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子供への遺伝は顔のどの部分に出やすい?遺伝のいろいろをご紹介

2018.6.4

子供が生まれると顔はどちらに遺伝しているのか?どっちに似ているのか気になってしまいますよね。

そんな遺伝、そもそもどんな仕組みになっているのか?隔世遺伝の仕組みについてなどもご紹介いたします。

また生活環境によって変わる顔のパーツについてもまとめてみました。

子供への遺伝はどの位顔に!?染色体の影響について

遺伝は染色体に関係してきます。XY染色体をもつ男の子は、母親のX染色体と父親のY染色体の片方を受け継ぎます。

ちなみにY染色体とX染色体を比べるとX染色体の方が数が多いと言われています。
またX染色体を女性は2つ持ち、弱いものと強いものに分かれています。

という事は数が多く、母親の強い方の染色体を引き継いだ男の子は母親似となりますよね。反対に母親の弱い染色体を受け着いた場合は双方の特徴をバランスよく受け継がれる形に。

女の子の場合はというと染色体はXX染色体。
男性のX染色体には強弱がありませんので、女性の弱い染色体を受け継いだ場合は父親似となります。
逆に母親の強い染色体を受け継いだ場合は、両方がバランスよく遺伝するでしょう。

これらの事が関係し、男の子は母親似が多く、女の子は父親似が多いと言われているのです。

その他にも優性遺伝や劣性遺伝も関係しますのでご注意を。

子供への遺伝は顔以外にもある?遺伝する場所について

子どもはどんどん成長していくので、最終的にどちらに似たのかは大きくならないとわからない事が多いでしょう。
身長や体重などは、大きく遺伝すると言われていますが他にはどんな所が遺伝するのでしょうか。部分的に見ていきましょう。

目・・・ 一重か二重か、よく似ている部分で話題になりますね。こちらは遺伝要素が大きいです。また生まれた時一重でも、成長するに従い二重になる事も多くあるようです。

肌の色・・・人種による肌の色の違いや、育った場所によっても違いが現れます。

記憶力や知能・・・ 約50%の遺伝が見られると言われています。

その他には、まつ毛の長さ、耳たぶ、えくぼなどは両親の優性遺伝となります。

子供に遺伝する顔のパーツと、生活環境で変わる顔のパーツ

顔も親の遺伝をするパーツが多く存在しますが、生活環境でも変わる事があるのご存知ですか?

目、鼻、おでこなどは母親に似たり、父親に似たりと遺伝が大きくみられる場所ですが、顎や口元などは生活環境によって変わってくることがあります。

例えば顎は最近、小さな場合が多く歯が並びきらない子が増えています。

それは生活環境が昔と変わってきたからと言われていますよね。

今は柔らかい食べ物を好むようになっていて、硬いものをあまり食べる事がないので顎が小さくなっているのです。
逆によく顎を動かしていると、筋肉が付きしっかりとした顎になるでしょう。

また口元も、テレビでビューティーカウンセラーの人が話すように、いつも笑顔を浮かべていると口角が自然と上がって見えるようになります。

自分の顔の気に入らない所、遺伝だと悩まずに生活環境を変えてみてはいかがですか?

赤ちゃんの顔はどちらの遺伝?特徴ある部分が遺伝する?

特徴のある部分が、子供の顔に遺伝する?
いえいえ特徴があるから目立つだけです。

そもそも赤ちゃんの顔って、本当に成長と共に変わってきますよ。
最初はお父さん似だなぁ~と思っても、最近はお母さんに似てきた。なんて事も稀ではありません。
もちろんその逆も!

ちなみに我が家は長男はお父さん似、次男はお母さん似だと言われます。
ハッキリ言って長男はお父さんに激似ですが、お父さんを見たことがない人には「お母さん似ね~」なんて言われる事も(笑)。
特徴だって結局見る方の見方次第、捉え方次第なのかも知れませんね。

それにお父さん似、お母さん似と別れる二人なんですが寝顔は小さい頃から、今に至ってもソックリなんですよ。結局はいろいろと混ざり合いながらも、兄弟は似ているという事なのでしょうか。

また親にはあまり似ていないけど、兄弟はソックリという事もありますよ。

父にも母にも似てない、それって隔世遺伝!?

親子で似ていなくても、おじいちゃんやおばあちゃんに似ている場合も。

そう、これって隔世遺伝!よく耳にする言葉ですよね。

この隔世遺伝の仕組みを説明すると、子どもは父親側の染色体と母親側の染色体をもって生まれてきます。
23本の染色体が1セットとなり、2セットです。

23本だとわかりずらいので、1セットをわかりやすくAとBの2本から成り立っているとしましょう。
2セットあるので、合計4本とします。
父親が持っている染色体を、祖父からもらった祖父AとB、祖母からもらった祖母AとBの4本です。

この父親が子供を作る際には、精子には1セットしか持つことが出来ません。また母親の卵子に関しても同じことが言えます。

子供が出来る際には1セットずつが合わさり2セットになるからです。
2セット→1セットになる時には、4通りの組み合わせが考えられます。
「祖父のAとB」「祖母のAとB」「祖父Aと祖母B」「祖父Bと祖母A」。

血液型で表すとわかりやすいですよね。父がA型のAOを持つ場合と母がB型のBOを持つ場合AOとBOが結びついてOOが生まれる可能性が出てきます。このOとOは祖父母の物だというわけです。

これが父親にも母親にも似てないのに、おじいちゃんおばあちゃん似ている理由の一つになるのです。

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