新しいメモのカタチ

新しいメモのカタチ│サーチノート

鏡とカメラでは自分の顔が違う…その疑問についてを説明します

2018.6.2

ばっちり鏡の前でメイクをして撮ったはずなのになんか違う…。

鏡に映る自分と、写真で撮った自分が違うと思ったことありませんか?

どうして鏡の自分と写真の自分は違って見えるのか。
そんな疑問について、理由として考えられていることについてご紹介したいと思います。

自分の顔が鏡とカメラで違うと感じる理由について

鏡に映る自分とカメラに映る自分が違うと感じるのにはいくつかの理由があると言われています。

まずよく言われるのは、鏡に映る自分は左右反対です。人間の顔は左右違っていて印象も変わっています。普段鏡で見る自分に見慣れていると、写真に写る自分の顔は左右反対なので違和感を感じるのです。

また顔を作っているからと言うのもあげられます。鏡の前にいる時って自分の顔をチェックしているので無意識のうちにキメ顔になっていることがあるようです。
写真を撮るときには自分の顔を見ることができないので普段鏡の前でしている表情にはならず違和感を感じるのです。

その他にも鏡を見る時は鏡との距離が近いので顔のパーツでの確認をしていることが多く顔全体のバランスを見ていることは少ないものです。また気に入っているパーツにばかり目を向けていることも多く、写真で顔全体を見る時に違和感を感じるのです。

また光の当たり方で、肌が綺麗に見えたりシワが消えたり、逆に目立ってしまったりして印象が変わって見えるのも原因の1つです。

カメラに写る自分は鏡の自分と違う?

写真に写る自分に違和感を感じたり、不細工に見えたりしませんか?

写真と鏡に写る自分の姿が違って見えるのには脳内補正をしているからだとも言われています。

誰でも不細工よりかっこよくや可愛くなりたいと思うと思います。人はこのような理想を求める傾向にあり、この理想が脳内で錯覚を起こして自分がかっこいい、可愛いと思ってしまうのです。

好きな人がいる場合、その相手が一番だと思うことないですか?これも同じ理由からで、好きな人は一番、一番かっこいい、一番可愛いと思うようになるのです。

また鏡で自分を見る時にはキメ顔をしていることが多いので、脳内補正とキメ顔で普段よりもいい自分に映っているものです。その顔を見慣れていると、普通の状態の自分が写った写真では違和感や不細工と感じるようになるのです。

鏡とカメラの写りは光の当たり方で違う?どの角度がいいのかをご紹介

上でも紹介しましたが写真と鏡の自分が違って見える理由の1つに光の当たり方があります。

どのように光が当たるとどのように見えるのか気になりませんか?
光の当たり方や角度、表情など条件によっていろいろ変わってきますが、一般的に言われていることを紹介したいと思います。

まず後ろからの光です。後ろから光を当てると、顔の凹凸の部分に影ができます。目の下のクマやほうれい線などが目立つようになってしまいとても疲れた、老けた顔に写ってしまいます。

斜めに光が当たっているときには、影が左右で違ってくるので左右非対称の顔に写ってしまいます。

正面から光が当たっている場合は、顔の凹凸に影ができないのでクマやシミなどが目立たなくなりキレイに若く写ります。

このように光の当たり方で印象がかなり変わってきますので、光の位置を気にしながら写真を撮るようにするといい写りになりますよ!

鏡とカメラで自分に対する印象が違うのは好感度が違うから?

上でも紹介しましたが、鏡と写真の写りが違うと感じる理由の1つに顔は左右非対称だという事を紹介しました。

完璧に左右対称の顔をしている人はとても少なく、素敵なモデルなんかでも左右対称の顔をしていることはまずないものです。

そんな非対称の顔で鏡を見ると反転している違う姿が写ってしまっています。これに見慣れていると写真の姿に違和感を感じるようになるようです。

これには人は目にする回数の多いものほど好感度を持つという「単純接触効果」が働いていると言われています。

この単純接触効果によると、普段自分の顔は鏡で見る機会が多いので鏡に映る自分の姿に親近感を抱いています。そしてカメラに写る反転した自分の顔に違和感を感じ不愉快な感じがしてしまうのだそうです。

鏡とカメラでの写りの違いは時間の流れも関係する!

鏡とカメラに映る姿が違って見えるのには、時間の流れも関係しています。

鏡は動いている時間に見ているものですが、写真はある一瞬を撮ったものです。

例えば、とてもすてきな俳優が出ているような番組をよく見てみてください。スローなどで見てみるとよくわかると思いますが、すてきな俳優でも瞬間瞬間でベストの顔もあればこの顔はちょっとという表情もしているものです。

写真の場合はこの一瞬の表情を撮っているので必ずしもいい顔が写るわけではないのです。

またカメラマンに撮ってもらう時なども撮る人の好みによって写りは違ってきます。
写真を撮る人がいいと思う表情が自分のベストに近い顔ならすごくいい写真になると思いますが、好みが合わないといまいちの表情のままの写りになることもあります。

 - 雑学・おもしろ