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大学生の子供の生活費は親が全額負担?実態を調査!

2018.9.17

大学生ともなると、バイトを始めて自分のお小遣いを稼いたりもするでしょうが、生活費は親が全額負担すべきなのでしょうか?

大学生とはいえまだまだ子供・・・世間一般ではどう考えているのでしょうか?

一人暮らしと実家暮らし、それぞれによっても違いますが、大学生の生活費について考えてみましょう。

大学生の子供の学費や生活費は親の負担があたりまえ?

収入格差が問題となっていますが、大学生の子の学費や生活費について、親は全額負担するべきなのでしょうか?

社会人になって給料をもらうようになるまでは親が全額負担すると考えている人もいますが、大学の費用や生活費はバイトしてでも自分でなんとかすべきだ、という考え方の人もいます。

ある調査によると、親の年収によっても考え方に違いがあるという結果が出ているようです。年収が1,000万円以上の世帯の90%弱は大学の学費は全額親が負担すべきと考えていますが、年収400万円以下の世帯では約半数しかいません。

年収が少ない場合は、負担したくてもできないという場合が多く、子供の数によっては親は全く負担できないという世帯も出てくるでしょう。

しかし、大学生の生活費についてはまた別のようで、年収が1,000万円以上の世帯で生活費を親が全額負担すべきと答えたのは約60%。大学生なんだから、生活費くらいはなんとかしなさい!というのが親の本音なのかもしれません。

子供が大学生になった場合、仕送りの生活費はいくら必要?

高校生の子供を持つ親にとっては、大学進学を選んだ場合の仕送り等も考えておかなければならないでしょう。

地方出身者の場合、地元の大学に通うということであれば問題ないでしょうが、東京などの大学へ行くとなれば仕送りが必要となる可能性が高くなります。

そのためには早くから学資保険等に入っておくか、教育費として貯金しておいた方がよいでしょう。

仕送り額の平均は進学する大学の学部や地域によっても違っているようですが、平均の金額は約7万円となっているようです。

これは学費とは別で、生活費の仕送りの平均金額です。この他に学費がかかることになりますが、私立となると高額になります。

子供にとってその生活費ではやっていけないとなるとバイトしてもらうしかありませんが、理系に学部の場合は忙しくてバイトする時間がないかもしれません。

大学進学の可能性がある子供がいる場合、生活を見直してお金を貯めることも大切です。

一人暮らしの大学生は親の仕送りがないと生活していけない!

実家暮らしの大学生と仕送り生活の大学生の生活費で差が出るのは「家賃」「水道光熱費」「食費」でしょう。

あるデータによると、一人暮らしをしている大学生家賃(管理費込)の平均金額は約60,000円、水道光熱費は季節やお風呂に入るかどうか等によっても変わりますが、水道代金が約4,000円、電気代が約4,000円、ガス代約5,000円くらいが平均のようです。

1か月の食費の平均は約25,000円となっています。すべて合計すると約98,000円となります。最低でもこれくらいはかかると考えておいた方が良いでしょう。

反対に実家暮らしの場合、まず家賃がかかりません。水道光熱費も必要ないので、かかるのは昼食代くらいでしょう。

交際費に関しては、どちらも変わりません。だいたい20,000円くらいのようです。

講義が終わった後にバイトしたとしても、平均の金額は5~6万円くらいと言われています。

一人暮らしの大学生は、親の仕送りがないと生活していけないでしょう。

子供に生活費を渡して、一人暮らしを体験させてみよう

子供が大学に進学し、一人暮らしをするかもしれない・・・そう想定して親としては教育費を準備する必要がありますが、学費と仕送りでどのくらいかかるのかを予想してお金を準備するようにしましょう。」

そして、子供にも一人暮らしで生活する上でどのくらいお金がかかるのかを意識してもらうようにしましょう。

そのためには、まずお小遣い帳のように収支をつけさせるようにします。そして生活費がどのくらいかかったのか親に報告するようにさせましょう。

子供に渡すお小遣いや生活費は、少なめにしましょう。そうすることで、お金の使い方を学ぶこともでき、自分で節約しようとします。

お金を管理することは、社会に出てからでも役にたちます。高校生のうちから習慣をつけさせるようにしておきましょう。

大学へ行きたい!奨学金を利用するためには?

経済的な理由により、十分な仕送りができないようであれば、奨学金や教育ローンの利用を考えてみてもよいでしょう。大学生の中には、仕送りしてもらわずに奨学金で生活している人もいます。

「奨学金制度」には、貸与型と給付型の2種類あります。大学や短期大学などで学ぶ人を対象としています。

「貸与型」はロ-ンや融資と同じようなものです。ただ、無利息又は低金利となっているものが多いようです。卒業後に返金する必要があります。日本学生支援機構の奨学金が有名です。サイトで詳しい案内が記載されています。

「給付型」は返済の義務はありません。掲載的な理由によって進学が難しい人で優秀な学生に対して援助を行うという趣旨のものです。入学金や授業料の支給、生活費の援助を行います。

奨学金を受けるためには、対象となる高校の校長から推薦をもらわなければなりません。その後で書類選考や面接が行われます。

利用するためには、厳しい条件をクリアしなくてはいけません。

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