新しいメモのカタチ

新しいメモのカタチ│サーチノート

一人暮らしで猫を2匹飼う時の注意点や2匹目を飼う時の心得

2018.6.10

一人暮らしで猫を飼っている人はいますが、最終的に2匹飼いたいと思う人も多いと思います。

日中1匹でお留守番するのは寂しい思いをさせてそうだし、猫が2匹で仲良く遊んだり寝たりしてる姿は想像しただけで癒されますよね。

一人暮らしで猫を2匹飼う時に注意したい事について、2匹目を飼う時の心得などをまとめてみました。

一人暮らしでも猫を2匹飼えばよかったと思った理由

私は2匹いる猫のうち、1匹を貰って飼い始めました。しかし、すぐに2匹同時に引き取ればよかったと後悔しました。

何故ならうちの猫は寂しがり屋で甘えん坊だったからです。一人暮らしだし2匹飼うのは色々と大変かもと思って1匹だけ引き取りましたが、昼間仕事に出ている間1匹だけ家に残していくのが心苦しく思うようになりました。

私が帰宅すると、嬉しそうに玄関まで迎えに来てくれて、時には私が車を駐車場に止めた時点で、家の中から猫の鳴き声が聞こえて、待っていることが分かります。

一匹で寂しい思いをさせているのだと思うと、あの時どうして2匹引き取らなかったのだろうと後悔します。

多頭飼いに向くかどうかは猫の性格によりますが、猫も寂しいと思う感情を持っていると思います。
一人暮らしだからこそ、うちの猫は私がいない時に一緒に過ごせる仲間がいた方が良かったのではないかと考えます。

一人暮らしで猫を2匹飼ってみて思ったこと

猫が大好きで、一人暮らしで1匹の猫を飼っていました。仕事が落ち着いてきたので、駅近のマンションに引っ越して、もう1匹猫を飼う事にしました。

ちゃんと1匹目との相性を考えて2匹目の猫は大人しそうな性格の子猫にしました。しかし、飼い始めると子猫の性格が予想と違っていて、やんちゃでした。

2匹目が子猫の頃はやんちゃでも1匹目の猫が成猫だったのでパワーバランスが何とかなっていましたが、成長するにつれてやんちゃ度が増していきました。

2匹の相性が悪く、毎日喧嘩ばかりです。夜中も喧嘩するので、その音で眠れない日が続き仕事に支障をきたすこともあります。2匹飼った事を後悔してしまいました。

そして、30代半ばになり、結婚に焦りを感じるようになってきました。猫好きな仲間さえいれば良いと思った時期もありましたが、その猫好き仲間も家庭を持って行くので焦っています。

一人暮らしで猫を2匹飼いたいときは

一人暮らしの人でこれから猫を2匹飼いたいと思っている人もいるでしょう。今はまだ猫を飼っていない場合、一人暮らしで猫を飼うなら1匹飼って様子を見て2匹目を迎え入れたいと思っていませんか?

これから猫を飼い始めて最終的に2匹飼いたいと思っているなら、出来れば最初から2匹同時に飼い始めるのがおすすめです。更に、兄弟猫や同じくらいの年齢、前の場所で仲良くしていた2匹など、その2匹に共通点があった方が、2匹が仲良く暮らしていける可能性が高くなります。

すでに1匹飼っていて、これからもう1匹飼い始める場合は、先住猫は新しい猫が自分のテリトリーに入ってきたことでストレスを感じて食欲が落ちたり常に喧嘩ばかりしてしまいかねません。

先住猫がいて新しく猫を飼い始める場合は、新しい猫をいきなり同じ部屋に放さない方が良いでしょう。先住猫の入れない部屋か大き目のゲージなど新しい猫専用の空間を用意します。そして徐々に先住猫と新しい猫を慣らしていったほうが、猫の負担も軽くなるでしょう。

一緒に寝たり仲良く遊んだりしているところを想像して多頭飼いを始めたいと思う人もいるでしょうが、時間をかけてもどうしても相性が悪い猫もいます。

そういう場合は、それぞれがいる部屋を完全に分けるなどした方が猫のためですが、一人暮らしではそういう環境を用意するのが難しいこともあるでしょう。これから多頭飼いを始めようと考えている人は猫の相性が最悪だった時の事も考えて検討してください。

一人暮らしの人が猫2匹と暮らす物件のポイント

・ペット可物件
ペット飼育可能物件であることは、ペットを飼う人にとっては最大の必須条件です。ちなみに、物件情報にペット可と記載されていても、小型犬1匹のみOKなどの条件がある物件も多いので、不動産屋ではペット可物件ではなく猫2匹OKの物件を探していると言いましょう。

・広さ、部屋数
家の中で猫が動けるスペースは必要で、まだ若い猫なら走り回る事もあります。猫を2匹飼うなら、尚更広さも必要です。また、猫同士があまり仲が良くない場合は1Rよりも1LDKや2DKを選ぶなど部屋数も考慮した方が良いでしょう。

・新築よりは築年数が経過している部屋
人としては新しくて綺麗な部屋に住みたいところですが、猫を飼っていると予想外に部屋に傷がついてしまう事もあるでしょう。築年数が経過している部屋では多少の傷なら目立ちません。

・家賃は妥協する
ペット可の物件は、同じ条件のペット不可の部屋と比べると少し高い傾向がある気がします。他の希望する条件を出来るだけ多くクリアしようと思うと、家賃は多少高くても仕方ありません。

・設備が古くても妥協する
新築よりも少し築年数が経過してる部屋の方が気が楽ですが、その分設備は最新でないことが多いです。

・駅近や利便性は妥協する
駅近ですべての条件を網羅する物件はペット不可物件でも家賃が高いです。猫を飼うからには譲れない条件があると思いますので、駅までの距離や利便性のいい駅を避けるなど妥協が必要となるでしょう。

これから猫を飼い始める人は何を準備したらいい?

猫を飼い始めると猫が喜ぶだろうと思って、おもちゃやベッドなど猫様への貢ぎ物をたくさん購入してしまう人もいるでしょう。
しかし、高かったのに見向きもしてくれないことも珍しくありません。それどころか、ただの紙袋やラッピングに使われていた紐などで楽しそうにしている姿をよく見かけます。

つまり、最初からあれこれ猫のために買っても無駄になってしまう事が多いのです。ですから、猫のために何か買う時は猫の好みがある程度分かってから購入した方が良いでしょう。まずは猫のエサとエサ入れ、水入れ、猫用トイレだけは用意しましょう。

また、夏は室内がかなり暑くなりますが一人暮らしの場合は、日中は家に誰もいないのでクーラーは止めて出かけると思います。しかし、猫を飼い始めたら夏の暑さ対策も考えなくてはいけません。
ただし、単純に日中もクーラーをつけて出かければいいわけではありません。猫にも好みがあって、クーラーを嫌がる猫がいます。設定温度を高めにクーラーをつけた部屋と付いていない部屋が行き来できるようにするなどの工夫が必要です。冬に寒くなる地域は寒さ対策を考えましょう。

 - 動物・ペット