新しいメモのカタチ

新しいメモのカタチ│サーチノート

パートと正社員の違いはどんなところ?気になる違いをご紹介

2018.5.22

仕事している内容は同じなのに・・・?パートと正社員の違いとはいったいどんなことなのでしょうか?

パートや正社員のメリットとは?あなたに合った働き方はどっち?

気になるパートと正社員の違いについて調べてみました。

パートと正社員の違いとは?

パートと正社員の違いは所定労働時間の長さです。一般的に正社員は法定労働時間の週40時間働いている人となり、パートは週40時間より短い時間で働いている人となります。パートはパートタイマーの略となり、フルタイムではなく一部の時間帯のみ働く人という意味があるそうです。なので、1日8時間また週40時間働く人は正社員となります。

法律にはパート労働法というものがあり、短時間労働者(パート)は1週間の所定労働時間が同一の事業所に雇用される通常の労働者(正社員)の1週間の所定労働時間に比べて短い労働者となります。

簡単に言うと、1週間の労働時間がその会社の正社員と比較して短いのかどうか?というところが判断の基準となります。所定労働時間は企業ごとに決められているものとなりますが、法定労働時間を超える時間になることはありません。長時間労働は労働者のケガや病気につながる可能性が高まり危険です。労働者を守るために、法定労働時間があります。

パートと正社員の違いはこんなところ!

パートと正社員の違いといえば、仕事内容や働き方ではないでしょうか?もちろん、同じ仕事内容である場合もありますが、パートは正社員より比較的、単純作業が多いようです。

働き方の違いとしても正社員であれば会社の決めた仕事時間や休日となり、パートやアルバイトは、自分のライフスタイルに合わせて勤務や休みを決めることができます。残業時間に対しても、正社員は必要に応じて残業しパートやアルバイトであれば決められた時間で帰ることが多いようです。

パートやアルバイトは、事業所によりますが転勤や出向はほとんどなく他にパートやアルバイト、副業をしても問題はない会社がほとんどです。研修などスキルアップを受けることがあるかと思いますが、正社員のほうがよりそういった場が多いです。

仕事内容や働き方の他にも、責任の程度があるかと思います。パート労働者は期間や時間が定められているので責任を伴わない仕事ということが前提になっているようです。

パートやアルバイトであれば、働く場所が変わることはほとんどない、もしくはできないことが多いのではないでしょうか。正社員の場合は、色んな業務の経験をさせることによる能力開発や、適材適所の調整などの配置転換であったり、昇進や昇格による配置転換や勤務地変更があります。

パートと正社員の違いといえば、お給料!

働く時間が違う、パートと正社員はお給料もかなり違います。正社員は月給制となりパートは時給制・日給制になります。正社員の給与は月給制の他にボーナス、退職金があることが多いです。

パートが短期であれば昇給がなく、短期ではない場合でもボーナスや退職金が支給されることもほとんどありません。お給料の違いはの他には、福利厚生の違いがあります。

正社員は、社会保険、会社によって住宅手当、育児支援、資格手当など、手厚い福利厚生を受けることができ会社が設けた福利厚生に関しては正社員に限定されていることが多い事に対し、パートの場合は一定の条件を満たさなければ社会保険に加入できません。

長期的に働くことが前提とされている、正社員は責任のある仕事を任され、成長できるチャンスに恵まれることが多く、会社による教育支援や研修制度を受けることが多いでしょう。しかし、正社員・パートやアルバイトこだわることなく教育支援や研修制度を取り入れることが会社には必要なのかもしれません。

正社員は従業員?パートの場合は?

従業員という言葉は法律で使われて定義されている言葉ではなく、一般的には、自分のお店や会社で雇われている、つまり雇用契約を結んでいる労働者のことを言います。

正社員の場合は、雇用契約の期間の定めがなく、労働時間や勤務地なども会社が決定をした条件で働く従業員を指します。働き方の違いによって、勤務地限定正社員、短時間正社員といった形もとられています。

個別に取り決められた労働条件で働く従業員を契約社員と言います。雇用契約の期間が1年であったり、ボーナスや退職金の条件が正社員と異なっていたりといったケースのように個人ごとに雇用契約の内容を柔軟に決められます。時間単位で働く従業員がパートタイマー・アルバイトです。アルバイトとパートタイマーの区別は法律上の明確な定義がありません。

アルバイトの場合は時給で働く従業員となり、パートタイマーはアルバイトの中でも曜日や日時を指定して働く従業員という形で使い分けられるそうです。正社員、契約社員、アルバイト・パートは従業員となり役員、業務委託、外注先は従業員ではないと言えます。

パートのメリット・デメリットとはとは?

パートのメリットは、時間の融通が利くことが最大のメリットと言えます。育児や介護、プライベートなどの時間と仕事を両立したい人に向いている働き方ではないでしょうか?

休暇を比較的楽に取る事が出来るのもパートのメリットです。残業もないことがほとんどです。パートの場合は、未経験でも受け入れてくれる求人が多いのでゼロからのスタートもしやすく、パートやアルバイトから正社員になれる可能性があります。

パートは「時間の融通が利く」「短時間でも働くことができる」ことがメリットではありますが、このことから仕事が制限されてしまうというデメリットもあります。パートやアルバイトは責任の軽さから、仕事の内容を制限されることが多いのでスキルアップをしたいのであればやりがい的な面でいうとデメリットになってしまいます。

また、パートやアルバイトは会社が経営不振に陥った場合に真っ先に首を斬られる可能性があります。会社によっては、正社員と大差無く扱われる事もあります。

 - ビジネス・職場