テントウムシの幼虫の飼い方や必要な知識について
2018.5.21
テントウムシは可愛らしい姿をしているので見つけると嬉しくなりますよね。
またテントウムシがいると害虫が少なくなるっという話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
そんなテントウムシの幼虫からの飼い方についてご紹介します。
目次
テントウムシの幼虫などを育てるのに必要な物や飼い方について
テントウムシの幼虫などを育てるにはまず飼育する容器が必要になります。テントウムシを飼うのにはコップや空き瓶などの小さな容器でも飼う事ができます。空き瓶などでも飼えるので容器の準備は簡単ではないでしょうか。
容器の底にティッシュペーパーなどをしき、蓋をしないで空気が入るようにガーゼなどをかぶせましょう。ガーゼの隙間から逃げてしまわないように輪ゴムなどで押さえておくといいいですよ。
またテントウムシが卵を産んだ場合、エサが足りなくなると共食いをしてしまう事もあるので、卵のついた葉を別の容器に移して育てるといいですよ。卵から幼虫になるまでは特にお世話をする必要はないです。適当な容器を準備してテントウムシの飼育に挑戦してみてくださいね!
テントウムシは何を食べる?幼虫は?飼い方についてをご紹介
テントウムシって何を食べるのかご存知ですか?
テントウムシの種類にもよるのですが、一般的なナナホシテントウやナミテントウなどはアブラムシを食べます。飼育をする場合はアブラムシがたくさんついた草を容器に入れてあげてください。水分や糖分を多く含んだリンゴなどもエサとして与えることはできますが、成長の助けにはならず卵を産ませたりすることはできません。
また容器からテントウムシはもちろんですがアブラムシも逃げ出さないよう気をつけてくださいね!テントウムシの幼虫のエサもアブラムシになります。幼虫だと一日に約20匹ほどのアブラムシを食べます。もちろん成虫はもっと食べます。エサが足りなくなると共食いを始めることもあるのでたくさんアブラムシを入れて育ててくださいね。
テントウムシの幼虫の飼い方。害虫とを見分けよう!
テントウムシって可愛らしく、いい虫と思う方が多いですよね。なぜいい虫と思わているのかというと、一般的なナナホシテントウやナミテントウなどのテントウムシは、アブラムシやカイガラムシなどの虫を食べ、野菜などの葉っぱは食べません。
野菜などに害のある虫を食べてくれ、さらに野菜などの葉っぱは食べないのです。これがいい虫と思われるところなのではないでしょうか。
しかしテントウムシダマシという名前の通りテントウムシに似た虫がいて、このテントウムシダマシは葉っぱを食します。テントウムシとの見分け方は、葉っぱを食べるので葉の被害があれば確実にテントウムシダマシです。
また野菜などの根元にいることが多く見つけにくいですが、幼虫になると黄色っぽい色をしているのですぐに違いがわかると思います。間違ってテントウムシダマシの飼育をしないよう気をつけてくださいね!
テントウムシを飼うのに便利なものについてご紹介!
テントウムシの飼育をするときに、あると便利な物について紹介していきたいと思います。まずは「絵筆」です。テントウムシの幼虫の移動をするときに、手では捕まえにくいですし、ピンセットなどの堅いものだとつぶしてしまうので絵筆があるととても助かりますよ。またアブラムシを払い落したりもできますし、成虫になってからも筆先にしがみつかせて移動させることもできます。
次にテントウムシの種類にもよるのですが、「人口の餌」です。ナナホシテントウの幼虫はこの人口の餌では育てることができないのですが、ナミテントウの幼虫は人口の餌でも成虫まで育てることができます。アブラムシを捕まえるのも大変なのでとても助かるのではないでしょうか。しかし人口の餌では卵を産ませる事はできないので、一週間ほど前からアブラムシを食べさせる必要があります。
冬のテントウムシの飼い方や環境について
テントウムシの寿命は短くだいたい1から2か月くらいの期間で、暖かい間繰り返し卵、幼虫、さなぎ、成虫、たまご産み死亡するを繰り返します。しかし中に、越冬する成虫がいて冬を越します。ですので、冬は寒いところに放置して暖かくしないようにしてください。
さなぎや越冬成虫を見つけてもそのままの状態にし時々霧吹きをするくらいにしましょう。春になると越冬成虫は交尾し卵を産むので動き出したらアブラムシをたくさんあげる必要があります。
幼虫でもかなりの量のアブラムシを食べますので大量に必要になります。アブラムシを探すか育てるかもしなくてはいけなくなるのでテントウムシの飼育は、とても大変です。さなぎを見つけアブラムシのいる草ごととってきて成虫までを楽しむというのがいいかもしれませんね。
- 雑学・おもしろ