受験の失敗から立ち直れない。不合格は失敗じゃない!
2018.6.21
受験の失敗からなかなか立ち直れないで、苦しんでいる人。
しっかり、悲しみと向き合いましょう。落ち込んでみじめな気持ちを感じ切りましょう。
何事もなかったふりをするのはやめましょう。
しっかりと、悲しんで落ち込んで悔しがったら次に進むことができるはずです。
これからの長い人生を考えたら、志望校に合格できないなんてかすり傷程度ですよ。
目次
受験の失敗から立ち直れない…。原因を探しても見つからないよ
目標に向かって努力して、努力して、努力したのに認められなかった…
この現実を突きつけられて、すぐに気持ちを切り替えることができる人は、いないでしょう。
努力が大きければ大きいほど、その落胆する気持ちは、深く深く落ちていくことになるでしょう。
「どうしてダメだったんだろう…」
「どこで対策を間違ったんだろう…」
「どうしてあいつが受かったのに自分はダメだったんだろう…」
考えても考えても、はっきりしている答えはただ一つ「不合格」だと言うことです。
「不合格」という現実を、しっかりと受け止めることができていますか?
時間の問題ではありませんよ。
不合格したんだという現実を、受け入れることができなければ次に進むことはできません。
受験を失敗した…不合格…。立ち直れない時には?
志望校に合格するために、すべてを掛けてきたという思いがあればあるほど、不合格の現実は受け入れがたいものですよね…。
こんなにも頑張ってきたのに拒否されるなんて…。
きっと、不合格してしまった、目標を達成できなかった、努力が報われなかった…
このような気持ちから、抜け出せていないのではないのでしょうか?
不合格の原因を追究することはできません。
進学や就職は「縁」だと思います。
好きな相手が、必ずしも自分のことを、好きになってくれるとは限りません。
自分がいきたい道が、自分の進むべき道だとは限らないのです。
思いが強ければ強いほど、周りを見る余裕はないかもしれません。
手に入れたいものが手に入らないもどかしさは、大人になれば当たり前のことなのです。
社会に出れば、自分の思い通りに物事が進むなんてことは、ないに等しいのです。
自分で決めた道を進むことができないということは、その道を歩み続ける体力がないから拒否されたのです。
近所のハイキングコースでさえ、歩くことができないのに、エベレスト登頂を果たすことができると思いますか?
自分の立ち位置を、しっかりと客観的に見てみましょう。
受験で失敗したことで立ち直れないままでいると大事なものが見えなくなる
「受験に失敗して、第二希望の学校へ進学したけど、生涯の友と出会えたし、今のかみさんと出会うことができた」
などという話を聞くと、人生ってなんなんだろうって、思いませんか?
志望校に進学していたら、生涯の友と出会うことができなかったでしょうし、今の奥様と結婚してカワイイ子供も、この世に誕生していなかったでしょう。
そう、別の道なんてないんです。
今、あなたが歩いている道しかないんですよ。
ですからいつまでも「あっちがよかった」と言っていても意味がありません。
今いる場所が、あなたに最もふさわしい場所なのです。
不合格なだけ。悪くもないし、失敗もしていない
第一志望の学校に、合格するために頑張りましたよね?
頑張って、頑張って、頑張って、やりたいことを我慢して努力してきたのに、報われないなんて残酷ですよね。
でも、その「頑張って、頑張って、頑張った」ことはなくなりません。
合格したからと言って成功したわけではありませんし、不合格だからと言って負けたわけでもありません。
なにかの目標を達成しようと頑張って取り組んだことは、自分では気づかないかもしれませんが、あなたを一回りも二回りも成長させているでしょう。
受験の時に力を出し切れたのか、出し切れなかったのか、力が足りなかったのかはわかりません。
でも、頑張ったことは絶対に生かされる時が来るのです。
それが受験の時ではなかっただけなのです。
がっかりするのは当然です。
気分が落ち込むのも当然です。
しっかり休んでたっぷり寝たら友達とたくさん遊びましょう!
落ち込んで、力を付けて、遊んで、前を向こう!
受験をサポートしてくれた学校の先生や、塾の先生、両親へ感謝していますか?
しっかりとお礼を伝えることができていますか?
自分が思い描いていない道を、探さなければならないんですから、いつまでも落ち込んでいるわけにはいきません。
落ち込むことは必要ですが、しっかりと落ち込んで、悲しんで悔しがったら、顔をあげてしっかりと前を向きましょう!
今まで、受験勉強のために我慢してきたことやって、元気を出しましょう!
ゲーム?ダラダラ?友達とカラオケ?ショッピング?
落ち込んで遊んで、発散して悔しい!と叫んだら、気持ちが回復してくるはずです。
不合格で傷ついた心が回復してきたらきっと、いい顔つきになって歩き出しているはずです。
悔しい気持ちや、悲しい気持ちを抑え込んではいけませんよ。
その気持ちからも、学ぶべきことはあります。
1年後、3年後、5年後「あの時不合格でよかった」と感じる時がきっと来るはずです。
通り道が違うだけです。
努力して進んだ道と、なんとなく進んだ道では達成度が違ってきます。
どんな道でも、しっかりと、考えながら歩み進めましょう。
- 勉強・学校