国立小学校のメリットは?学校の教育方針を理解しよう!
2018.8.13
国立小学校でのメリットというのはどうゆうものなのか?小学校受験を考えている方必見です。
国立の小学校に行かせることを考えている時は、しっかり事前調査をしてからにしましょう。
どの学校にもメリットデメリットがあります。それをしっかり理解して入学をさせましょう!
目次
国立の小学校のメリットとはどんなこと?私立との違いは?
国立の小学校と私立や公立の小学校の違いってどんなところかみなさん知っていますか?
小学校受験に詳しい方に聞くと、私立や国立もそれぞれ学校の方針やカラーなどがはっきりしているのが一番の違いなのですが、国立の小学校は教育研究機関として小学校が設置されているので、教育や先生の質が高いと言われています。
私立小学校へ先生を派遣して教育指導していることもあり、教育界の中でも一目置かれています。
しかし。家庭が国立の小学校へ入学させたいとなると、
・受験できる家庭の住居地域が限定されている。
・ペーパーテストで受かったとしても抽選で外れてしまえば入学はできない。
という事があるのでどんなに優れている子でも入学が出来ないということもあるようです。
しかし、私立は色々なタイプの小学校があるので、家庭の教育方針や子供一人一人の個性に合わせた学校を選びやすいのが特徴です。
中学校、高校、大学が併設している場合もあるので進学がスムーズにいくことも。
そして、男女共学だけではなく、女子校や男子校を小学校から選べてしまうということも特徴的です。
国立小学校と私立小学校の違いを分かりやすく!
国立小学校と私立小学校の違い!
【国立小学校】
項目:国立大学付属小学校
教育費:公立と私立の間くらい
中学進学:ほとんどが系列中学校へ進学
高校進学:中高一貫校とそうではない学校がある。一貫じゃないとなると同系列の高校へ進む事も出来ますが、その割合は私立よりもずっと低い割合で進学する。
学習内容:教育実験校という位置にあることから公立中学とも、私立中学とも異なる。
【私立小学校】
項目:私立小学校
教育費:高い
中学進学:ほとんどが系列中学へ進学
高校進学:成績や素行に問題が無ければそのまま系列の高校へ進学できる。
学習内容:公立中学校よりも主要教科の時間数が多いのが特徴的。英語学習も早くから取り入れている。
国立小学校は私立小学校から比べると学費が安くて、生徒も選抜試験から選ばれるため学習に集中できる環境が整っているというのが最大のメリットなのかもしれません。
しかし、国立小学校は実験的な授業が多く、学習面でも家庭で補う必要があります。
施設面では、国立の為、国の予算削減が施されるので施設関係には期待できません。
国立小学校へ行ける!?メリットとデメリットを理解しよう!
国立の小学校に入るためにはお受験をしなければならない!
実は、国立の小学校へ行っても、内部進学が全員できるわけではないんです。
日本にはたくさんの附属学校がありますが、その附属学校は年々内部進学者の数を減らしているというのも事実なんです。
内部で進学が出来たとしても、外部から入ってきた生徒との学力の差が付いてしまっても大変ですから、結局塾に通ったり、家庭教師を付けることになったりということは必要なのだとか…。
私立に行っても公立に行っても、メリットデメリットはどこに行っても存在します。
大学まで苦労させないで通わせたいと思うなら私立を選択するといいですし、学費はあまりかけられないけれど、勉強をしっかり習わせたいというならば、国立を受験するというのを選択するのがベストかもしれませんね!
お受験は幼稚園年長くらいでいいかな~なんて思っていたら遅いんです!
その理由は、お受験対策教室へ行くと、0歳から1歳までの間に母親がどんな子育てをしていたのかというので成績が異なります。
0歳から子育てをしながら、お受験を考えて、子育てをしている家庭が多いんですよ!
国立の小学校を受験させる前はしっかり考えて!
子供を国立小学校を行かせるなら国立のあり方を理解しなければならない。
国立の小学校は国立大学に併設されている研究機関として運営される小学校であり、小学校教育の実験的研究校として学生の教育実習を行うのが目的とされています。
実験研究校というのはどうゆうものなのか?
実験研究校というのは、文化科学省の教育基準にしばられることなく、独自の教育カリキュラムを組んで、教育をしているというもの。
国立の小学校の先生達は本業の研究が忙しくなると、ゼミの大学生による代理授業が行われたり、自習の時間が長かったりすることもあるのだとか。
これはすべての国立小学校に当てはまることはありません。
もちろん良心的なカリキュラムで教育を行っている国立小学校はたくさんあります。
しかし、入学させたとたんちょっと待って?と教育の仕方について疑問を持ったとしても、学校側は、「最初から実験研究校としての断りをしていて、それを承知したから受験をして入学をさせたのでは?」と国立の学校側はこう反論するのでしょう。
しかし、その手前もちろん親は何も言えず、嫌であれば、転校させる他ないというのがある為、国立の小学校を受験させるという方はしっかり考えたうえで受験をさせなければなりません。
国立の小学校へ行かせるときはしっかり事前調査をしてから!
付属小学校の授業内容はとっても独特なのだとか。
公立小学校とはまったく”別”という考え方をしなければならないそうです。
実際、先生達もどうやって選ばれたのかというと、公立の小学校から異動してきた先生だったり(都内の付属小学校は違うみたいですが)
優秀な先生が選ばれて付属小学校に赴任してきたというわけでもないそうです。
学校の先生達の出世に繋がるのが附属学校への異動が含まれているみたいですよ…。
もちろんちょっと独特だけど、教育もしっかりしていて子供達の学習能力も上がっているという国立の学校はあると思いますが、充分な勉強を求めるなら、公立小学校でもいいのではないでしょうか?
子供にどうしたいのか聞いてみると良いですよ!
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