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大学の面接試験の答え方!定番の質問と難しい質問の答え方

2018.8.17

大学入試の面接試験では予想外の質問をされたらどうしようかとどきどきしますよね。

定番の質問や答えるのが難しい質問への答え方にはポイントがあるようです。

そこで、大学の面接試験の質問の答え方についてまとめてみました。

大学の面接でよくある質問を知って答え方を考えよう

大学入試の面接で良く聞かれる質問は「志望動機」「欠席日数」です。

・志望動機

どうしてこの大学を選んだのか?この大学の中には他の学部や学科もあるのにこの学部や学科を選んだのはなぜか?このような事を質問し、受験者の目的意識や意欲、学校に対するイメージなど、入学後のことを想定しているかどうかまで見越して質問しています。

沢山ある大学の中からその大学を選んだというからには必ず何か理由があるはずです。その理由を明確にして、面接官に伝わるように説明しなければいけません。

ちなみに、模範回答を話すだけではアピールとして足りません。オリジナルの回答をするためには、オープンキャンパスなどに参加して事前に学校研究をしましょう。

・欠席日数

大学でもしっかり授業に出席する必要がありますが、高校時代に欠席が多い場合は、大学入学後も欠席が多くなる可能性があります。実際、高校で欠席日数が多い人は大学でも休みがちになってしまうため、欠席が多いと怠け癖があるのでは?と思われてしまうのです。

そのため、高校時代に欠席日数が多い場合は特に、どうして休んだのか質問されます。やむを得ない事情がある場合はその理由をしっかり説明しましょう。もしも、やむを得ない事情でも、そうじゃない理由にしても欠席日数が多い場合は、残りの高校生活だけでも欠席しないように頑張りましょう。そうすることで、進路を考えて心を入れ替えた等のアピールをすることも可能です。

最後に質問ありますか?という質問に対する大学面接での答え方とは?

面接をしているとほとんどの場合、「最後に何か質問はありますか?」と言われます。この問いかけも、自己アピールのチャンスです。

的外れな質問以外、何か質問をした方が面接官の印象に残るでしょう。最後の質問については、学校のホームページやパンフレットなどで確認出来る事を聞くのはNGです。事前にホームページやパンフレットをよく確認して、そこに乗っていること以外の質問をしましょう。

もっとその大学について知りたいと思っていることが分かる内容の質問がおすすめです。例えば、ホームページやパンフレットに○○学科では○○の研究などを行っていると書いてあったが、具体的にどんなことを?など。

ちなみに、私は最後に質問した方が良いというのは知っていましたが、自分の就職活動の時に、「特にありません」と答えたけど、内定をもらった経験があります。ですから、最後に質問をするかしないかで合否が決まるわけでは無いと思います。

面接で大切なのは第一印象です。面接の最後の質問について心配するよりも印象を良くすることや、最後の質問に至るまでしっかりと自分の考えを分かりやすくまとめていえるようにすることの方が大切だと思います。

大学の面接で困った時の答え方とは?

まず、大学入試の面接での応答のコツを3つお伝えします。

・大きな声で「はい」と返事をした後に答えを言う
・準備していた質問が来た場合、答えが棒読みにならないように、自然に話をする
・想定していない質問には結論を述べて具体的な内容・理由・体験を話す

次に、答えに困った時の対処方法は以下の通りです。

まず、難しい質問を投げかけられた時は、時間に気を取られ過ぎずゆっくり考えていいと理解しましょう。難しい質問を投げかけるときは、面接官も難しい質問を言っているということを分かっています。そのため、受験生が答えを出すまでに時間がかかるのは想定内です。

ただし、いきなり黙って考え出すのは良くありません。なお、想定外の質問でも考えれば答えが言えそうな時、考えつかない時、質問の意味が理解できなかった時と様々なケースがありますので、ケース別の応答例をお伝えします。

<少し考えれば思いつきそうな場合>
申し訳ありませんが、少し考える時間を頂けますでしょうか。

<考えても思いつかない場合>
申し訳ありません。不勉強で答えが思いつきません。他の質問を頂けますでしょうか。

<質問の意味が理解できなかった、聞き取れなかった>
申し訳ございませんが、もう一度質問を繰り返していただけますでしょうか。

大学入試の面接で良い志望動機の答え方とは?

良い志望動機とは、この大学に入学したい理由に説得力があることです。

「○○になりたいと思ったきっかけは○○です。」「○○を目指すためにいままで○○をやってきました。」「他の大学でも同じ学科はありますが、○○の理由で○○大学を志望しました」「もし入学が叶ったら、○○な学習計画を考えています」

面接官がこの学生は本当にこの大学に入学したいと思っている、その夢を実現するために協力したいと思ってもらえるような志望動機を言えるのが大切です。

この学生はうちのゼミに来てもらいたいと思ってもらえる様な内容を話すように意識しましょう。

逆に悪い志望動機とは、この大学でなければいけない理由が明確ではなく、入学後の学習計画などの想定が出来ていない場合です。

よくある理由として「将来○○になりたいので○○大学の○○学科を志望しました。」「在学中に○○の資格を取得し、○○を目指して頑張りたいと思っています。」「勉強とサークル活動などの両立をしたいです。」などという学生も多いです。

この理由では、この大学でなければいけない理由や資格を取る理由、サークルも頑張りたいと思う理由など、それぞれの理由が明確ではありません。

他の大学でもいいんじゃない?と思われてしまうような志望動機ではダメと言うことです。

就職の面接で面接官が短所を聞きたい理由とは?

意欲や考え方、価値観などは直接会って話をすることで知ることが出来ますが、面接官が知りたいのは表面的な事だけではありません。そこで、よくある質問として受験者の短所はどんなところか質問します。

長所や短所の質問は、定番の質問です。とはいえ、出来れば聞かれたくない質問です。しかし、短所を聞く理由のもそれなりの理由があるからです。

応募者の短所や苦手な事を聞くことで、受験者の性格や特徴を知ることに繋がります。社会人なら、一緒に働くことになる人の性格などを知っておくことも重要です。

例えば、人と話すことが苦手だと思っている人に営業部へ配属するのは難しいと考えられます。社会人になった直後も大切ですが、数年後の将来まで見据えて採用する必要があります。

性格を変えるのは難しい事ですので、面接で短所を聞くのは定番の質問になっているのです。

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