのか?

丸い状態で羊水にユラユラ浮かんでいたのです。ママの心臓の音に赤ちゃんの耳を近づけユラユラ抱っこを試してみてください。

赤ちゃんを母乳とミルクで混合で育てたい時には

母乳とミルクの両方で混合授乳するには、おおまかに二つの方法があると言われてますのでご紹介します。

①まずは母乳を飲ませ、足りない分をまず赤ちゃんの月齢に合わせて40~80ml程度与えてみましょう。その時にどれだけ飲んだかを記録しておくと足りない分がどのくらいだったかが次にミルクを作る時の参考になります。

② そして次の授乳は母乳のみ、次の授乳はミルクのみと交互に繰り返しあげて赤ちゃんの様子を見ましょう。

母乳だけの授乳と考えて与えた時に、ぐずるようならミルクを足してあげましょう。

よくママが考えるのは朝までぐっすり寝てもらおうと寝る前はたっぷりミルクをあげるという方法です。

この時に注意してほしいのは、必ず左右のおっぱいを両方吸わせましょう。そうしないと片方だけ張ってしまいます。

次はミルクとした時の間のぐずってしまった時には、ミルクをすぐに与えるのではなくおっぱいのみということして、間隔をきちんとあけるようにしましょう。

赤ちゃんが自分で飲む量をコントロール出来るようになるのは、どのくらいなの?と感じることがあると思いますが、生後1ヵ月半くらいといわれています。

ミルクを飲んだ後に吐いたりするようであれば、量を減らしてみてください。1ヵ月健診のときに、体重増減がわかりますので赤ちゃんに母乳やミルクが足りているのか助産師さんに相談するようにしましょう。

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