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町内会役員の上手な断り方は?妥協案を提示するのもアリ!

2018.8.12

町内会役員に推薦されることもあるでしょう。あなたが進んで引き受けたいのなら別ですが、断りたいという人が多いのではないでしょうか。

町内会役員の断り方に困る!どうするべき?町内会役員だけでなく町内会をもうやめたい!断り方は?

妥協案を提示する方法もあります。ぜひお試しを!

町内会役員の断り方に困る!どうするべき?

町内会会議で困ってしまうのが「役員決め」です。立候補ですぐに決まれば問題ありませんが、なかなかスムーズに決まらないのが現状です。
町内会の中には選挙で決められるところもあるそうです。もし自分が推薦なんかされたら困りますよね。

町内会は任意なので、町内会を抜ける人も多いようです。
町内会や自治会の無い住宅地もありますし、入会は任意が原則で強制加入はできません。
町内会を抜けても、ゴミ出しの当番だけは引き受けて、道路清掃などの他の行事の参加は必要なくなります。
町内会を抜けることで、人から陰口を言われたり仲間外れや嫌がらせを受ける可能性も否定できません。
それが嫌であれば、覚悟を決めて参加するしかありません。

ただ役員を引き受けても、理由をつけて断ったとしても、陰で何か言う人は言うに決まってます。しかし、自分はもちろん家族の生活を守っていくためには、戦う覚悟も必要ではないでしょうか。

しかし実際、やりたくもない町内会を抜けると、とても気が楽になったという人はたくさんいますよ。

町内会役員だけでなく町内会をもうやめたい!断り方は?

町内会の退会を考える人は多いですが、実際退会したくても退会出来ない人の方が多いのではないでしょうか。

理由は様々です。
月に2,000円~3,000円かかる会費が負担に感じている人もいます。しかし町内会費を支払わないでいると、偏見の目で見られるのでは?貧乏だと噂される?子供が学校や地域でいじめにあってしまうのではないか?と考えてしまいます。
マンション町内会であれば、共用部分の使用が自分たちだけ禁じられるのでは?と憶測してしまいます。

先程も述べた通り、町内会は任意団体です。加入する加入しないは個人の自由です。

ただ最近は、組織力を高めるために、多少強引にでも町内会に加入させるという地域も存在すると言います。
稀だとは思いますが、基本的には加入は自由であるということを忘れないで欲しいと思います。

退会する場合は口頭で告げる方法もありますが、ある人は、内容証明と配達記録付で退会届を出したという方もいたそうです。

町内会の役員の断り方を考える前にできることを考えよう!

自治会役員の中でも希望者が多い担当はなんだと思いますか?それは「会計監査」です。実は一番仕事量が少ない仕事なので、もし役員になってしまったらおすすめです。

会計監査はどんな仕事を任されるのでしょうか?

前期と後期と年に2回、会計が正しく行われているかをチェックします。
自治会会長が立ち会い、会計担当者と共に、通帳や領収書、予算案と見比べて確認していきます。
大きいお金の動きがある月もありますが、役員会や臨時総会で自治会員に承認してもらうので、事前に把握はできていると思います。
それ以外は大きな動きもありませんので、問題なく進めることができると思います。

たまに銀行利息を計上し忘れる会計担当者もいますが、それもこの監査でわかります。
これらの流れは大体1時間くらいで終わると思います。

また、お金の動きだけでなく、自治会活動自体が正しく行われているかもチェックします。

自治体から送られてくる「市制たより」を月1回各班長宅へ世帯分届けて終了です。

町内会の役員どころか存続自体が危ぶまれている現実

全国には町内会が30万あるとも言われているそうです。
しかし今その町内会の存続が危ぶまれており、20年前には7割近くも加入する世帯があったのですが、今では20%にまで低下したそうです。
過疎の地方が深刻なのかと言えばそうではなく、実は都市部の方こそ深刻化しています。
高齢化や世帯の共働きも影響し、町内会の担い手が減っているのにも関わらず、人員やコストの削減を進める行政からはどんどん新たな業務委託が相次ぐ始末。
町内会は住民参加の祭りなどの行事を仕切るのはもちろん、ゴミ集積所の管理や高齢者の見守り、そして防犯対策などあらゆる役割を持っています。

こうした負担の重さから次々と脱退する世帯が増え、脱退したいにも関わらず町内会の良いとこ取りだけする住民と町内会住民との係争が頻発しているのです。

元々はあくまでも「住民の自主的活動」でした。しかしその組織構成が今の時代に合わなくなってきているのです。
本当に必要な役割だけに絞り込むなど、町内会のあり方について今一度考えるときなのかもしれません。

町内会役員の上手な断り方を伝授!

頼まれたらついつい断れない・・・損な性格を持っている人はいます。
やりたくもない町内会の役員をどうしても頼まれて引き受けることもあるでしょう。

ここで頼まれごとを上手に断る方法をご紹介したいと思います。

1つは「絶対に無理な条件を提示する」です。

町内会の役員を頼まれた時は、「仕事の都合上、早朝か夜11時からの会合しか参加できませんが、それでもかまいませんか?それでできる役員であればお引き受けしますが・・・」と答えるのです。
ヤル気はあるけど引き受ける環境でないというニュアンスがポイントです。

こういった方法は他の誘いの断り方でも使えます。
遊びの誘いなどで「お金がない」という理由ではちょと弱いですが、「今財布に500しかない!」と具体的な数字を出すことで納得させることができます。

とはいってもどうしても断りきれないこともあるでしょう。その場合は「妥協案」を提示しましょう。

妥協案を出し、万が一役員を引き受けてしまったとしても、自分の意見を少しでも通しておくようにするのです。
「毎月役員会議に参加することはできませんが、年3回程度でしたら可能です」
「1人では不安なので2人で分担できるのならお引き受けします」
などの条件を提示するのです。

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