いくつになってもアイデンティティを確立させる方法はある
2018.5.20
アイデンティティは「同一性」「一致」などの意味で用いられています。
大人になってもアイデンティティが確立されない場合どのようにすればよいのでしょうか?
アイデンティティを確立する方法についてお知らせします。
目次
アイデンティティを確立したい!どのような方法があるの?
「尊厳」とは私は私のままでいいとか、私は存在していいんだといった自己肯定感やありのままの自分を認める力のことです。
この尊厳値が低ければ低いほど人前で自由にすることが難しくなります。尊厳値を高くするにはアイデンティティ確立の基になる過程になります。幼少期に尊厳値を十分に高めている人は実社会でも自由にすることが出来、自分と他人、もしくは社会をの関わりの中で徐々にアイデンティティを確立していくようになります。
でも尊厳値の低い人は失敗や批判、他の人からの評価が気になり、自由にすることが出来ないので自分を守ろうとすること(傷がつかないようにする)が優先になってしまうのでアイデンティティ確立に最も必要なプロセスの「試行錯誤」が出来ません
他人から批判されたり評価される「危険領域」で自分を試そうとしないので、いくつになっても自分のことがわからないままなのです。
アイデンティティを確立するための方法。30歳でもできる
自分らしさを確立するのに遅いということはありません。30歳ならまだこれからです。悩んでいても仕方ありません色々な状況で人や物、自然と触れ合う機会を増やすことです。なんでも試して見ることが大事です。
その中で自分が一番居心地のいい場所や、無理をすることなく「素」のままでいられる時はどんな時であるかわかると思います。どのような個性があるのかわかりませんが、人や物と触れ合うことによって磨かれていくことを意識するべきです。
経験を積んでいくと、自分のことがだんだんわかって来て、人前でも堂々と自分の事を話せるようになります。焦らず、自分の殻に閉じこもらないことです。個性がないんではなく、自分の個性を認める事が出来ないだけかもしれません。特別ではなく自分は自分いいと思います。
アイデンティティの確立するための方法は?私が思うには
大人になっても自己確立が出来ない人はいると思います。夢を追い続けるのは悪い事ではないけれど、自分の事を客観視出来ない人は、憧れや夢との距離を測れないのではいでしょうか?
大人になると自己確立できている人は、自分の事を客観視して、目的や目標をどのようにすればいいのかを考え、手段を見つけて行動する人です。口だけで「このようになりたい」「あのようになりたい」と言うのは大人ではありません。他の人の真似をして失敗してしまう。子供なら仕方ないですけど・・・
10代後半に自分のことがある程度わかり、将来が見えてきたりするまでは憧れを抱いたり夢を見てもいいと思います。憧れや尊敬できる人がいるのは幸せな事です。しかし、憧れの人全く同じくにはなれません。その人の結果だけど見ても、成り立った過程はわかりません。
他の人が出来て、自分が出来ないのは悔しい。どうにかしたいと思って、努力して出来ることもあれば、出来ない事もあります。親や先生など人生の先輩たちから「こうしたらいいんじゃない?」とアドバイスをもらいやってみても上手くいかない・・・。
どうすれば上手くいくの?そのような経験を繰り返し繰り返し、自分に合う方法をみつけ、目的や距離、他人とのコミュニケーションの方法を確立していきます。自分なりのオリジナル、アイデンティティを確立するためには失敗と成功を繰り返しながら学ぶこと事が出来る人だけが身に付きます。
新しい職場に転職でアイデンティティ確立できる?
・自信をもって自分の新しい職業について話すこと
自信をもち自己紹介と新しい職業について紹介してください。大手金融機関の仕事を辞めて、農家の仕事を始めたとしても、誇りをもち話しましょう。仕事の内容は簡単にわかりやすく説明出来るように考え、声に出して言えるように練習するといいです。
・仕事の内容と肩書を説明しましょう
新しい職場の肩書について考えているなら、仕事の内容に重視しましょう。例えば運動指導のトレーナーと言うのが嫌なら、運動やトレーニングをするための助けををしていると言いましょう。
・否定的な態度の人には大げさに話してみよう
否定的な態度の人は、自分自身に自信が持つことが出来ない状態にあるからだと思います。そのような人は「弁護士の仕事をやめてWebデザイナーになった」と聞くと耳を立てます。すぐに「うゎ~Webのビジネスは今大変なんだよ」と反応します。このような人には、物事がうまくいっている人生を邪魔する機会をあげないようにしましょう。「私はWebの会社で成功する知識はあるし、この仕事が好きなんです」と言ってやりましょう。
・成長することで肩書が馴染む
新しいアイデンティティに馴染むのには時間がかかります。1日2日では無理な話です。毎日ゆっくりと過ごしましょう。時間が経つとだんだん自然な感じで馴染みます。
人生においてアイデンティティはとても大切
生きていると悩みは付き物ですよね。特に青年期は多くの悩みがあります。子供から大人への心身の変化を迎える思春期があります。自身の容姿への関心をもち、周りからどのようにみられているかがとても気になります。
友達や恋愛関係の悩みも出てきます。進学や進学などの人生にとって大きな選択について悩むこともあります。このような悩みや問題が直面して選択をしなければならないのが青年期になります。
さらに「私は何者?」「どうしてここの存在しているの?」と自分に対しての悩みが青年期になる出てきます。今まで疑問に思わなかった自分の存在に違和感がおこります。このような問題の1つの答えとなるのが「アイデンティティ」と言うものになります。
- 暮らし・アイデア