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ダウンをクリーニングに出さないとシミや汚れが浮き上がる

2018.5.21

息子が冬に着ていたダウンをクリーニングに出さないといけない!と思いつつ忘れていました。

しばらくしてダウンのクリーニングを思い出し見てみると、何だか以前よりもシミが出てきたように感じます。

もっと早くクリーニングに出せばよかったと後悔しました。

ダウンは自宅で洗う事もできるのでしょうか?気になったので調べてみました。

ダウンは早めにクリーニングに出さないと汚れが落ちない!?

ダウンはクリーニングに出すのが一番きれいになるとは思いますが、価格が高いですよね。ですがクリーニングに出さないで、そのまましまってしまうのはNGです。

特に大切にしている服はクリーニングに出すべきです。なぜならダウンについた汚れは、時間がたつにつれて酸化し、目に見えるようにシミとなって表れるからです。きている時には気にならなかった汚れも、時間がたつと色が濃くなっているでしょう。

シーズン終わりの早い段階で汚れを落としておけばシミにならず切れに洗い場ガス事ができますよ。どうしてもクリーニングに出せない時には家で洗濯してみましょう。その時は、洗濯機に任せるのではなく手洗いで優しく洗うようにしなければいけません。

ダウンをクリーニングに出さないとカビの原因になる

ダウンをクリーニングに出さないでそのままにしておくと、どのようなことが起こるのかご紹介します。

【カビ】

久しぶりに着ようと思った服やクリーニングに出してビニールが付いたまま保管していた服を久しぶりに着ようと思った時、白いカビが生えていた!なんてことはありませんか?人は自覚がなくても微量の汗をかいています。その汗や空気中の湿気などの水分や汚れがダウンをカビさせる原因です。クリーニングに出して綺麗にしてクローゼットにしまっていてもかびる場合は、クローゼットの風通しを良くする必要があります。

もしダウンにカビが発生してしまった時には、あきらめるのではなく洗ってしまえば大丈夫です。そのままクリーニングに出しても良いですし、家で洗う場合にはカビを一度布なのでふき取ってから手洗いをします。桶にぬるま湯を張り、洗濯洗剤ではなく中性洗剤を使って優しく押し洗いをします。その後、しっかり中まで乾かすようにしてください。ダウンの中に湿気を残してしまうと、またカビが発生してしまいます。

ダウンをクリーニングに出さないで自分で洗濯する方法とは?

ダウンをクリーニングに出さないで自分で洗う時には大き目の水に浸すスペースが必要です。子供のダウンなら洗面台でも充分ですが大人のダウンならお風呂の浴槽を使うと良いです。ダウンの選択の基本は「手洗い・押し洗い」です。

まず、ぬるま湯を張ります。その中に中性洗剤を混ぜます。汚れがひどい時には重曹を少量入れると効果アップです。押し洗いする前に30分ほど、洗剤の入ってぬるま湯に浸し浸透させます。30分後、優しく押し洗いをします。ダウンを優しく押して浮かせてを繰り返していきます。洗い終わったら一度水を変えてよくすすぎます。

脱水はネットに入れて洗濯機でしましょう。脱水が終わったら、陰干しでしっかり乾かすことが大切です。屋内で干すときには除湿器で風を当てるなどしてしっかりと乾かしきる様にしましょう。乾いたら最後に撥水スプレーをしておくと汚れが付きづらくなるのでお勧めです。

家で洗えるダウンは限られている!クリーニングが最適な物とは?

ダウンの素材はいくつかあります。

最近よく見られるのはナイロン製ですが、ウールやツイード生地のダウンも販売されています。ナイロン製はカジュアルなイメージでウールやツイードは大人っぽくラグジュアリーな感じが人気ですよね。この素材によって、洗い方や洗剤を変える必要があります。素材に合った適切な洗い方や洗剤を使わないと大切なダウンを痛めてしまうかもしれません。

家庭で洗うことができるのは、ナイロン製くらいでしょうか。ウールやツイードなどの高級感のある素材は、家庭で洗濯するのではなくクリーニングに持っていく事をお勧めします。とくにウールは家庭で水洗いしてしまうと素材が縮んだり型崩れしてしまう危険があるため注意が必要です。

ダウンはシーズン中にもクリーニングに出した方が良いの?

こうしてみると汗や汚れでダウンが汚れてしまうのが気になりますよね。シーズン中でもダウンをこまめに洗ったりクリーニングに出した方が良いのでしょうか?疑問に思ったので、お洗濯の事をよくわかっている専門のクリーニング店の方にお話を聞きました。「シーズン中は、クリーニングに出したりこまめに手洗いをする必要はありません。ダウンにシミをつけないために、大切なことは日頃からこまめに手入れをするという事です。

例えば、ちょっとした汚れはすぐに拭き取ったり、汗をかきやすい首元は水で濡らしたかーぜなどでふき取る、手首の部分も汚れやすいので同じように時々ふき取ると良いでしょう。」というお話でした。こまめにお手入れをしてシーズン終わりにクリーニングへ出す方法が良いのですね。

また脱いだ後は、風通しの良いところに掛けておくようにしましょう。例えばコーヒーやワイン、カレーなどの色の強いものをこぼしてしまった時には早めにクリーニングに出すようにしてください。

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