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つわりのムカムカはいつまで続く?その平均を徹底調査!

2018.5.21

妊婦さんのほとんどが経験する「つわり」。ムカムカする状態は本当に辛いもの。

つわりには個人差があると言うけど、平均的にはいつまで続くものなの?

つわりでムカムカする状態が続く期間とおすすめの食べ物について説明します。

つわりのムカムカはいつまで続く?そしていつ終わる?

つわりによるムカムカ・・・いつまで続くのか、そしてその強度にも個人差があると言われていますが、一般的にはどうなのでしょうか?

つわりは、妊娠5~6週頃に始まる人が多く、ピークが訪れるのは、平均で妊娠8~11週ころまでと言われています。最初はゲップ程度で始まり、その回数が多くはなりますが、匂いに敏感に反応するくらいでしょう。

しかし、だんだんと吐き気や胃がムカムカするといった症状が出てきます。その症状がひどくなる人もいます。でも、つわりはずっと続くわけではなく、妊娠14~16週ころになるとおさまってくるでしょう。ピークである妊娠8~11週を過ぎると、症状が落ち着いてくることがほとんどのようです。

そして、妊娠14~16週になると「ようやくつらいつわりが終わった」と感じるようです。つわりが終わるということは、未熟だった胎盤が完成に近づいている状態を意味していることにもなります。しかし、一部の妊婦さんの中には妊娠後期になってもつわりが続く場合も。

上記で案内したつわりのピークの時期や終わりの時期は、あくまでも平均だと考えておいた方がよいでしょう。

いつまでも続くつわりのムカムカ・・・ひどい場合は病院へ

つわりは、妊娠2か月で始まる人もいれば、全く感じない人もいます。そして、重症の場合は入院する人もいます。一番多い症状は「吐き気」です。よく炊き立てのご飯の香りに「うっ」とくると言いますよね。つわりによる吐き気は、軽度で済む人もいれば、実際に吐いてしまって食事することもできない人もいます。吐き気以外にもつわりによる症状はいろいろあります。激しい眠気に襲われてしまう、頭痛がするなど人それぞれ。

私の友人の中には、空腹になると気分が悪くなるので、仕事のお昼休みを早めに取らせてもらっていた・・・という人もいます。つわりがひどい場合、我慢しないようにしましょう。「重症妊娠悪阻」の可能性もあります。食べることも水分をとることもできないとなると、入院の必要も出てきます。

水分を摂れないのに吐き続けていれば、いずれ脱水症状を起こしてしまいます。口の中が渇いてきたり、トイレに行く回数が減ってきたと感じたら、すぐに産婦人科で診てもらうようにしましょう。

空腹時のつわりでムカムカ・・・いつまで続く?

つわりの中でも「食べづわり」(お腹が空いた時に吐き気などが起こる)が一番辛いという人もいます。先ほどご紹介した友人は、早めに昼食を食べていたようですが、同じように空腹時に吐き気やだるさを感じる人は、何か食べるようにしましょう。

空腹になる前に何か食べるのも予防になります。でも、小分けにして食べる場合、1回に食べる量に気をつけましょう。常に間食している状態になるので、体重が増えてしまうことがあるからです。1回に食べる量は多くならないように注意しましょう。

食べづわりも、早い人は妊娠4~6週ころに出てくるといいます。妊娠すると、味やにおいに敏感になってしまうもの。それが「食べづわり」に影響しているといいます。

その時その時で食べたいものが変わる場合もあります。自分の体調に合わせて、食事するようにしましょう。平均すると、妊娠16~19週の時に終わる人が多いようです。ひどい場合は、産婦人科の先生に相談するようにしましょう。

つわりの時にはどんなものを食べればいい?

つわりは病気ではありません。あくまでも「生理現象」だと言われています。でも少しでもつわりの症状を和らげて、赤ちゃんのためにも栄養のあるものを食べたい・・・誰でもそう思っているでしょう。

もし、つわりがひどくて栄養がとれなくても、過度に心配する必要はありません。つわりが起こる妊娠初期の段階では胎児はまだ小さく、「卵黄嚢」という組織に入っている栄養で成長しているからです。かえって、自分の体のために食べるようにしましょう。

食べづわりによる吐き気は、胃の中に何も残っていない朝に起こりやすいと言われています。枕のそばに、クッキーなどすぐに食べられるものを置いておくのも良いでしょう。

きちんと食べることは大切ですが、つわりがひどい時は朝・昼・晩決まった時間に食べる必要はありません。食べたい時に食べたい物を食べれるだけ食べましょう。プリンやゼリーなどするっと喉に入っていくものは食べやすいでしょう。自分の食べやすいものを見つけましょう。

つわりでムカムカする時には、こんな工夫をしてみよう!

妊婦さんにとって辛い吐きつわり・・・でも、吐きつわりを軽くする方法はいろいろあります。例えば「冷やして食べる」。温かい食べ物だと、匂いがきついと感じる人が多いようです。つわりがひどいようであれば、食材を冷ましてから食べると少しラクになるでしょう。

同じように、氷やアイスを食べるのもおすすめです。でも、食べすぎには注意しましょう。体も冷えてしまいます。柑橘類を食べるのも良いでしょう。しかし、レモンやグレープフルーツなどは、消化に良くないとも言われています。食べるのであれば、少量にしましょう。

柑橘類の果物よりは、「トマト」の方が良いといいます。ミニトマトを食べるのも良いでしょう。ムカムカがひどい時に、炭酸水を飲むという人もいるようです、レモンなどの柑橘系のフレーバーなら、すっきりするかもしれませんね。

いろいろ試してみても食べられない・・・長期間続くようであれば、病院で相談してみましょう。

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