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ホテルに就職したい!フロント業務についてもっと知ろう

2018.9.17

ホテルのフロントに就職したいと夢見る人も多いことでしょう。

華やかな仕事にも見えますが、実は体力が必要な大変な仕事でもあるんです。

どうしたらフロントの仕事に就けるのでしょうか?お給料はどれくらい?早速ご紹介します。

ホテルのフロントの仕事に就職した場合に楽しいこと、きついこと

●楽しいこと

美味しい賄い料理を食べる事が出来たり、福利厚生を利用してチェーンの関連施設を安く利用できるという楽しくもありお得なことがあります。また、有名人に会うこともありますし、親切にしたお客様からはプレゼントを頂いたりすることもあるのです。ホテルによっては、何万円もするディナーショーを無料で観れた!なんて人もいるようです。

●きついこと

肉体面では、やはり常に立っているというのがきついです。華やかにも見えがちのフロントの仕事ですが、意外にも体力が必要で肉体労働なのです。

精神面できついことはというと、お客様か理不尽な要求などをされた場合でも、常に笑顔でいなくてはいけないということです。しかし、わかっていてもそれを実践するのはなかなか難しいです。

そしてホテルは24時間稼働しており、シフト制です。休みを入れていた場合でも、繁忙期だったりスタッフのアクシデントがあった場合には、突然休日や違う時間帯に仕事が入ることもあるでしょう。

友達とも休みが合いにくくなってしまい、私生活にも影響を与えます。

ホテルのフロントに就職したい!年収はいくらくらい?

基本的に、年収というのは勤めているホテルによって異なります。ホテルの規模や業績によって左右されるのです。

年収が200万というホテルもあれば、900万近くもらえるというホテルもあるんだとか。やはり有名な高級ホテルの方が、年収も高くなる傾向にあるようです。マネージャーや支配人などは500万~1,000万くらい貰っています。特に外資系のホテルの場合は高く、年収2,000万も稼ぐ人もいるほどです。

30代の場合でも、マネージャーとまでなると年収700万くらい稼げるようです。30代でマネージャーに昇進するのは早いと思うかもしれませんが、ホテル業界ではよくあることです。外資系ホテルで、35歳の若さで副支配人になった人もいます。

副支配人ともなれば、年収は約1,000万円。30代の若さでなれば、2,000万超えなんていう話も耳にします。

ホテル業界で高い年収を稼ぎたいのであれば、副支配人を目指してみてはいかがでしょうか。

ホテルのフロントに就職したい!その場合は専門学校がおすすめ

ホテルのフロントに就職したい場合、専門学校に通わなくてはいけないというわけではありません。しかし、一般的な大学や短大よりも有利であることは確実です。

なぜかというと、専門学校では連携を取り実践を叩き込みます。その為、卒業の時点で一般の学生に比べると、能力の差が大きく開いているからです。ホテル側もそのことがわかっているため、求人も専門学校に集中します。

そのため、早くにフロントに就職したいと決めているのであれば、専門学校に進学することをおすすめします。

しかし、フロントを希望したからと言って必ずフロントに配属されるとは限りません。あくまでも本人の適性を見たうえで判断をするのです。

また、高卒でホテルに就職することを考えている人もいるかもしれませんが、大卒以上に難しいことです。大手外資系ホテルの場合は、採用枠すらない事もざらです。シティホテルや地方のホテルなどを狙ってみると良いでしょう。

しかし、高卒で管理職まで昇進するというのもなかなか難しい状況です。そして入社に関しては専門学校が有利と先ほど言いましたが、キャリアアップという観点で見ると大卒の方が有利と言えるでしょう。

ホテルに就職したい場合の、英語力の必要性について

日本のホテルで勤務する場合には、TOIEC600点くらいあれば十分だと思います。というのも、海外のお客様と会話する機会はあってもほぼ同じパターンだからです。チェックインやチェックアウト、予約、清算など・・・必要な英語の数というも限られたものです。

たまにイレギュラーが起こることもあります。「お腹が痛い」「〇〇はどこ?」「隣の部屋の人がうるさい」なんて言われることもありますが、別に難しい英語で返す必要は無いし、伝われば良いのです。

ただやっぱり、日本のホテルで働くのは大変だなと思います。日本にいると、サービスは無料という考えが当たり前になっているからです。他の国と比べても、宿泊料やレストランも安いし、サービスの販売価格が低いのでサービス業自体が低賃金となってしまうのです。

そして日本は「お客様は神様」といったような考えも根付いている為、仕事がきついうえに労働時間も長く、休みもとりにくくて大変です。海外のホテルで働くのもおすすめですよ。

就職活動でホテルのフロント希望!志望動機に書くべきこととは

ホテルのフロントに就職を考えている場合、志望動機も重要になります。そこで、志望動機に盛り込むべき3つのポイントをご紹介します。

1.接客が好きな理由
2.接客に関する体験談
3.どういう接客が好きなのか

ホテルに就職を考えている場合は、この3つのポイントを意識しながら志望動機を考えてみてください。

ホテルには日本人をはじめ海外の方まで、様々な人たちが訪れます。ホテルにいらっしゃるお客様へ柔軟な対応が出来るかどうかも大切なので、「ホスピタリティある接客が出来る」ということをアピールするべきなのです。

そして、人を喜ばせることが好きということも加えると良いでしょう。ホテルは、お客様に満足してもらいたいと常に思っています。その為、志望動機にはアルバイトや部活などを通して、実際に人を喜ばせた経験を伝えると良いでしょう。

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