新しいメモのカタチ

新しいメモのカタチ│サーチノート

可愛い飼い犬にワクチンを接種していますか?その必要性を調査

2018.5.31

犬を飼ている人はワクチンを毎年接種することは基本だと思っていますが、本当に毎年接種する必要性はあるのでしょうか?

私もミニチュアダックスを飼っていて子犬の時からワクチンを受け続けています。
獣医さんからも毎年ワクチンを接種するように言われていたので、疑問に感じたことはありませんでしたが海外ではどういった感覚でワクチンを受けているのか、気になったので調べてみました。

犬のワクチンを毎年接種する必要性とは?

日本では毎年ワクチンを接種するよう獣医さんから言われていますが、ヨーロッパでは3年から5年に一度、アメリカでも数年に1回が一般的になっているようです。

こういった話を聞いたことがある人は、ワクチンは毎年ではなくてもOKなんじゃ?と思いますよね。

ですが実際に日本では少し事情が違うのです。

日本と外国の違いはワクチンの効能の持続性の違いにあります。

日本で一般的に使われる混合ワクチンの中には1年ほどで効果がなくなってしまうものと数年間効くものがあるのです。

効果が切れたものだけを追加で摂取する方法が基本的にとられていないので、日本では1年に1回受けるように言われるのです。

ただ、高齢犬や心臓疾患のある犬は混合ワクチン自体が体の負担になることも・・・。
そういった場合には血液検査で、どの抗体が切れているのかを調べる事もできるので、ワクチンの必要性や切れたものだけを接種する方法などを獣医さんとよく相談するとよいでしょう。

犬のワクチンの必要性はわかるけれど副作用も少し心配

ワクチンを接種して、その病気を発症してしまう事も稀にあると言います。

最近ペットで人気のフェレットもワクチンを接種します。
フェレットは専用のワクチンがないために犬用の混合ワクチンを接種するそうです。

フェレットはもともとジステンパーになりやすい動物です。混合ワクチンを接種後、薬の副作用でジステンパーを発症し亡くなってしまうケースもあるようです。

犬にも同じように、何か副作用がでる可能性があるので心配になりますよね。

私も、飼っているミニチュアダックスをワクチンに連れて行った時、家に帰ったら犬の様子をよく観察するように言われました。

いつもと様子が違えばすぐに連れてくるようにと伝えられました。

また、「副作用で顔が腫れてくるかもしれません」とも言っていたので、顔のどの辺が腫れるのか聞いたところ顔全体が風船のように大きく腫れるとの事。

それを聞いた私はドキドキしながら1日犬の様子を観察しました。

幸いなんともなかったので良かったです。

犬のワクチンの必要性。よく一緒に外出する人て徹底しよう

今は犬や猫、ウサギやミニブタ、鳥やフェレットなどペットを飼う人が増えています。
それに伴い、いろいろな施設でも犬の同伴が許されているところが増えてきていますよね。

たとえば、ショッピングモールやカフェ、温泉やレストランなどがあります。
そういったところは、必ず同伴の条件として狂犬病のワクチンと混合ワクチンの証明書を提示するよう求められます。
外で自分のテントに宿泊するキャンプ場でもそうです。連れて行けるのはペット同伴可のキャンプ場です。
ほとんどのペット可のキャンプ場は証明書がなくても良いのですが、1部の高規格キャンプ場ではワクチンの証明書の提示を求められることが増えてきています。

ですから、犬とよく出かける人は特にワクチンに接種は徹底して行わなければいけません。
犬と暮らす上で、ワクチンはマナーの一つなのです。

とはいっても、愛犬と一緒に泊まれる温泉などは本当に助かりますよね。
昔なら、犬を家に置いていくのが可哀想で温泉に泊まりに行けない人も多かったのではないでしょうか・・・ペット同伴可の施設が増えることはありがたいと思います。

犬のワクチンの勘違い?1度きりではダメなんです

犬を飼う中でワクチン接種は当たり前になっていますがそうではない飼い主も実はかなり多いのです。

私の知り合いは、犬には子犬の頃に1度ワクチンを打ち、それ以降は無いと言っていました。
「1度打っているから大丈夫でしょう」との事。話を聞くと、人間の子供の予防接種のように1度で済むものだと勘違いをしていたそうです。

犬の場合は効力が短いことを伝えると、ワクチンは毎年する必要性があるのね、と納得してくれました。

また犬もワクチン自体は副作用もあることから体に負担がかかるものです。
混合ワクチンの種類が増えるほど危険も高まります。

私のミニチュアダックスの獣医さんは、混合ワクチンの8種の中にはミニチュアダックスはほぼかからない病気のワクチンが含まれているので5種で充分と思いますと説明してくれました。犬の健康状態や、犬種に違いを考慮し、ワクチンを選んでくれる良心的な獣医さんなので安心して通うことができています。

子犬のワクチンの必要性とは?

犬はワクチンの効果の持続性が短いことがわかっています。
どれくらいで消えてしまうのかは、1頭ずつ違うので時期ははっきりとしません。

混合ワクチンの抗体は1年ほどで消えると言われています。
ワクチン接種の前には必ず血液検査をします。その血液検査とワクチンで、私が連れていく獣医さんでは12000円の料金になっています。

子犬の時にはワクチンの回数が増えます。
子犬の時には、人間と同じでお母さんのお乳から栄養とともに抗体も受け継ぎます。
このもらった抗体は、1か月半から5か月ほどで消えてしまいます。
そのあとは、子犬自身が抗体を作るのですがこのお母さんからもらった抗体が消えかけた時期に1回目のワクチン接種が行われます。(生後1か月半頃)

その後、追加接種が2回行われます。その時期は、生後3か月と生後4か月の時期です。

子犬時代は、ご飯の回数も多くトイレのしつけや予防接種、飼い主との触れ合いなど時間と愛情をたっぷりとかけてあげなければいけない忙しい時期ですね。

予防接種を毎年受けて、健康で長生きしてほしいものです。

 - 動物・ペット