新しいメモのカタチ

新しいメモのカタチ│サーチノート

呼吸が浅いと貧血になるってホント?血流改善には酸素が必要

2018.6.22

呼吸が浅いと身体の様々なところに不調が出てきます。
不眠や、冷え、不安感に体のこわばり。貧血もその一つです。
意識しないと呼吸は浅くなります。

生活の中に腹式呼吸を取り入れて血流を改善し、貧血を予防していきましょう!

呼吸が浅いってどういうこと?貧血予防に深呼吸

深い呼吸が、どういう呼吸の仕方か知っていますか?
浅い呼吸とは、どういう呼吸の状態なのかを知っていますか?

「浅い呼吸」とは胸式呼吸のことです。
浅い呼吸だと、肺の奥まできちんと空気が送り込まれませんので、取り込まれる酸素の量も少ないですし、吐き出す二酸化炭素も少量です。

呼吸が浅いと体内に取り込む酸素の量が少ないので、体が必要とする酸素の量に満たない場合があります。
そのために疲労回復に時間がかかったり、新陳代謝が落ちてしまったり、老廃物がうまく処理されない状態が続き、慢性疲労の原因となってしまいます。

また、呼吸が浅いということは呼吸の回数が多いということです。
意識して増やしているわけではありませんが、呼吸が多いと無意識に気持ちが焦る状態になるようです。
落ち着く時は「深呼吸」と言われているように、浅い呼吸が続くと、無意識にイライラしてくる状況を作り出していると言えます。
この状況は交感神経が働きすぎて、自律神経のバランスを失っている状況と言えます。
この、自律神経が乱れることと、貧血との関係について説明したいと思います。

呼吸が浅いと貧血になるの?その理由とは

先ほど、浅い呼吸が続くと、気持ちが焦っている状況になってくると説明しました。
この、精神的に緊張している状況が続くと、「過呼吸」になってしまう恐れがあります。過呼吸により、呼吸機能が乱れます。
それと、同時に鉄分の調整にも影響が出るので貧血になりやすと言われています。

自律神経を整えるためには、深い呼吸、すなわち「腹式呼吸」を意識的にするようにしましょう。

腹式呼吸を続けると、リラックスしている状況になります。
その時に脳内で、セロトニンという神経の伝達物質が分泌されます。
セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれており、セロトニンが不足すると、体に不調が出てきます。

呼吸が浅いと、体調不良に…腹式呼吸で不眠や貧血を改善しよう!

腹式呼吸のやり方をご紹介します。

椅子に腰かけます。
背筋を伸ばして、鼻からゆっくりと息を吸い込みます。
お腹が膨らむように、空気を肺いっぱいに溜めましょう。
これが結構むずかしいのです。
はじめは上手にできませんが、ゆっくり空気を吸うことに集中してみましょう。
お腹を膨らましながら、息を吸うことができるようになったら、今度は息を吐きだしてみましょう。

鼻からお腹いっぱいに空気を吸い込みます。
できるだけゆっくりと吸い込みます。
そのあと、口から空気を吐き出していきます。
鼻から息を吸った時間の倍の時間をかけて口から吐き出していきます。

鼻からお腹を膨らましながら、空気を体内に取り入れることもむずかしいですが、時間をかけて体内の空気を口から吐き出すこともまた、難しいです。

慣れるまでは繰り返し繰り返し、自分のテンポとタイミングで「吸う・吐く」を繰返してみましょう。

吸っている時はお腹を膨らませ、吐き出す時はお腹を徐々にへこませていきます。

息を吸う時間と、吐き出す時間は徐々に長くしていくようにしましょう。

身体がポカポカしてきませんか?

椅子に腰を掛けるよりも、立った方が呼吸がしやすければ立ちながら、仰向けになった方が呼吸がしやすければ仰向けになって腹式呼吸をしてみましょう。

自分がやりやすく、リラックスできる状態で行うことが一番です。

身体に酸素がたくさん取り込まれれば血流がよくなり、貧血の改善にもつながりそうですね。

呼吸は自分でコントロールすることができる!

心臓を意識して動かすことはできますか?
できませんよね?
でも、呼吸は自分でコントロールすることはできるでしょう?

自律神経の中でも、自分の意識によりコントロールすることができるのが「呼吸」です。
自分の意識でコントロールすることができるのですから、是非、腹式呼吸で自律神経を整えましょう!

いくら吸っても酸素はタダですよ!

病院へ行くほどではないけれど、なんとなくだるかったり、スッキリしなかったり…
そんな症状に悩まされていませんか?

・目覚めが悪い
・肩や、首が凝る
・便秘・下痢
・冷え性
・むくみ
・心配事が頭から離れない
・身体がなんとなくこわばっている
・フラフラする

これって浅い呼吸が原因かもしれません。

呼吸の役割は様々ありますが、一番の役割としては「体内に酸素を取り込むこと」ですよね。
呼吸が浅いと、体が必要としている量の酸素を取り入れられていないということです。
血中の酸素濃度が低下しますので、代謝が落ちてしまいます。
悪いものが排泄されないので、いつまでもすっきりとしない状態が続いてしまいます。

深呼吸や、腹式呼吸はいつでも、どこでもできますから、生活の中で大きく息を吸ったり、長く息を吐くこと取り入れてみましょう。

私も、夜中に目が覚めてしまい、ぐっすり眠れたという満足感を得られない日が続いたのですが、寝る前に横になって、深くゆっくりと呼吸を繰返しながら入眠するようにしました。
一週間くらいすると、夜中に目が覚めずに朝まで寝られるようになりました。
また、朝起きるのがつらい時も深呼吸を繰返すようにしました。
深呼吸を何度か繰り返すと、スッキリと目が覚めてくるようになりました。

きっと、寝ている時は呼吸が浅いのでしょう。
眠る時も起きる時もたっぷりと酸素を体内に取り入れるようにしてみてはいかがですか?

 - 健康・ダイエット