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赤ちゃんの時はミルクでも、牛乳を飲まない理由と飲ませ方!

2018.6.1

ミルクを飲んで育った赤ちゃん、ミルクは飲んだのに牛乳は飲まない・・・。

牛乳は成長に欠かせない、できれば毎日飲んで欲しいと親は考えていますよね。

牛乳が嫌いな理由は臭いにあった?赤ちゃんに牛乳を飲ませていいのは何歳ころから?

赤ちゃんの頃はミルクを飲んでいてけれど、牛乳を飲まない子供。大丈夫?

赤ちゃんのころはミルクを飲んで栄養をとっていたけれど、牛乳をあまり飲まないので大丈夫かしら?と心配していませんか?

牛乳には、カルシウムはもちろん身体に必要な栄養素が色々入っていますので、小さい頃から飲ませてあげたいですよね。

ですが牛乳をたくさん飲んでいるから大丈夫!という過信はよくありません。
なんでもバランスが大事!色んな食材を美味しく食べ、そこから様々な栄養をとりたいですね。

牛乳以外でカルシウムをとるのが難しい・・・というお家もあると思いますが、牛乳以外でもとることが出来ますのでそんなに心配はいりません。

これから小学校に入るという方は、給食で毎日牛乳がでます。
それぞれのお家で、どのくらい飲ませたらいいのか調整してあげてください

「園や学校ではこのくらい飲んでいるからお家ではこのくらいね」などと子供と話し合って、牛乳を美味しく飲みましょう。

赤ちゃん時のミルクは平気だったのに牛乳を飲まないのには原因が。

牛乳が苦手、好きじゃない、嫌い!という人もいますよね。牛乳が嫌いなことに理由はあるのでしょうか?
じつは、一番の理由は臭いなんです。

牛乳の製造方法には、「高温殺菌」と「低温殺菌」という方法があります。
もともと牛乳というのは臭いがついていませんが、牛乳を加工するときに臭いがついてしまうようです。

高温殺菌した時に、牛乳に入っているタンパク質に熱が加えられ臭いのもととなるようです。
ということは、牛乳の臭いがイヤだという人は低温殺菌された牛乳を飲むと良いのです。

その見分け方とは・・・牛乳パックに「低温殺菌」という記載がありますので購入するときに確認してみてください。
ただ、この牛乳は価格が少し高めなのと、消費期限が短いのであまりみかけません。
また、牛乳の臭いが苦手という方は、何かを入れたりひと手間加えたり飲み方を工夫すると飲みやすくなりますよ。

赤ちゃんが牛乳を飲まない?こんな方法でやってみましょう。

赤ちゃんに飲ませる初めての牛乳は、どのくらいあげていいのかよくわかりませんよね。1歳ころの子供に牛乳を飲ませる手順を紹介していきます。

■初めて牛乳を飲む。
牛乳の量は50mlくらいからスタートしましょう。
冷蔵庫から出してすぐは冷たすぎるので、少し温めてからあげましょう。
牛乳を初めて飲ませたあとは、便の状態や体調の変化に十分注意してください。

何事もなければ次のステップに進みます。

少し温めた牛乳50mlくらいを、三日間続けて飲ませます。
そしてまた何事もなければ、少し温めたものから常温のものに変えます。
量はそのまま50mlくらいにしておきましょう。
ここでも、便の状態や体調の変化に注意が必要です。問題がなさそうであれば、また三日間続けてください。

常温の牛乳を三日飲んでなんともなければ、いよいよ仕上げです。
冷蔵庫から出した冷たい牛乳に挑戦です。量は同じく50mlから始めましょう。

無理せず、お子さんの体調にあわせて進めてくださいね。

赤ちゃんに牛乳を飲ませていいのは何歳から?

赤ちゃんには、何歳頃から牛乳を飲ませていいのか悩んでしまいますよね。

厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」によりますと、一歳になるまで加熱して使っても良いが、飲用としてはおすすめしていません。

■調理は約8ヶ月ころから。
8ヶ月以降でしたら離乳食など料理に使用してもいいということです。

ですが赤ちゃん用の粉ミルクに比べて、牛乳に含まれているタンパク質の分子は大きいものになり、腸の負担が大きくなってしまいます。

他に、アレルギーの原因になることもありますので、調理には出来るだけは粉ミルクを使ったほうがよいでしょう。

■では、飲んでもいいのはいつころから?
赤ちゃんが一歳を過ぎたころから、飲んでもいいとされています。
このとき注意するのが牛乳の温度です。
人肌くらいの温度→常温→冷蔵庫から出したものへと変えていきましょう。

赤ちゃんに牛乳を飲ませる時の注意点!

赤ちゃんに牛乳を飲ませてもいいのは一歳過ぎからと書きましたが、そのときの注意点がいくつかありますので紹介します。

まずは牛乳の温度ですね。いきなり冷蔵庫から出したものはお腹をこわしてしまいますので避けやめましょう。

次に量ですが、最初は50ml程度から始め少しづつ量を増やしていきます。
体調に変化がなければ、一日の飲む量は300~400mlをだいたいの目安にして飲ませてあげましょう。

また古くなった牛乳は飲ませないようにしましょう。パックを開けた瞬間から菌の繁殖は始まります。
なるべく新鮮なもの、賞味期限に過ぎたものは絶対にやめましょう。

鉄分をしっかりとることが大事です。
牛乳のほかにも、鉄分を多く含んだごまや赤身の魚などの食材を使って離乳食を食べさせてあげるとさらに良いでしょう。

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