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ラーメンの消化には時間がかかる!?食べる前に注意したいこと

2018.5.22

食欲をそそられる「ラーメン」は、カップ麺やインスタント麺など手軽に食べることができます。

しかし、麺類の中でも特に消化の時間がかかるという話も聞きますよね。

時間がかかるラーメンの種類や消化のメカニズムをまとめました。

ラーメンなど消化に時間がかかる食べ物は、体調が悪い時は控えよう

消化が悪く、胃に負担がかかる炭水化物として

‣ ラーメンや焼きそば、担々麺など
‣ インスタントラーメン
‣ そば
‣ コーンフレーク
‣ 玄米

うどんやそうめんなどは消化が良いため、胃に優しいとして体調不良な時や夏に重宝されます。しかし同じ麺類の中でもラーメンは、油分が多いため消化に悪いとされています。特にインスタントラーメンには、かん水や脂肪分の高い油、食品添加物などが含まれているため、消化が悪く胃に負担がかかってしまう食品といえるでしょう。

「ラーメンが好き」と言う方は多いと思います。しかし、胃腸が弱っている時や口内炎んができてしまっている時など体調不良の場合は、避けた方がいい食品といえます。また、そばはうどんよりも腹持ちが良い食品です。玄米も白米よりは腹持ちが良いのですが、それらは腹持ちが良い分消化に時間がかかるという意見があります。

ラーメンの中でも特に消化に時間がかかるものとは

ラーメンは消化に時間がかかる食べ物ですが、特に注目していただきたいのは『脂肪分』です。特に背脂がたっぷり入ってる“こってり系”やチャーシューの脂身が多いものは、消化に時間がかかってしまいます。

これらの脂肪分は、ラーメンの温度では溶けきることができていません。それが体内に入ると、体内温度ではさらに溶けることができないため、消化に時間がかかってしまうのです。なるべく胃もたれしないラーメンを選ぶコツとしては、

・背脂や脂身が少ない
・卵とメンマのトッピングがない
・鶏か魚介だしの素ラーメン

の3点が挙げられます。また、ラーメンを食べた後に下痢をするという方も多くいらっしゃいます。背脂で胃もたれした後に消化不良をおこしてしまうのです。また、ラーメンの後に水を大量に飲むことで、脂がより冷えてしまい、分解しにくくなる構図を体内にできてしまいます。

ラーメンの消化が悪いせい?時間が経つと下痢になる

ラーメンを食べた後に、下痢になってしまう方も多いのではないでしょうか。「この前食べたラーメンは大丈夫だったのに、今回食べたラーメンは…。」ということもありますよね。お腹を壊す違いには、ラーメンにの種類に原因があったのです。ラーメンで消化不良を起こす原因としては、次の2つが考えれます。

・ラーメンをかけ込んで食べてしまった
・脂分を大量に摂取した

ラーメンは熱いうちに食べきらないと、麺がのびてしまいます。そのため必然的に“早食い”をしてしまいますよね。ラーメンを一気に駆け込んで食べることによって、胃に負担がかかり消化不良を起こしてしまうことがあります。

また、ラーメンにはさまざまな種類があります。脂分をたっぷり使用した「豚骨ラーメン」やインスタントやカップラーメンにも「○○ラーメン」というものがあります。これらのラーメンは、他のものと比べてると非常に脂分が多いのが特徴的です。そのため消化が追い付かなく、下痢になってしまうこともあります。あっさりとした塩ラーメンや醤油ラーメンを食べる方は、下痢になることが少ないようです。

消化に時間がかかると代謝の低下や疲れの原因に

年齢を重ねると、代謝が悪くなってきて痩せにくいと感じたり、疲れやすくなるような気がします。加齢にともなって代謝が低下はしてきますが、それよりも“消化に費やすエネルギー”が多いということも考えられます。特に現代の食生活だと、消化のエネルギーがとてもかかると言われているのです。

実は、体内で行われている消化に費やすエネルギーは、フルマラソンをするのと同じくらいのエネルギーが使われていると言われています。人間や動物は、身体で使うエネルギーの約40%は消化活動に使われています。

食事をして胃に食べ物が入ってから排泄されるまで、体内で消化するには約40時間かかるそうです。また食べ物によっても消化の時間は異なり、果物は約40分で胃での消化活動が終わるのですが、炭水化物は約8時間かかります。お肉を食べると胃がもたれるのは、肉類の消化活動には12~24時間もかかってしまうからです。

通常の胃での消化活動は約3~5時間だと言われています。炭水化物や肉類はそれを大幅に超えているため、消化にエネルギーを費やして代謝のエネルギーを減少させるのです。

胃や腸の消化活動はどのくらい時間がかかる?

食べ物を消化されるまで、どの部分ではどのくらいの時間を費やしているのでしょうか。消化とはおおまかに分けて胃、小腸、大腸で、体内に吸収しやすい状態に変化させることを言います。それぞれの部位では、どのくらい時間がかかっているのでしょうか。

胃では、平均して約3時間ほどの時間をかけて消化活動をします。胃に入る食べ物によってはこの時間は大幅に変動します。小腸では約5~8時間、大腸では約10~20時間の時間を費やしています。

胃で行われる消化で一番負担がかかるのが、脂質が多い揚げ物やステーキ・焼肉です。これらは食べる量にもよりますが、少なくとも4時間以上、最大で約24時間ほどかかってしまいます。

脂物を食べ過ぎてしまうと、翌日に胃もたれしていることもありますよね。これは、消化しきれずに胃の中に長時間滞在してしまったことが原因となります。

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