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公務員の仕事を選んで失敗するタイプはこんな人!

2018.8.17

公務員は人気の仕事の一つですが、せっかく勉強して公務員になったても失敗したと感じる人もいるといいます。

公務員になって失敗したと感じる理由は何なのでしょうか?公務員に向かない人のタイプとは?

公務員の仕事内容や公務員に向かない人の特徴について調べてみました。

公務員の仕事を選んで失敗するのはこんな人

就職したい職種の常に上位に位置している「公務員」。しかし、人によっては公務員になったことを失敗と感じる場合もあるようです。

まず、公務員の仕事は「前年踏襲」が基本です。前年度と同じ予算を確保しようとしたり、去年と同じことをやろうとする考え方が多いです。

観光に関する部署であれば、毎年いろいろなことをしようと考えることできますが、予算を管理している仕事となると難しいでしょう。そのため、新しいことにチャレンジしたいタイプの人は公務員には向いていないといえます。

さらに、一人で仕事をしたいタイプの人にも向いていません。公務員の仕事は他の部署や民間企業相手の「業務調整」が多くなります。公務員ばかりではありませんが、特に公務員には多いと言えます。

民間企業から公務員の仕事に転職すると失敗?

民間企業から公務員に転職すると、失敗したと感じる人が多いようです。

「公務員の給料は、われわれの税金から支払われている。」というのが根強いせいか、公務員は感謝されるという機会が少ないからかもしれません。「ありがとう。」と言われることもめったにありません。

一般企業であれば、お客様に提供したサービスによって感謝されることも多いでしょう。料理の提供や旅行プランの提供などいろいろな面でお客様が予想以上のサービスだと感じてくれた場合は「ありがとう。」と言われる機会もあります。

何気ない「ありがとう。」という言葉ですが、この一言を言ってもらえるだけで「また明日も頑張ろう。」と感じることもあります。

公務員は「ありがとう。」と言ってもらえる機会が少ないため、辞めたいと考える人も多いようです。

公務員の仕事内容とは?公務員になって失敗と感じることも

公務員はお役所仕事と言われていますが、単純作業が多いのも特徴です。そのため、発展的な仕事をしたい人には向いていないかもしれません。

部署によっても違うのかもしれませんが、ある時は2~3日続けて単純作業ばかりする時もあるようです。さらに単純作業をしている間に他の仕事がたまっていってしまう場合もあるとか。そのため、休日出勤することもあるようです。

市などでイベントを開催する場合、その担当になると
パンフレットやポスタ-、チラシのデザインなどを考えることもあるようですが、市などのイメージを壊さないように考えなくてはならず、派手すぎず独創的にならず・・・といったルールのもとで作成するのも苦痛と感じる人もいるようです。自分の思い通りに作ることができないのです。

そして公務員は、異動が多い職種ともいえるでしょう。職場によっても違うかもしれませんが、だいたいは2~3年ごとに所属部署を変わる場合が多いようです。そのため、せっかく仕事にも慣れ、一緒に働いている職員とも仲良くなってきた時に異動、そして2~3年後にまた異動・・・その繰り返しのため、仕事に対するモチベーション維持するのが難しいと考えてしまう人もいるようです。

公務員 仕事 失敗

公務員は一般的なサラリーマンとは違う面がいくつかあります。

民間企業では、申請をすればアルバイトなどの副業が認められる場合もありますが、公務員の場合は一切認められていません。

これは「職務専念義務」と法律で決められてるためです。

話題のアフィリエイトや週末起業などもNGです。副業をした時点で法律違反になります。

さらに交通事故などを起こした場合も、実名公表されます。

公務員は気楽な仕事と思われているかもしれませんが、実は精神疾患になる人が多いようです。最初は病休で休むようですが、その期間が終われば休職となります。

大卒など若い人であれば、公務員の仕事を選んだのは失敗だった・・・と転職もできるかもしれませんが、長年働いている人はそう簡単には転職できません。

公務員は独特な組織と言えるかもしれません。

地方公務員なら仕事にやりがいを感じることもあります

公務員には国家公務員と地方公務員がありますが、自分のの住んでいる市や町の地方公務員になれば、やりがいを感じることもできるでしょう。

この地域を良くするため、自分を含めてこの地域に住む人が快適に、そして安心して暮らせるための環境作りをするのが地方公務員の仕事です。

地方公務員は地域密着型の仕事が多くなります。そのため直接住民の声を聞く機会も多いので、その声に聞き応えながら仕事することで、充実感を得ることもできます。自分の力でこの街をもっと良くしていこう!という意欲もわいてきます。

民間企業は多くの利益を得ることが目的ですが、地方公務員は、利益を考えずに仕事することになります。自分がする仕事によって世の中を変える・・・そのことに全力を尽くせることが地方公務員の仕事のやりがいと言っても過言ではありません。

自分の考えで行動したことが小さなことであったとしても、世の中が良い方向へ進んでいく・・・その喜びを感じることができるのがこの仕事です。

人のために役に立ちたいと強く感じている人に向いている仕事といえます。

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