新しいメモのカタチ

新しいメモのカタチ│サーチノート

交通事故直後に謝罪の言葉は使うべきじゃない?その判断とは

2018.8.10

交通事故直後は誰しも慌ててしまいます。動揺してつい「すみません」と謝罪の言葉を言ってしまうこともあるでしょう。

交通事故ですぐに謝罪の言葉を言うのはだめなの?交通事故直後の何気ない「すみません」は謝罪の言葉になってしまう!?

過失割合も関係します。ご注意を。

交通事故ですぐに謝罪の言葉を使うのはだめなの?

基本的な道徳として、悪いことをしたら謝るのが筋です。これは幼稚園児でもわかることですよね。
交通事故の加害者になってしまったとしたら、まずは相手に誠心誠意きちんと謝罪しなければなりません。

保険会社に全て任せているんだし、こちらから謝る必要はあるの?と思っている方もいると思いますが、それは間違いではないでしょうか?
謝罪をする義務がないにしても、たとえ相手の感情をさかなでする原因になったとしても、まずは加害者本人が相手に出向いていて正式に謝るべきです。

謝ることで、見えないところで事故の解決に役立つこともあるのです。

ただ謝罪をするべきじゃない人もいます。それは、どっちが加害者か不明確な場合です。交通事故の過失がどちらにも考えられる場合は、下手に謝罪を行うと揉めてしまう原因にもなります。謝罪は控えた方が無難です。
どうしたらいいか判断に困った場合は、担当の保険会社に相談するとアドバイスをもらえるでしょう。

明らかにこちらに非がある場合は、被害者の自宅へ伺い謝罪をしましょう。勝手に行動すると保険会社に迷惑をかけることもあるので、謝罪の前に保険会社の担当者へ相談すると安心です。

交通事故直後の何気ない「すみません」は謝罪の言葉になってしまう!?

「交通事故を起こしてすぐに謝ってはいけない」と聞いたことありませんか?

交通事故に遭ってしまった直後は、誰しも動揺してしまうものです。
初期対応に何をすべきかが重要になり、場合によっては後々の示談交渉で不本意な結果になってしまうことがあります。
やるべきことはたくさんありますが、やるべきことと、やってはいけないことがあるのです。

大抵の人は交通事故に遭ってしまうと慌ててしまうので、やってはいけない行動をついつい無意識のうちに行ってしまうのです。たとえ小さなミスでも、それが示談交渉の際に大きな影響を及ぼすことだってあるのです。

日本語の「すみません」というのは、基本的には謝罪する言葉です。しかし実際は色々な場面で使われる言葉であり、例えば人混みの中かきわけて進む場合でも、「すみません」という言葉を使いますし、人を呼び止める時でも「すみません」を使います。
人によっては癖で言葉の頭にこの「すみまません」という言葉を付けてしまう人もいます。

交通事故直後につい使ってしまう「すみません」という言葉。悪くもないのに使ってしまうと、謝っているということになりますので、むやみに使うことがないよう気を付けましょう。

交通事故直後の謝罪の言葉がもつ重要性とは

あなたが交通事故加害者になってしまった場合、相手へ謝罪するという行動は、とても気が重いものだと思います。
もし事故が業務中に起きたものであれば、当事者に任せるだけではなく、同伴して謝罪に伺うことも必要になります。
個人で起こした交通事故の場合でも同様です。

実は謝罪をすれば済むかどうかは、事故の相手によります。最近は加害者であっても「全て保険会社に任せているので」と全く謝罪しない人もいます。しかし、相手に非がない場合は、加害者であるあなたがまず謝罪を行うべきです。
慰謝料をたくさんもらおうと企む人も確かにいますが、まずは非があるならばきちんと謝罪をした方が無難です。

交通事故でトラブルになってしまう原因は、被害者の加害者に対する感情によるものです。
交通事故で謝罪がないことで揉めますし、保険会社の理不尽な対応によって感情が爆発してしまうのです。

ただし、謝罪はあくまでもこちら側の過失割合が大きい場合のみです。特別な事情がない限りは謝罪することは避け、加入する保険会社と相談するようにしましょう。

交通事故の被害者への手紙は謝罪の言葉をどう使うべき?

交通事故の加害者になってしまった場合、後で落ち着いてから改めてお詫びの手紙を贈ろうと考えることもあるでしょう。
では、どのような文面で送るといいのでしょうか?ポイントは謝罪の言葉の使い方にあります。

「前略 この度は、私の不注意から○○様にお怪我をさせてしまい、心よりお詫び申し上げます。事故後すぐにお会いして、直接お詫びを申し上げたいと思っておりましたが、諸事情によりこのようなお手紙を差し上げることになったことお許しください。
この事故により、○○様のお仕事にも多大なる影響やご迷惑をおかけしたことと思いますが、寛容にも示談に応じていただいたこと、心より御礼申し上げます。
その後のお怪我の具合はいかがでしょうか。順調に回復されていればいいのですが。あの事故以来、私は車の運転を控えるようにしています。今後もし車を運転するようなことがあったとしても、二度と同じような事故を起こさないようしっかりハンドルを握り、気を引き締めて運転する所存であります。
つきましては、お詫びのお礼のしるしとして、お見舞いの品をお送り致しました。ご受納いただけたら幸いと存じます。
略儀にて恐縮ではございますが、重ねてお詫び申し上げます。」

交通事故の謝罪の言葉は何に対しての謝罪?それを考える

交通事故で思わず謝罪をしてしまうこともあるでしょう。言ってしまった言葉を取り消すこともできませんので、事故直後の対応が重要となります。

でも人の心情として、自分に非があるのか判断がつなかくても、謝罪してしまいたくなりますよね。相手に本当に謝罪しなくてもいいのか、謝罪はするべきなのかという問題についてより深く考えてみましょう。

謝罪すべきかどうかは、明らかに相手方の過失が大きく、一方的な落ち度によるものでない限りは、謝罪すべきではないでしょうか。

100%自己に非がある場合というのは、停止車両に追突してしまった時などえす。その場合は謝罪して当然ですよね。
反対に後々過失割合についてトラブルに発展しそうなケースというのは、相手ににも相応の過失があると考えられる時になります。
この場合は謝罪をしてしまうことで自己の非を認めてしまうことになりかねないので、謝罪をするべきか判断に迷いが生じます。

交通事故が起こってしまった場合、停止車両への追突でない限り、当事者同士に様々な負担が生じます。
警察や保険会社への連絡はもちろん、車を修理するための対応も必要になります。
これに対する「申し訳ありません」や、相手が怪我を負ってしまって乳通院や仕事への影響が出てしまったことに対する「申し訳ありません」も抵抗はないのではと思います。

何に対しての謝罪なのか、謝罪の中身を考えることが大切なのです。

 - 暮らし・アイデア