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お腹に空気が溜まって痛いし不快!原因や今すぐできる対処方法

2018.6.8

お腹に空気が溜まってお腹が痛い、お腹が張って不快・・・そんな経験をしている人は沢山います。

他人には伝わらないお腹の痛みや不快感、何とかしたくありませんか?

ガスが溜まる原因や対処方法、改善方法についてまとめてみました。

痛いほどお腹に空気が溜まる原因とは

便の腐敗

便秘などが理由で便が腸内にとどまる時間が長くなると、腐敗も進みます。腸内に老廃物が増えることで有毒ガスが発生します。便が腐敗するとおならの臭いがキツくなると言われています。

食べ物や飲み物

一般的に芋や豆はおならが出やすいと言われていますが、その理由は消化の際に食物内の成分が発行しガスが発生するためです。特にサツマイモは消化に時間がかかるのでガスが発生しやすくなります。ちなみに、おならの臭いはあまりキツくないと言われています。
なお、炭酸飲料も飲みすぎると、物理的に空気を取り込んでいますのでガスが溜まりやすくなります。

ストレス

腸はこころと密接な関係にあります。ストレスを受けると腸の動きが悪くなってしまいます。

大切な会議や試験の前にお腹が痛くなったり、旅行中に便秘になった経験がある人も多いのではないでしょうか?これはまさに無意識でもストレスが腸内環境に影響を及ぼしている結果です。

腸内環境が悪くなるとガスが発生しやすくなります。ガスも便も腸の蠕動運動という動きによって排出されますが、腸内環境の悪化で蠕動運動も低下します。そのため、腸内環境の悪化でガスが発生しガスも出にくく、お腹が張ってしまう原因になります。

お腹に空気が溜まって痛いのは呑気症や冷え性の場合も!

ガスの大半は、口から飲み込んだ空気だと言われています。飲み物や食べ物を飲食している時に空気も一緒に飲み込んでいるのです。その量は、10mlの水に対し倍近い量の空気を取り込んでいるという研究結果もあるそうです。胃に入った空気の一部はゲップとして排出されますが、ゲップとして排出されなかった空気は、腸のガスとなります。

ちなみに、ガスの8割は窒素です。窒素は体内で消えてなくならないため、おならとして外に出すことになります。飲み込む空気の量が多い人は、ゲップやおならも増えますが、これを呑気症と呼びます。

なお、冷え性でお腹が弱い人もガスが増えやすいと言われています。お腹が冷えることで腸の蠕動運動が鈍くなりガスが溜まるのが原因です。

ガスがお腹にたまってお腹が張ると、腸が動く感じがしてお腹がもやもやする場合があります。
通常、腸の動きは早いのですが、冷えると動きが遅くなってしまいます。腸の動きが早い時は、腸の動きを自覚する事はありませんが、動きが遅くなったっ方が腸の動きを自覚するようになるためです。

ちなみに、呑気症の人のおならの成分に多い窒素は無臭です。おならが臭うのは、腸内環境の問題でしょう。

お腹に空気が溜まって痛いなら改善しよう

生活習慣を見直す

乱れた生活をしていると、ガスの生産量と排出量のバランスが崩れる原因になります。暴飲暴食はせず、食後は少しゆっくりするようにするだけで改善する事があります。

また、腸内環境が悪くなると、食物繊維の多い野菜を食べた方が良いと思う人もいるでしょうが、お腹の張りを感じている時は食物繊維の多い芋や豆と肉類は控えめにした方が良いでしょう。ヨーグルトや乳酸菌飲料を摂取することで効果を感じる人もいます。

きつい下着やベルトなど体を締め付ける物を身に付けるのも控えましょう。

呑気症を改善する

飲食する時に沢山空気を飲み込んでしまう事が原因でお腹が張るのを呑気症と言いますが、呑気症の人は食べ方を意識して改善しましょう。

食べ物は噛む回数を増やしてしっかり噛んで食べ、炭酸飲料を飲みすぎたり早食いを改めましょう。
また、呑気症は緊張やストレスが原因となっている場合もありますので、なるべくストレスの少ない生活をすることも大切です。

過度な緊張が原因で呑気症が疑われる場合は、薬による治療を行われることもあります。
他にも消化管の運動を良くする薬や消化酵素薬があります。しかし、出来るだけ薬に頼らず生活習慣を見直し改善するようにしましょう。

お腹に空気が溜まって痛くなるのは女性が多い?

便やガスを出すには腹筋の力が必要です。そのため、特に腹筋がない女性や年配の人は腸の蠕動運動が低下しガスが溜まりやすくなります。

また、長時間座っている人や長時間同じ姿勢をしている人はお腹にガスが溜まりやすいと言われています。

女性はストッキングやタイツでお腹が締め付けられるので、腸を圧迫し腸の動きを鈍らせてしまいがちです。

また、トイレに行きにくい、おならを我慢するという行為も腸に負担がかかり、ガスを排出しにくい状態になってしまいます。

何度もトイレに行くことを恥ずかしがる女性もいますが、トイレを我慢しない事も対策の1つです。

なお、カイロなどでお腹を温めるのも効果的です。特に生理前で腸がむくんでガスがたまりやすくなったときにおすすめです。

オフィスワークで長時間座って同じ姿勢で仕事をしている人は、腸の蠕動運動を促すマッサージがおすすめです。

椅子に座ったまま、へそを中心に時計回りにゆっくりとお腹を押します。へその周りの六角形の点を押すイメージでマッサージていくとやりやすいでしょう。

お腹に空気が溜まって痛い!今すぐ何とかしたい場合の対処方法

お腹に空気が溜まって痛い時は、すぐになんとかしたいですよね。そんな時におすすめの2つの対処方法をご紹介します!

ヨガで排出する

ヨガにはガス抜きに適したポーズがあります。寝ようとしたけどお腹が張って不快で眠れないということはありませんか?そんな時に気軽に出来るので、是非試してみてください。

1:仰向けに寝て背中を丸めて両膝を抱え込む
2:頭とお尻を持ち上げてキープしゆっくりと5回呼吸する
3:ゆっくり戻して大の字になる

これを繰り返すと徐々に効果を感じられるでしょう。
仰向けで膝を抱え込んでゆっくりと呼吸するだけでも効果はありますので、首にリスクがある人は頭は持ち上げずに行ってください。

ハーブティーを飲む

お腹が張って不快な時は、ペパーミントティーやジャスミンティーを飲むのがおすすめです。お茶の時間や寝る前のひと時に飲んでみてはいかがでしょうか。

ミントのメンソールやジャスミンのジャスモン酸という香りの成分は、腸を刺激し蠕動運動を促す効果があります。そのため、おならが排出しやすくなります。

また、お腹の張りが気になるときに飲むだけでなく、気になる美容効果が期待できるハーブティーをブレンドしたブレンド茶を日常的に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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