ポリエステルとレーヨンの違いなどをご紹介!
2018.5.25
ポリエステルとレーヨンの違いって知っていますか?
洋服を買う時や洗濯をするときなどに確認することはあるかもしれませんが、特徴や繊維の違いなど意外と知らないものですよね。
そんなポリエステルとレーヨンのいいところをご紹介します!
目次
ポリエステルとレーヨンの違いを確認してみよう!
ポリエステルとレーヨンにはどのような特徴があり、どんな違いがあるのかご紹介します。
まずポリエステルですが、合成繊維の中でもっとも幅広く使われている繊維で、特徴としては、軽くて丈夫、シワになりにくく日光に強い。合成繊維の中では熱にも強いです。短所としては、吸水性が悪く、油性の汚れが付きやすく取れにくいです。
次にレーヨンですが、綿の実や木材を原料とした再生繊維で、特徴としては吸湿性や吸水性が高く、滑りが良くて綺麗に広がるような性質です。短所としては、シワになりやすく、濡れると縮みやすいです。
ポリエステルとレーヨンにはそれぞれにいいところがあるので、目的に合った素材を選ぶようにして下さいね!
ポリエステルやレーヨンなどのシワの違いについて
洋服を購入するときに素材って気にしていますか?素材によってはシワになりやすく扱いに困る素材もありますよね。どんな素材がシワになりやすいのか紹介していきたいと思います。
まずポリエステルですが、ポリエステルは吸収性がないのが残念ですがシワになりにくくとにかく丈夫な素材になります。
次に、レーヨンです。レーヨンは綺麗に広がるような素材で素敵ですがシワになりやすくアイロンかけ必須の素材です。安いですし手触りや肌触りも良いのですが常にアイロンが必要になるので大変な素材です。
次にアセテート、トリアセテートです。絹のように美しい素材でシワになりにくいですが溶けてしまうのが難点です。大気中の汚染ガスにより変色してしてしまったり、除光液や整髪料などで溶けて硬くなったり、穴が開いたりしてしまうので注意が必要です。
ポリエステルやレーヨンなどの強度の違いについて
ポリエステルやナイロンは、洋服やスポーツウェアなどの繊維や布として使われますが、強度や吸水性にはどのくらい違いがあるのか気になるところですよね。
しかし、ポリエステルやナイロンを繊維として比べるには、単純にプラスチック材料や樹脂材料としてではなく、繊維の形状とポリエステル繊維やナイロン繊維に何が添加されているのかが重要になってきます。
繊維として使われる場合には機能剤や仕上げ剤、繊維処理剤などの化学物質が繊維に練りこまれていて、これによって速乾性や耐熱性、吸湿性などの調整を行っていたり、繊維の形状を工夫することで吸水性を高めたりもしているので、原料樹脂として比べるのか繊維として比べるのかが重要になってきます。
また同じ繊維でも、スポーツウェアに使われる場合やロープなどに使われる場合は繊維製品の形状が違うので、同じポリエステルやナイロンでも結果が変わったりもします。
ポリエステルやレーヨンの繊維の違いをご紹介!
ポリエステルは合成繊維でレーヨンは再生繊維ってご存知でしたか?また合成繊維と再生繊維はどのような違いがあるのかご存知ですか?
そんな合成繊維と再生繊維をご紹介したいと思います。まず合成繊維ですが、原料は石油になります。衣料でよく使われるのは、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン、アクリルです。
特徴としては、軽く強度があり、虫やカビに強い。シワになりにくく元の形態を保つような性質です。短所としては吸水性が低く、静電気が起こりやすいです。
次に再生繊維ですが、原料は木材パルプや綿です。再生繊維には木材パルプが原料のレーヨン、ポリノジック、リヨセルや綿を元にして作られたキュプラがあります。特徴としては、吸水性があり絹に似たような手触りです。短所としては水に濡れると強度が落ち、縮みやすいです。
汗をかくような時のTシャツはどんな素材がいいのでしょうか?
汗をかく時にはべたつかずすぐに乾くような素材のTシャツがいいですよね。素材によってどんな特徴があるのかをご紹介したいと思います。
まず合成繊維のポリエステルやナイロン、ポリウレタンはシワになりにくく丈夫で、乾きもとても早いです。吸収性はないのですが、すぐに乾くのでべたつくような心配はあまりありません。
次に混合繊維です。ポリエステル85%、綿15%というような感じで繊維を混合した生地もあります。混ぜることでポリエステルの長所の乾きやすいところと、綿の長所の吸水性で、すぐに汗をとり乾くというべたつきを感じさせないTシャツになっています。
混ぜることでお互いの良いところを引き出し、良くない所をカバーすることができますが、綿100%の物に比べると肌触りが良くなくなったりという新しい短所が出てくることもあります。
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