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子宮の入口に出来る”出来物”や”子宮筋腫”についてご紹介!

2018.6.22

子宮の入口に出来物がある時ってすごく不安になってしまいます。

しかし、今の医学はとっても進歩しているので検査で良性か悪性、そしてあなたに合った治療法も選べるのです。

女性の皆さんが対象です。子宮の入口に出来る出来物について知識を付けましょう。

子宮の入口に出来た出来物は【子宮頚管ポリープ】の可能性。

子宮の入り口にできるできものにポリープがあります。

【子宮頚管ポリープ】と言われるものです。

この子宮頚管ポリープのほとんどが良性と判断されますが、悪性のものもあります。

どうして子宮頚管ポリープが出来るのか原因ははっきりしていません。
ですが、女性ホルモンの変化や子宮頚部の炎症と言われていることがあります。

子宮頚管ポリープの細胞はとても繊細なので少しの衝撃で出血をしてしまいます。

性交や運動などの後に不正出血を起こしてしまうという事が頻繁に見られることがあるので不正出血がある時点で婦人科を受診するようにしましょう。

子宮頚管ポリープは痛みは感じません。しかし、切除治療が基本となっています。

採取したポリープの細胞組織を調べ、良性が悪性かを調べるのですが、切除手術はポリープの大きさによって異なります。

ポリープの茎が太いなどといった場合は切除方法は麻酔をしてメス、はさみを使って採取し、この切除方法になると入院も伴ってきますので、準備をしておきましょう。

気を付けてほしいのは、この子宮頚管ポリープは再発することが多いです。

定期的に検診を受け検査をしましょう。

子宮の入口にできた出来物【子宮頚管ポリープ】の治療法と費用は?

子宮頚管ポリープになってしまった時の治療方法と処置費用はどのくらいかかるのかをご紹介していきます。

子宮頚管ポリープの治療方法

・内視鏡を膣に挿入し、電気メスなどを使って切除する治療法が一般的です。

日帰りが可能な治療法です。

・鉗子というはさみのような形でものを掴んだり切除したりできる器具を使って治療します。
根が深いポリープに関してはレザーなどを使って切除する場合もあります。

こちらも日帰りが可能な治療法です。

子宮頚管ポリープの切除術

・保険適用
・治療費約5千円~1万円
・入院を必要とする場合約3万円

となります。

子宮頚管ポリープは不妊の原因にもなりかねるので早めに検査をし、治療することをおすすめします。

子宮の入口にある出来物。これって腫瘍?

触ると何だか子宮の入口にボコっとした固まりがある…
実際には検査をしなければわからないのですが、ここではケースについてご紹介していきたいと思います。

5年もの間その固まりが何なのか婦人科を何度も回って原因が分かったケースです。

子宮筋腫でもなければ癌でもない。
そしたら何なのか全く分からないですよね!

稀なケースですが、その固まりは分泌物が詰まった腫瘍のようなものでよくみられる症状なのだとか…。悪性のものじゃないので心配することはないという体験談がありました。

こちらは良性の中でもとても稀なケースなのですが、自己判断はせずにしっかり病院で検査した結果が「分泌物が詰まった腫瘍のようなもの」となっているので、同じようなことがある人はしっかり検査を受けるようにしましょう。

良性腫瘍の”子宮筋腫”ってどんな種類があるの?

子宮筋腫は子宮に出来る腫瘍でも良性のものを言います。

種類は3種類あり

・子宮を作っている筋肉の中に出来る筋腫が【筋層内子宮筋腫】

・子宮の中の漿膜(しょうまく)というところに出来る筋腫が【漿膜下子宮筋腫】

・子宮の内側の粘膜に出来る筋腫が【粘膜下子宮筋腫】の3種類です。

最も多いケースは【筋層内子宮筋腫】で筋腫全体の70%を占めています。

子宮筋腫の触診はお腹側からの触診と膣内からの触診の2つの触診があります。

筋腫が大きければお腹から触ってもしこりに触れることができるので、触った時の場所や痛みの場所から筋腫の場所を把握することができます。

自分でお腹を触ってしこりが解かるという時は筋腫はこぶし大くらいに成長していると言われているので、自分で筋腫を確認する時は仰向けに寝転がって下の方のお腹を圧迫するとしこりを発見することができます。

しこりを確認できなくても、子宮筋腫になることもあるので、しこりがあるないに関わらずしっかり医師の診察を受けましょう。
そして、医師の指示をちゃんと聞きましょう。

子宮筋腫になった時の治療法ってどんな治療法があるの?

子宮筋腫は命に関わるような腫瘍ではないのですが、子宮筋腫を放っておくと、不妊の原因だったり、流産の原因だったり、月経困難症の原因だったりします。

子宮筋腫を根本的に治すにはやはり手術療法がメインとなります。
薬物療法もありますが、緩和するのみで根治には至りません。

手術が必要になるような時はどんな状態の時か?

・筋腫が成長している場合。

・生理が重く、私生活に支障をきたすような場合。

・妊娠を希望しているけれど、筋腫のせいで妊娠が出来ない。

・生理中、出血が多く貧血になったり眩暈を起こしてしまうような場合。

こういった場合に手術を選択する人がたくさんいます。

手術方法はどんなパターンがある?

まず、考えるところは子宮を残すか残さないか。

それによって術法も変わっていきます。

子宮を残すなら【子宮筋腫核摘出術】
将来、子供を授かりたいという方はこの手術法を選びます。しかし、子宮を残すという事は再発の恐れがあります。

子宮を残さないなら【子宮全摘術】
将来妊娠を希望しないという人はこの手術法を選びます。

子宮がなくなるので悪性腫瘍の子宮癌の可能性はなくなります。

子宮筋腫で悩んでいる方はたくさんいると思います。

あなたにとって最善の治療方法を選択しましょう。

そして、パートナーがいるのであれば、パートナーとしっかり話し合いをしましょう。

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