老後の住まいはマンション?一軒家?メリットを考えよう
2018.8.15
高齢化が進む日本。自分の老後について考えることもあるのではないでしょうか?
気になるのは、その住まい。マンションと一軒家では、どちらを選んだ方が良いのでしょうか?
老後に住むなら「マンション」か「一軒家」か・・・それぞれのメリット・デメリットについて考えてみましょう。
目次
老後に住むならマンションか一軒家か・・・どっちを選ぶ?
現役で働いている時は老後の住居について真剣に考えることはないかもしれません。
しかし年齢を重ねていくと、住宅の選択肢はどんどん狭くなっていってしまいます。
例えばローンを組んだとしても、その年数は減っていきます。そしてマンション探すとしても、保証人が必要となる場合も出てくるでしょう。
そのため、定年まじかになってから考えるのではなく、働けるうちに老後に備えて住宅を購入した方がよいでしょう。
では、マンションと一軒家、老後はどっちに住んだ方が良いのでしょうか?
日当たりや風通しなどは、マンションの方が良いかもしれません。そして、1フロアにまとまっているので、家事もしやすいと言えるでしょう。
それに対し一軒家となると、二階建てなどが多くなり、老後の住まいとなると階段の上り下りが面倒になってしまうかもしれません。
しかし、ペットを飼いたいと思っているのであれば一軒家の方がよいでしょう。小型犬であればマンションでも飼えるところもありますが、種類が限定されていたりすることもあります。
あとは周囲の環境も大切です。買い物する場所は近くにあるか、病院は近くにあるかなども確認した方が良いでしょう。
老後に住むなら一軒家よりもマンションの方が快適♪
老後に住むなら、マンションの方が良いという意見も多数あります。
まず室内がバリアフリーの場合が多いので、将来車椅子生活になったとしても、安心できます(ただし、中古物件の場合はバリアフリーではないところもあるでしょう)。
そしてマンションであれば、セキュリティの面でも心配ありません。人が出入りするところには防犯カメラがだいたい設置されています。そしてオートロックのマンションが多く、警備会社と連携している物件も多くなっています。セキュリティの面では一軒家よりも安心できます。
さらにマンションは気密性が高くなっているので、エアコンなどの冷暖房機器の利用も節約することができます。
ドアの鍵だけ気をつければ、気軽に外出することも可能!庭がないのが残念とも言えますが、面倒な植栽の剪定や草とりをする必要もありません。
老後はマンションに住んだ方が快適と言えるかもしれません。
老後はマンションではなく、一軒家の2階を賃貸させるという方法も
現在一戸建てに住んでいる場合、老後は一階に住み、二階jは賃貸住宅に改装するという方法もあります。
ワンルームを二部屋又は1LDKの一部屋にするかは、その地域性を考えましょう。
ただし、水回りや配線等は部屋数分必要になります。そのため、マンションに住むよりも投資費用がかかるでしょう。
また、賃貸住宅にする場合は玄関も考える必要があります。
これから新築注文住宅の購入を考えているのであれば、設計の段階で考えておいた方が、その後改装する時に簡単になります。給排水の配管だけを先に二階にも回しておくなどしておくと、コスト削減にもつながります。
不動産収入は期待できますが、その分改装費用がかかるなどのことまでしっかりと考えて決めるようにしましょう。
老後は駅の近くに住んだ方が何かと便利?
老後の生活を考えるのであれば、駅の近くに住んだ方が何かと便利なことが多いかもしれません。
そう考えると、駅近くで一軒家に住む場合、土地の値段だけでも高額となるでしょう。そう考えるとマンションの方が良いかもしれません。
一軒家にどうしても住みたい場合は郊外に購入して車で買い物等に出かけるという手段もありますが、いつまで運転できるかはわかりません。郊外になれば、病院だって周囲にないかもしれません。
老後の住まいを考えるのであれば、マンションの方が良いでしょう。
しかし、あくまでも住むのは自分たちです。生活スタイルや個々の事情によっても変わります。どれが正しいとも言えません。納得のいくまでしっかりと考え、物件を選ぶようにしましょう。
老後の生活費についても考えよう
住居のことばかりではなく、老後は生活費のことも考えなくてはいけないでしょう。
2060年には、日本の高齢者(65歳以上)の人口に占める割合は40%を超えるとも言われています。
そのころになると、社会保障体制もかなり変わっているかもしれません。年休の支給開始年齢も延期され、年金給付額も少なくなっていくかもしれないのです。
医療費も3割負担から5割負担になっているかもしまれせん。介護保険だって上がっている可能性もあります。
少子高齢化が問題となっていますが、今後改善される約束はありません。
「年金がもらえるから大丈夫。老後は生活していける。」と安心できる時代ではありません。まだ老後なんて先の話、なんて考えず、今から少しでも対策を考えておきましょう。
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