トイレの水垢を除去するのは大変!日常の掃除で付着予防を
2018.6.9
こびり付いたトイレの水垢や汚れを除去するのは、なかなか大変!
まずは汚れが付かないように日頃のお掃除が肝心です。
でも付いてしまった水垢や汚れにはこんな方法を試してみて。汚れが付いてから早ければ早い方が効果が期待できます。
目次
トイレの水垢や汚れを除去する前に原因を知ろう
トイレの汚れで気になるのが水垢や黒ずみ汚れ。気を抜くとすぐに発生します!
この汚れの原因は何?どこからきているのでしょうか?
・水垢
水垢はトイレだけでなく、洗面所やお風呂、台所など水を頻繁に利用する様々な場所に付着します。
原因は水に含まれるカルキ成分。水滴を拭き取らないで放置すると水分は蒸発しカルキ成分だけが付着していきます。
・黒ずみ
トイレの便器のふちが黒ずんでくる汚れの原因は主に菌です。
カビや雑菌が繁殖して黒ずみが発生。トイレ掃除をさぼるとすぐに目立つようになります。
・黄ばみ
黄ばみの原因は尿石でしょう。付いてしまった黄ばみは意外に厄介で落としずらいですが、日頃の掃除で予防する事が可能です。
トイレの汚れや水垢を除去_02するのに便利な洗剤はコレ
付いてしまうとなかなか、落とす事が難しい水垢や尿石。でも根気よく頑張ればキレイな便器に戻す事が出来ますよ。使用するのはクエン酸と重曹の2種類です。
どちらもお掃除本やテレビなどで紹介されているお掃除には欠かせない洗剤です。
また2種類とも粉末なので、そのまま使ってよし、練り込んで好きな硬さで使うもよし、水に溶かして普段のトイレ用洗剤として使うもよし!万能洗剤です。
簡単に落ちる黒ずみなら水に溶かしてスプレーで一吹き、その後ブラシでこすり汚れを取り除いて下さい。
硬くこびり付いた尿石や水垢は、クエン酸と重曹を少々の水で練りペースト状にして、汚れに付着させ、少し時間を置いてから汚れをこすり落とします。
ちなみにスプレーに入れて、日常のお掃除に利用する場合はクエン酸が入っているので金属を拭くときは注意が必要です。
必ずクエン酸を残さないように拭き取ってください。
酸なので錆付きの原因になります。
トイレの水垢除去_02には、台所にある意外な調味料が役立つ
重曹やクエン酸の他にも、軽度な水垢ならメラミンスポンジでも落とす事が出来ます。
もちろん黒ずみやピンク汚れもOK!手間なく簡単に汚れを落とす事が出来て便利ですよ。
ホームセンターやスーパー、また100均でも購入する事が出来ます。
またクエン酸が手に入らなかった場合は、お家にあるお酢でも代用が可能です。
その他にもいつもお家の台所にあるもので水垢を落とす事ができます。
さて何かわかりますか?それはお塩でーす。
湯のみの茶渋などを落とす事も出来るお塩、研磨剤の代わりに利用できます。
しかし研磨剤はどれも傷がつく事を覚悟で使わなければいけません・・・。
汚れが落ちても傷が残る事もありますので、使用する時は慎重に。目立たない場所で一度試してみてからの方がいいと思います。
使い方はお塩を付けて布などでこするだけです。
手洗いボウルなどプラスチック製品はより傷が付きやすいのでご注意を!
トイレの水垢や黒ずみ、泡で汚れを除去_02する方法も
クエン酸と重曹のお掃除の仕方、水に溶かしてスプレーの入れたり、ペースト状にしたりと便利な利用方法をご紹介しましたが、まだ他にも泡がぶくぶく発生する、汚れを落とす方法があるんです。
1.トイレの水を抜く
水栓を止めて、水を流すとトイレの便器の水を失くすことが出来ます。まずは水を抜いて準備をして下さい。
2.クエン酸を水で溶いてものを振りかける。
次に尿石や水垢が気になる部分にクエン酸を水で溶かしたクエン酸水をかけます。
3.そこに重曹を振りかけます。
クエン酸水をかけた部分に重曹を振りかけます。この時にブクブクと泡が発生!この泡が汚れ落としに一役買ってくれるのです。
4.ブラシでゴシゴシ
後は泡が発生している部分をブラシでゴシゴシこすり、汚れを落とします。
5.水栓を開けて水を流して終了です♪
何だか泡が出て楽しくなるお掃除!クエン酸水を酢に変えてもOKです。
またトイレだけでなく、お風呂の排水溝の掃除にもこの方法、使えますよ!
トイレの水垢の最終手段!でもキズにはご注意を・・・
どうしても取れない水垢には耐水ペーパーを利用して水垢をとる事が出来ます。
しかしこの方法、便器に傷がついてしまうのが難点・・・。
とっても細かいペーパーを利用して研磨をした場合、傷が付いていないように見えますが、目に見えていないだけで傷は残ってしまうんです。
そして後々この細かい傷に汚れが入り、汚れが返って目立つようになってしまいます。
陶器製の便器より、ペーパーの研磨面の硬さが強いため、どうしても傷がついてしまうんですよね~。
では掃除のプロの方はどうしているかというと陶器用の研磨材や器具を利用して、陶器に傷をつけることなく、研磨を行っているようです。
ペーパーを使えば水垢は取れますが、傷がつく。どうしても取りたい!という時の最終手段と言えます。
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