舌がヒリヒリするのは花粉症が原因?対処方法について
2018.6.2
毎年、毎年悩まされる花粉症_02・・・。舌がヒリヒリする原因とは?
花粉症の人はこの野菜や果物を食べるときには気をつけなければいけません!?
気になる花粉症の症状や対策「正しいうがい」や「マスクの選び方」を紹介します。
目次
花粉症の人は注意が必要!舌がヒリヒリするのは「口腔アレルギー症候群」
花粉症の人は、特定のウリ科の野菜やバラ科の果物、バナナやジャガイモなどを食べるときは注意しなくてはいけません。
口腔アレルギー症候群の症状が出る可能性があるからです。
ウリ科の野菜やバラ科の果物、バナナやジャガイモなどは花粉症のアレルギーの原因となる物質が、生野菜や果物に共通して含まれていることがあるためです。
口腔アレルギー症候群の症状は、舌や唇、口の中、のどが数分以内にヒリヒリと痛みだしかゆみ、しびれやむくみ、蕁麻疹などが現れます。
ほとんどは食後しばらくすると食物が胃で消化されて自然に治まりますが、中にはアレルギーによるアナフィラキシーショックと呼ばれる症状を起こしてしまうので痛みが続く場合は、医療機関を受診してください。
花粉症の人は、花粉の他にもアレルギーの可能性があるので血縁家族に同様の症状があるかないかや食材について血液検査や皮膚テストで調べておくといいでしょう。
舌がヒリヒリや目のかゆみ、こんな症状は花粉症かも?
花粉症の症状と言えば、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりですがこの他にもいろいろな症状があります。
鼻づまりが原因で起こる症状では、口が乾く、においや味がよくわからない、咳がでる、よく眠れないなどのような自覚症状としてわかりにくいものがあります。
鼻づまりがひどい場合、いつも口で呼吸するため、喉や口内が乾燥して炎症を起こしやすくなってしまうからです。特に起床時は、喉や口内の乾燥がひどく、痛むことが多いです。花粉が喉や気管支に入りこんで刺激すると、喉のかゆみや、咳がでる原因となります。
舌の症状としては、口の中や舌が乾燥する、舌に苔が出る、味が鈍くなる、口の中が苦いなどがあります。
目にあらわれる症状では、かゆみ、充血、涙が出るなどです。他にも、目がはれぼったい、目やにが出る、目がごろごろする、かすむ、まぶしい、痛いなどがあります。
目のかゆみなどの症状は、風邪と間違えやすい花粉症の見分け方のポイントとなります。
花粉症の対策として、帰宅後は洗顔やうがいをすることが大切です。体についた花粉はきちんと洗い流しましょう。
花粉症で舌がヒリヒリしたときは「うがい」をしよう!
花粉症の人は、花粉が体につかないように対策はいろいろしているかと思いますが「うがい」はきちんとできているでしょうか?
自宅に帰ってきたときには、手洗いうがいをしていても学校や職場でうがいをすることはなかなかしないのではないでしょうか?
人は、目をこすったり鼻をさわったりと無意識のうちに顔をよく触ってしまいます。このように、様々なタイミングで口や鼻、目などへ花粉を運んでしまう可能性があるのです。
正しいうがいの方法で花粉症対策をしましょう。
まずは、うがいの前に手を洗い口をゆすぎましょう。水を口に含み、「グジュグジュ」と口全体でゆすいでから吐き出しましょう。口の中にはさまざまな菌が入るのできれいにすることが重要となります。1度で口全体の違和感を取れない場合は何度かゆすいでからうがいをするようにしてください。
水を口に含んで上を向き、「オ~」と発音しながらうがいをしましょう。このときに水の温度がつめたくないくなったときが吐き出すタイミングとなります。うがいは1度では効果が薄いので最低でも3回は行いましょう。
花粉症の人は知っていて当たり前!?正しいマスクのつけ方
花粉症はほとんどの人が使っているであろう「マスク」ですが、実はきちんとつけられていない人が多いそうです。
マスクを正しくつけてさえいれば、着けていない場合と比べておよそ80%もの花粉の付着を防ぐことが出来るそうです。
まずは、マスク選びから始めましょう。花粉症の場合は「不織布(ふしょくふ)マスク」を選びましょう。
不織布マスクは、繊維がとても細かいため、微粒子も防ぐことができ通気性に優れています。また、使い捨て出来るのは便利ですよね。
そして、ここがポイントです。プリーツ型・立体型などのような顔のフィット感が高いものを正しく選べば花粉をしっかり遮断できます。
サイズ選びを間違うと「隙間」ができてしまうので購入時にはしっかりとサイズ確認してください。
眠るときには、「濡れマスク」がおすすめです。呼吸によって水蒸気を吸い込むため、鼻粘膜を湿らせることが出来ます。鼻づまりがある人は呼吸がしにくいので様子をみながら使いましょう。
花粉症で水分不足にはならないの?
花粉症は、鼻水や涙が止まらない・・・というイメージがありますが脱水症状を起こしたりはしないのでしょうか?
花粉症のときの鼻水の量はどんなに多くてもコップ一杯分の200cc程度だそうです。なかなかの量ではありますが、脱水症状を起こすほどではないとのこと。
水分を摂りすぎると鼻水がよけいに出てしまう人もいるので意識的に多く摂る必要はないようです。しかし、通常の健康維持面からも水分補給するのはいいことなので適度にとりましょう。
また、意外にも花粉症の症状が一番出やすいのは朝なので寝る前の水分はほどほどにしといたほうがいいかもしれません。
花粉症をはじめとするアレルギー性疾患は、すべて体に余分な水がたまった状態だと漢方では考えられています。
花粉シーズンの水分摂取は、のどが渇いたときに常温で適量とるのがベストだそうです。
しかし、部屋の中は乾燥していると花粉が舞いやすいので加湿器を設置して花粉を飛ばさないようにしましょう。
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