新しいメモのカタチ

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眼科受診後コンタクトを購入。ホントは処方箋なくても買えるけど

2018.5.30

眼科を受診してからコンタクトレンズを購入しますよね?

ですが厳密にいえば眼科を受診して処方箋をもらわなくてもコンタクトレンズを購入することは可能でですし、コンタクトレンズを購入するのに眼科医からの処方箋は必要ないのです。

しかし、コンタクトレンズは直接目に入れて使用するもの。

視力も乱視・遠視・近視など、お医者さんに診断してもらわないと自己判断ではわかりませんよね?

トラブル回避の観点からも目の健康を失わないためにもコンタクトレンズを購入する時には眼科を受診して処方箋をもらうようお勧めします。
また、コンタクトレンズを使用し続けるなら目の定期検診を受けるようにしましょう。

眼科を受診して処方箋をもらわないとコンタクトって購入できないの?

コンタクトレンズは「高度管理医療機器」として薬事法の規制を受けていますが、コンタクトレンズを購入する時には医師からの「処方箋」を必要とはしないということを知っていますか?

よく眼科と併設しているコンタクトレンズ店を見かけますよね?
というか、コンタクトレンズの販売店の横に眼科が併設されていますよね?

私は「眼科で診察を受けて処方箋をもらわないとコンタクトレンズって買えないんだ」と勝手に解釈していました。
きっとそう思われている方は多いと思います。

しかしながら現実はそうではないようなのです。
調べてみると「医療と販売は分けて行うべき」という「医販分離」の考えがあり厚生労働省からはっきりと示されているようです。

こういった観点からも眼科のお医者さんは患者から「処方箋のみ」を要求されても断ってはいけないそうなのです。

眼科を受診しなくてもコンタクト購入できるの?処方箋っていらないの?

ですが多くのコンタクトレンズ販売店では「処方箋」がないと販売しませんというスタンスのお店が少なくないのが現実です。

国で定めていないのにコンタクトレンズ販売店はどうしてそんなにも「処方箋」を欲しがるのでしょうか?

その理由を調べてみました。

大きな理由としては「処方箋なしで販売したコンタクトレンズを使用したことによって目に何らかの障害や不具合が生じた時に責任問題を回避するため」のようでした。
目に直接入れて使うコンタクトレンズですからこういったトラブルが起こってしまう可能性がないとは限りませんよね。
ですが、処方箋をもらって購入すればトラブルが起こらないのでしょうか?
ちょっと違う気がしますよね。

1day用なのに一週間使ったり、洗浄液で洗わないなど正しい使用方法で利用しないからトラブルが起きると考える方が正当ですよね。

コンタクトレンズを購入するにあたったは「処方箋」の必要はないと言いましたが、コンタクトレンズを使用しているなら眼科に定期的に受診するようにしましょう。

自覚症状がなくなくても3ヶ月に一度は眼科の受診をお勧めします。

眼科で受診後コンタクトを買う。処方箋がなくても購入可能だけど…

いくら処方箋がなくてもコンタクトレンズを購入することができると言っても自分の視力を知らなければ度付きのコンタクトレンズを購入することはできません。

ソフト?ハード?どのようなコンタクトレンズを買ってどんな使い買い方をしたらよいのかわからない人はやはり一度、眼科を受診することをお勧めします。

初診料・診察料・検査料が必要となります。
もちろん受診する眼科によってかかる費用はかわってきますが、大体3,000円前後が相場だそうです。

使用方法や注意点などをしっかり聞いて自分にあったコンタクトレンズを購入しましょう。
眼科受診料の約3,000円を高いと思って自己判断でコンタクトレンズを購入し、目にトラブルを抱えることになるのか、授業料だと思って眼科で検査を受け、使用方法などをしっかりとレクチャーしてもらってからコンタクトレンズを購入するのかはあなた次第です。

処方箋の義務はなくてもやっぱり眼科の受診をお勧めします

コンタクトレンズ販売店が「責任回避」のために処方箋の提出を求めるということはコンタクトレンズを使用することはトラブルに繋がると考えてもよいのではないのでしょうか?

視力矯正のためではなくファッションの観点から多くのカラーコンタクトが流通していますがやはり、目に直接装着する医療器具ですので間違った使用方法で利用すると思わぬトラブルを招きかねないということをしっかりと覚えておきましょう。

視力も度数だけではなく近視・乱視・遠視など、見え方の診断は眼科医にしかできません。

一度診察を受ければ通信販売などでもコンタクトレンズを購入することは可能ですが、眼の健康を考えるとやはり眼科で定期検診を受けることをお勧めします。

ソフトでもハードでも!コンタクトレンズのメリットデメリット

コンタクトレンズは「ハード」と「ソフト」の二種類にわかれていますね?
それぞれの長所と短所をまとめてみました。

◎ハードコンタクトレンズ◎

素材に水分を含まない角膜よりも小さいサイズのコンタクトレンズです。

ハードコンタクトレンズを選ぶ一番の理由は「安全性」
ハードコンタクトレンズには酸素供給の経路が3つあり、目に必要な酸素を角膜へと大量に届けてくれます。
まばたきすることによってレンズ下の涙が常に交換されます。よって涙に含まれている酸素を常に届けられている状態を保つことができます。
ソフトコンタクトレンズと比べるとわかりますがハードコンタクトレンズは本当に小さい!ですから目に装着しやすいのも毎日使うものだからうれしいですよね。

ハードコンタクトレンズを着用することの一番のデメリットは「目の乾燥」
長持ちするレンズだからと言って眼科への定期検診を怠らないようにしましょう。
また、レンズが固いため「異物感」を感じやすく、慣れるのに1~2週間程度かかることもあります。

◎ソフトコンタクトレンズ◎

ソフトコンタクトレンズはレンズ自体、水を含む素材でできています。
ハードコンタクトレンズとは違い角膜全体を覆う大きさのレンズとなります。
ソフトコンタクトレンズを選ぶメリットはなんといっても「使用感」
素材が柔らかいので違和感が少なくレンズがずれにくいので付けていることを忘れる使用感を得られることができます。

ソフトコンタクトレンズの一番のデメリットは乱視矯正ができないこと。
乱視がある人はソフトコンタクトレンズを使用することはできません。

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