お金に執着する心理とは?お金に執着しても幸せになれない
2018.6.10
お金に執着する心理とはどういった状態のことでしょうか?
お金のことを考えないで生活している人はいないでしょう。
でもそのお金に対する考え方で幸福度が違ってくるように思います。
自分だけではなく自分の周りにも利益をもたらす物事の考え方ができる人はお金に好かれますよね。
自分の懐具合のみ考える人に、お金も幸せも寄ってはきません。
リンゴを一つ買うにしても「200円減った」と感じるか「美味しそうなリンゴが食べられる!」と思うかで人生が変わってくると思いませんか?
自分がお金を使う時にどう感じているかを考えてみてください。
あなたが、お金に執着しているのか、大切にしているのかの違いがわかると思います。
目次
お金に執着する心理って?
あなたの『お金』に対するイメージってどんなものですか?
例えば両親が常にお金のことでケンカをしている幼少期を過ごしてきたとします。
そうすると、あなたは『お金』のことを『両親を苦しめた悪者』として認識して育ってしまいます。
そして、『お金』=『悪』と言うイメージが擦り込まれてしまいます。
こういった、お金に対するイメージは潜在的に埋め込まれてしまうために、普段は意識することがありません。
しかしながら普段からなんとなく『お金』を遠ざけるような生活を、してしまうのです。
そうして現実に『お金』と縁遠い人生を送ることになってしまいます。
お金に執着するということは、お金を貯めこんだり、ケチなことをするのではなく『お金に支配されている』心理のことを言います。
お金に執着する心理について
お金には不思議な力が宿っていると思いませんか?
今稼げる範囲内で生活をしていけばいいだけの話なのに「足りない、足りない」と言いながらお金に追われて生活している人は多いと思います。
そして、お金を使って食料品を買うと「お金が無くなった」と思ってしまいます。
でも、それっておかしな話です。
栄養のある食料品を買って健康的な生活を送り、仕事をして賃金を得るのですから、食料品を買うことは、お金が無くなることではなく、お金を稼ぐことなんです。
お金を使うことに対して「無くなる」と感じる人はお金に執着していると言ってもよいでしょう。
お金を使って生活を成り立たせることに感謝しながらお金を使うようにしてみてください。
きっと、あなたの人生がガラリと変わってくるでしょう。
人生で窮地を迎えた時にわかるはずです。
手元にたくさんのお金があっても生活が立ち行かなくなることがあることを…
結局助けられるのはお金ではなく、「人」なのだということ…
お金に執着する心理状態とは?
みんな本当に何千万も貯金を持っているのでしょうか?
産まれながらの資産家や、たぐいまれな才能を持ち、その才能をビジネスに活かし、凡人では稼ぎ出せないようなお金を生み出せる人も、世の中にはいます。
でも、大抵は数万円を大金と感じて生活している人々で、成り立っている世の中なのではないのでしょうか?
せっかく稼いだお金を使うことがイヤですか?
健康で仕事ができることって幸せです。
そして給料を稼げるのですからこれ以上の幸せはないはずです。
お金に対しての「気持ち」を変えてみては?
「使うと減っちゃう!」と思っている人にお金は寄り付いてきません。
私は「使ったら、倍返ってくる」と思って使うようにしています。
もちろん倍返っては来ませんよ。
でも、ピンチになると何となく臨時収入で助けられることが多いです。
お金を気持ちよく使うとお金に感謝されるような気がします。
お金は手元に多く残すのではなく、自分の周りをふわふわ浮いている感じで付き合う方がお金に困ることが少なくなるような気がします。
ケチ?節約?なんでもお金に換算しては人生がさみしくなる
貯金や節約を徹底して行う人はケチでお金に執着していると思いますか?
どうして『お金』に執着してしまうのでしょうか?
お金に執着しているとお金の方があなたを敬遠してしまいます。
お金お金お金お金…
どんなこともお金に換算したり、本当に本当に少しなのにそのお金を得るために人を裏切ったり、陥れたり…
そんなことをして手に入れた『お金』は何倍にもなって逃げて行ってしまうのに…
とりあえず手元に入るお金のことばかり考えている人はある程度のお金は所有しているかもしれません。
でも、人生の幸福を手に入れているように見えますか?
お金に執着することと、お金を大切に使うことは違います。
とにかくお金を手に入れて、とにかくお金を使わない人と、周りと相互扶助の関係を築きながら仕事を進め、成功をおさめ成果報酬を手に入れる人。
所持金の額は同じでも、どちらが幸せだと思いますか?
1円を節約して100円を無駄にしていませんか?
そうは言ってもお金はしっかりと考えて管理して使わないとあっという間になくなってしまいますよね?
お金は稼がなければ手に入りませんし、使わないと生活していけません。
ですから、稼ぐときと使う時の気の持ち方を変えてみましょう。
自分の収入よりも、周りの人に利益をもたらすような仕事の仕方をしてみましょう。
一円でも安いものに目を向けるより、今必要なものを必要なタイミングで手に入れられる喜びを感じましょう。
ものが溢れている時代だからこそ「買わない」ことも必要です。
食事は例外ですが、ついつい「便利グッツ」や「100均アイテム」を購入してしまいませんか?
これらはきっと、あなたの生活を便利にも豊かにもしないでしょう。
便利になった「気がする」だけで、なくても生活に困らないものだと思います。
100円でも立派な投資です。
でも、100円の投資は9割がた失敗してしまいます。
1円は節約するのに「100円だからいいや」と思って使ってはいませんか?
これはお金を大切にしているとは言えませんよね?
こういったお金に対する「考え方のクセ」を変えていくことでお金に執着するのではなく、お金を大切にする行動が身についてくると思います。
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