新しいメモのカタチ

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女性トラック運転手が増えた社会背景は?トラガールが増えた理由

2018.8.17

トラックの運転手と言うと、以前は男性しか見かけませんでしたが、最近は女性も増えてきています。

女性のトラック運転手が増えたことには、今の時代背景が反映されています。

女性もカッコよくトラックに乗ってみませんか?

女性のドライバーが増えた実態を調査します。

女性のトラック運転手、年齢別の比率は?

1997年に改正された「男女雇用機会均等法」により、今まで男性が多かった職種などにおいても女性が活躍するようになりました。

社会的にみても男女平等が認知されてきて、プロのスポーツ選手や、電車の運転士、タクシーの運転士などでも女性が増えてきました。

では、トラックの運転手は、男性のイメージを持つ方が多いですよね。
しかし、近年の不景気の影響もあり、女性のトラックドライバーが増えているのも事実です。

女性のトラックドライバーの比率
・20歳以下…0.1%
・21~29歳…8.3%
・30~39歳…42.2%
・40~49歳…37.0%
・50~59歳…11.7%
・60歳以上…0.7%

比較的若い世代というのは少ないようです。
しかし、これからは女性ドライバーが増えることも予想されます。

また、次のような理由もドライバーが増える要因と言われます。
・荷物をフォークリフトで積み下ろしを行う場合、力が必要ない
・オンラインショッピングの普及により荷物の増加
・宅配もサービス業での質の高さが求められる

宅配してきた方のイメージが良いと、受け取る側も気持ちの良いものですよね。

女性のトラック運転手が増えた要因は?

女性のトラック運転手は、やはり会社内でも一目置かれる存在のようです。

運送業で働いている男性は次のように話します。

僕が働いている会社は、バラ積みも多いので、男でも大変な荷物も頑張って運んでいるようです。
中には大型トラックに乗って、長距離を走っている女性もいます。
女性が増えた要因は、やはり運転手の不足というのが大きいと思います。

フォークリフトを使う荷下ろしでしたら、女性でも問題なく働けますし、最近はネット通販の普及により、小さな荷物が大変多くなりました。
このような荷物は軽い物も多いので、女性でも扱える荷物だと思います。

また、今まで運送業というと、スタッフは男性だらけだったので、女性がいることがとても新鮮に感じます。

一緒に働いている女性は、挨拶もしっかりとできるし、人当たりもいい感じの人なので会社内の雰囲気もとても良くなりました。

女性でトラック運転手に転職を考えるなら

40代の女性でトレーラーのドライバーをしている女性に、女性で転職を考えている方へのアドバイスを紹介します。

私が初めてドライバーで採用された会社で、当時私は21歳でしたが、会社から「大型乗る?」と聞かれましたが、やはり怖さもあり断りました。
男性であっても、いきなり大型のドライバーになれるという人は少ないと思います。

若い体力のあるうちなら、荷物も手積み手卸しでも平気かもしれませんが、長い目で見るとフォークリフトなどで積み下ろしをする方が良いでしょう。

手積みなどがない会社で、4トンから大型、けん引のある会社に入って、順にスキルアップできるのが理想ですね。

付け加えるなら、リフト免許があれば良いですね。
中には、会社で免許を取らせてくれる会社もあります。

今は、女性ドライバーも珍しくはありませんでの、やる気さえあればやっていけるでしょう。

女性ドライバーの積極的な採用

「トラガール」という言葉を聞いたことがありますか?
この言葉は、2014年9月に国土交通省による女性のトラックドライバーを増やすためのプロジェクトから生まれました。

トラックドライバーは、大きなトラックで重い荷物を長距離運ぶというイメージが強かったと思いますが、女性がドライバーとして活躍するために「トラガール」として女性を多く採用するようになりました。

これはこんな時代背景があります。

・男性トラックドライバーの高齢化
・オンラインショッピングの荷物の増加
・荷物増加に伴うドライバー不足

このように業界全体が人手不足に陥っているため、女性の進出が必要だったのです。
運送業で人手不足が続くと、ドライバーの負担が増え過剰労働になったり、送料が引き上げられたり、配送時間が今までよりも長くかかったりといったことにつながる可能性もあります。

ドライバーだけでなく、荷物を受け取る側にも影響があるのです。

ドライバー不足がこの後も続くと考えられ、ドローンによる配達も研究されていますが、まだまだ実現には時間がかかるようです。

トラックの運転手と言っても、トラックの大きさによって作業も違う

一般的な考えとしては、小型トラックと大型トラック、どちらの方が女性に働きやすいかと考えると、小型のトラックの方が働きやすいように感じる方が多いでしょう。

小さなトラックの方が、荷物も小さく軽いものが多いでしょう。
しかし、小さなトラックの場合、荷物は手積みで行うことが多く、当然、届け先でも手降ろしで商品を届けます。

軽トラックくらいの容量でしたら、この作業でも大丈夫かもしれませんが、こえが2トントラックや4トントラックになったら、作業量はかなり違います。
かなりの労力と時間を費やします。

そのことを考えると、フォークリフトなどでの積み下ろしができる大型の方が、体力的には実は厳しくないということもあるのです。

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