顔の右側にしびれを感じるという人は、○○の病気の疑い!
2018.6.24
顔の右側にしびれを感じるという方はいませんか?
物が持てなかったり顔の下の方にもしびれを感じているならばすぐに病院に行きましょう。
しかし顔のしびれにはほかに原因があるので、顔のしびれを感じた時の考えられる病気についてご紹介していきたいと思います。
目次
顔の右側にしびれを感じる時ってどんな病気の疑いがある!?
顔面神経麻痺
顔面神経麻痺は顔がしびれてしまい、目をうまく閉じれない・顔が引きつってしまう・何を食べても味がわからない・よだれが垂れてしまうという症状があるときは顔面神経麻痺を疑ってください。
この病気は原因が明らかな”症候性”と原因が不明な”特発性”と分けられています。
原因が明らかなもので多いのは、ヘルペスウイルス感染症が多いです。
口唇ヘルペスを患ったことがある人が突然顔面麻痺を発症するケースがあるので、口唇ヘルペスになったことがあるという方は注意が必要です。
症状の表れ方は様々で、年齢や男女に問わず突然始まります。
顔面神経麻痺になったら麻痺している方の耳が過敏になる為、いつもより音が大きく聞こえたり、響いたりすることがあります。
顔面神経麻痺を患ったら、数ヶ月で自然治癒することもありますが、顔面神経麻痺がずっと残ってしまうケースもあります。
顔の右側にしびれを感じたら?他の箇所には異変が無いか注意して!
脳の血管障害
脳の血管障害はろれつが回らなかったり、片方の顔が動かない、顔だけではなく全身の片側が動かないという場合に脳の血管障害を疑います。これはとても危険な症状です。
この症状の特徴は”片側が麻痺している”ということ。この症状が出た時は自分の運転で病院に行かないようにしてください。必ず、すぐに救急車を呼んでください。
脳梗塞や脳出血が小さくたとしても、大きな梗塞や出血が遅れてくる場合があるのでとても危険なのです。
そして、自分だけじゃなく、身近にいる人にも注意して表情を見てあげてください。
身近な人がいつもと違ってろれつが回ってなかったり、行動が少しでもおかしいと感じた時はすぐに救急車を呼んで対応しましょう。
普通に生活していて顔の片側がしびれたり、動かないというときは、何らかの原因があります。
片側に異変を感じたら、顔面だけではなく、必ず体のどこかの箇所も症状は出るので、見逃さないように注意してください。
・最近太った
・顔の半分がしびれる
・顔から下もしびれを感じたり、手で物が持てない
・目が見ずらくなった
という症状がある方は要注意です。
顔の右側がしびれる時の原因は、緊張性頭痛も考えられるかも!?
緊張性頭痛
緊張性頭痛を起こすと顔にしびれを感じる時があります。
・頭を支えている筋肉が緊張している
・緊張していると血行が悪くなり、頭痛を引き起こす。
この緊張性頭痛を改善するには原因のストレスを取りきらなければ改善は難しいです。
しかし症状を緩和させるには、血行を良くする方法が取り入れられています。
自宅でも出来る緩和方法は、入浴やマッサージ、運動などを行うことで血管を拡張させ、血液の流れがよくなり、痛みがやわらいで痛みの原因だった凝りがほぐされるという方法です。
しかしこの緊張性頭痛は原因ともなるストレスを感じるといつでもやってきます。
まずはあなたの頭痛の種類がどれに当てはまるのかを見極める必要があるので頭痛について知識を付けましょう。
顔面神経痛と三叉神経痛はどうちがう!?
三叉神経痛は顔面けいれんを起こします。
顔の痛みを感じる感覚神経を三叉神経と言い、顔面神経痛と三叉神経痛が同じような原因で起こることが最近わかってきました。この病気は脳神経外科の手術で治る病気です。
主に神経を圧迫しているのが脳腫瘍と脳の血管だと言います。
それを取り除くと三叉神経痛が治るとされているので、病院の治療はしっかり受けましょう。
もちろん手術となればハイリスクになりますので担当医師としっかり話をして、後遺症の事も理解しなければなりません。
信頼できる病院の医師にお願いするのが一番いいです。
そこは妥協はせずに納得のいくまで医師と相談をしましょう。
脳の病気を早期発見するためには、定期的に脳ドックを受けよう!
今回は顔の右側半分にしびれを感じる時の病気についてご紹介してきました。
今回ご紹介した病気の他にアルコールによる顔のしびれもあるので、普段からアルコールを摂取している人はアルコールの量を考えたり、アルコールを控えるようにしましょう。
何より、顔の半分に違和感を感じたらすぐに脳神経外科を受診するのが的確です。
脳神経外科で調べてもらえればMRI検査などをするはずなので、脳の中の隅々まで調べてくれます。
顔の半分の違和感をそのままにしておくのはとても危険なので、違和感を感じた時点ですぐに病院に行きましょう。
そして、それが例えばよくある”頭痛”が原因で起こっているものであれば不安は解消されます。
何よりなんでも早期発見が第一です。
今脳外科でも脳ドックがありますので、年に1度くらいは脳ドックを受けることをおすすめします!
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