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出産祝いは友人にもお返しするのがマナー!出産内祝いについて

2018.7.26

友人であっても出産祝いを貰ったらお返しをするのがマナーです。

しかし、出産祝いのお返しを送る機会なんてあまりないので分からない事ばかりですよね。

お返しを送るタイミングや相場、連名でお祝いを頂いたときの返し方などをまとめてみました。

友人でもマナーは大切!出産祝いのお返しについて

内祝いとは、本来はお返しの事ではなく、身内のお祝いの喜びを知らせたい人に配るのが習わしでした。しかし、最近は祝ってくれたことに感謝の気持ちを込めてお返しするのが内祝いという感覚が一般的になっています。

出産祝いのお返しは「出産内祝い」と言います。お返しの品とお礼状を添えたり、赤ちゃんの紹介カードを添えて贈ると喜ばれるでしょう。

出産祝いは沢山の人からもらうと思います。お返しを選ぶ前に頂いた出産祝いの品物や金額、送ってくれた人の名前や住所など一覧を作っておくと便利です。

また、出産祝いを貰ったら出産内祝いを送る前に電話や手紙でお礼を言いましょう。その方が丁寧です。

なお、出産内祝いをお返しするのは、出産祝いをもらってから1ヶ月前後が目安にします。お返しが早すぎても遅すぎても失礼になります。

出産後1週間程度でお祝いを送り、お宮参りの前後でお返しをするのが一般的だとされています。

ただし、もしも先方が喪中の場合は、四十九日がすぎて落ち着いたころを見計らってお返しするのがマナーです。

友人からの出産祝いにお返しをする時期は?

出産祝いのお返しは、子供の生後2週間~1ヶ月くらいを目安にお返ししましょう。

なぜ、生後2週間~1ヶ月くらいが良いのかと言うと、出生届の提出期限は生後2週間以内になっていて、赤ちゃんの外出許可が出るのが大体1ヶ月検診の後の場合が多く、お宮参りなどの行事もあるためです。

例えば、1月下旬に出産し、1月下旬~2月上旬にお祝いが届いたとしたら、2月の下旬までにお返しを送りましょう。

出産後すぐではなく時間が経ってからお祝いを頂いた場合も、お祝いを頂いてから1ヶ月以内にお返ししましょう。ただし、お祝いを頂いてすぐにお返しするのも失礼にあたるので気を付けてください。

なお、出産後は今まで通りには生活出来ず、赤ちゃん中心の生活になります。母親は体調が戻らなかったり、寝不足になったりします。

特に初めての出産の場合は、何もかも分からない事だらけで赤ちゃんの世話以外をする余裕が無くなってしまうこともあります。

そこで、出産前の体調の良い時期に、お返しについて候補を考えておくと良いでしょう。お祝いの金額別にいくつか見繕っておけば、出産後に発注するだけなので気持ちが楽だと思います。

友人からの出産祝いのお返しは内祝いギフトを贈ろう

出産内祝いは、赤ちゃんの出産祝いを頂いた方に感謝の気持ちを込めて贈るお返しの事で、その相手は親族はもちろん友人や職場の人などお祝いをくれたすべての人に贈ります。

今は少子化で出産内祝いを贈るのは1~2度あるかどうかという感じなので、内祝いを選ぶのにも慎重になる人もいるでしょう。

そもそも内祝いにはどんなものをお返ししたらいいか分からないですよね。内祝いは身内のお祝い事を祝ってもらったりプレゼントをくれた人に対してお礼の贈り物をする事です。この内祝いは結婚式や入学祝等のお返しも同じで、出産内祝いもその中の1つです。

昔は、お世話になっている人にはお祝いを頂いていなくても贈る風習がありましたが、今はお祝いのお返しというのが一般的な考え方になっています。

なお、内祝いの予算は「反返し」が目安とされています。例えば1万円頂いた人への内祝いは5000円が予算です。ただし、中には親族から高額のお祝いを頂く場合があります。その場合、反返しにするのは大変なので、1/3程度でも大丈夫です。

友人からのプレゼントや連名で出産祝いを貰ったらお返しはどうする?

出産祝いのお返しには頂いた金額の1/3~1/2でお返しするのが相場になっています。

お金ではなく、プレゼントを頂く場合は金額が分からない場合もあるでしょう。大体の予想をしてその金額の1/3~1/2でお返ししましょう。

しかし、今の時代はインターネットで検索すると調べることも出来ます。自分の予想よりも高額なプレゼントの場合もあるので、調べてみた方が良いかもしれません。

なお、友人や同僚からの出産祝いの場合、連名でお祝いやプレゼントをもらう場合もあるでしょう。その場合は、その金額を人数分で割って相当額のお返しをしましょう。

実際に内祝いの金額を決めるときですが、相場は頂いた金額の1/3~1/2ですが、きっちりそうする必要はありません。

実際に出産祝いを送って返ってきた内祝いを見てみると、きっちり金額を意識してお返ししている人の方が少ないくらいです。

ほとんどの人が、先方が喜びそうなものを選んでいたり、感謝の気持ちを込めて贈ってくれるので、マナーや習慣にこだわる人が相手でない限り金額にこだわる必要はないと思います。

出産祝いのお返しに付ける「のし」について

出産内祝いに付けるのしの水引は紅白の蝶結びです。水引にも決まりがあり、蝶結びは何度も結びなおすことが出来る事から、何度あっても良いお祝いごとに用いられます。

逆に何度も訪れては困る結婚の時には、結んだらほどけない結びきりの水引を使用します。

使用する水引の形が分かったところで、次はのしの付ける位置です。のしには「外のし」と「内のし」があります。

内のしはお返しに直接のしをつけた後に包装する形で、外のしは包装した後にのしを付ける形です。こののしをどっちにするかについては絶対の決まりはありませんが、内のしの方が無難かなと思います。

お店でお願いする時に、出産内祝いはどっちにする人が多いか店員さんに聞いてみても良いと思います。

また、のしには名前を書く?という点です。のしの表書き(水引の上側)には「内祝い」か「出産内祝い」とかいて、下部分には名前を記入します。

この名前は赤ちゃんの名前が良いでしょう。下の名前だけで大丈夫です。なお、簡単な漢字を使用しても横にふりがなを付けると良いでしょう。

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