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肩の関節が柔らかいと肩こりも改善!肩の簡単ストレッチ法

2018.6.21

多くの方が抱える肩こりの悩み。

慢性的に肩こりが続いている人も多いと思います。

肩の関節が柔らかい人には、肩こりが少ないと言います。

肩を大きく動かしてコリを解消しましょう。

肩こりの原因や簡単にできるストレッチ法をご紹介します。

肩の関節や筋肉が柔らかいことのメリット

肩周りの関節や筋肉が硬くなると、いろいろな不調が表れます。

肩こりで悩んでいる方の多くは、肩甲骨周囲筋の柔軟性が乏しいことが大きく影響しています。

肩甲骨周囲筋を柔らかく保つと、その他の肩関節周辺の筋肉や首の筋肉が無理に引っ張られることもなくなるので、肩こりの改善につながります。

また、首の柔軟性は、首を支えている肩関節・肩甲骨周囲筋に関係があります。
肩が前の方に突出すると、首は下を向き、猫背になりやすくなります。
そのような姿勢を続けていると、首の可動域を狭くさせてしまうのです。

また、眼精疲労は肩こりとも関係が深く、目と首、肩関節、肩甲骨は密接に影響し合っているのです。

そして、筋肉や関節のコリは体の代謝にも関係します。
代謝の良い体というのは、言い方を変えると痩せやすい体です。
代謝を上げるには、全身の筋肉まんべんなく使われているというのが大切です。

多くの筋肉を使うことによって、消費カロリーも多く使われるようになります。

肩関節が柔らかいかチェック!簡単なストレッチのご紹介

肩甲骨には大きく分けると、6つの動きに分かれます。

肩甲骨の柔らかさをチェックしてみましょう。

・上に動かす
・下に動かす
・外側に広げるように動かす
・内側によせる
・上側に回転させる
・下側に回転させる

簡単なストレッチで肩甲骨を大きく動かしてみましょう。
肩甲骨を意識して動かすようにすると効果的です。

【背中で握手】

右手は上側、左手は下側から背中に回し、手が届くか確認してみましょう。

指先が触れ合うかチェックしましょう。
さらに、握手が出来ると柔軟性が高いと言えます。

反対側も同じように行って下さい。

【合掌して肘を上げる】

体の前で手を合わせ、肘と肘をくっ付けます。
そのまま、肘が離れないように腕を上に上げていきます。
鼻の高さまで上げてみましょう。

【耳に両腕を付ける】

左右の手を横から、耳に向かい上げていきます。
肘を曲げずに、腕を耳にくっ付けましょう。

肩の関節が柔らかい人に肩こりは少ない!?

肩が硬くなる原因にはどのようなものがあるのでしょうか?

肩が硬くなったり、動きが悪くなったり、肩こりというのは血行不良が原因です。
血行が良く、体の柔軟性が高い人というのは、肩こりが起きにくいと言われます。

血行不良により、筋肉や関節、スジなどが硬くなり、その固くなった関節を動かすと軽度の炎症が起こることもあります。

慢性的な血行不良や気が滞っている状態を、東洋医学では虚証(きょしょう)と言います。
顔色が青白く、すぐに風邪をひきやすい虚弱体質なタイプです。

そのようなタイプの人は、積極的に体を動かしたり、ストレッチしたり、血行を良くすることを意識して下さい。
血行不良は肩こりだけではなく、さまざまな体の不調を引き起こします。

また、ケガなどで運動やストレッチができないという人には、腹式呼吸をおすすめします。
肩甲骨と腹式呼吸はあまり関係がないように思われますが、肩甲骨を意識して腹式呼吸をするだけでも、肩甲骨が動くのを実感できると思います。

簡単に行える肩甲骨のストレッチ

≪肩甲骨を柔らかくするストレッチ≫

1.背筋をまっすぐに伸ばし姿勢を正します。
2.二の腕を、脇から脇腹に付け、手のひらを正面に向け肘を90℃に曲げます。
3.肘を脇腹に付け、角度を90℃にしたまま、手を前後に動かします。肩甲骨を意識して肩甲骨から動かすようにすると効果的です。

≪タオルを使ったストレッチ≫

1.体の前で、肩幅に合わせたタオルの両端を持ちます。
2.タオルを軽く引っ張るように持ち、腕を上へ高く上げます。
3.タオルを緩ませないようにしたまま、タオルを背中側に下ろします。
4.次に背中側からお腹側に向かってタオルを動かします。

この動作を10程繰り返して下さい。
ご自分の無理のない範囲で行って下さいね。

なかなか改善しないコリには整体もおすすめ

ストレッチを行っても、なかなか肩甲骨のコリが解消しないという方には、整体へ行くというのも良いでしょう。

肩甲骨のコリを改善するために行われる治療が『肩甲骨はがし』と言い、テレビなどで聞いたことがある方もいると思います。
「はがし」と言っても、無理にはがすわけではなく、肩甲骨周りのコリをほぐして、関節を柔らかくするためのものです。

始めに、今の状態を見るために肩甲骨チェックを行います。
どの部分に痛みや違和感があるか、どの動きをすると痛みが出るのか確認します。

その上で、効果のあるツボを刺激したりしてコリをほぐしていきます。
また、肩回りだけの施術ではなく、腹診でお腹の硬さを見たり、脈診で全身の流れを確認します。
体全体のバランスを見て、細かい調整をしていきます。

このような整体での治療で、痛みやコリは少しずつ改善して行くと思いますが、慢性になっている方は改善するのも時間が掛かります。
一度で全て解消できるのは難しいので、3~4回程は通院が必要かもしれません。

整体で、日常生活の注意点や簡単なストレッチなどアドバイスをもらうこともできるので、コリのない時にも、なるべく動きを取り入れてコリにくい体に近づけていきましょう。

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