新しいメモのカタチ

新しいメモのカタチ│サーチノート

アルカリ性食品がつわり軽減に有効!?妊娠初期のつわりについて

2018.6.22

食品の酸性やアルカリ性について、意識している人は少ないのではないでしょうか?

つわりの原因は諸説ありまりますが、妊婦さんの体が酸性に傾いているとつわりが重くなるという報告がされています。

摂取する食品をアルカリ性のものを意識して摂ると、アルカリ性の体へと傾きます。

つわりとアルカリ性の関係について調べてみました。

つわりには食品の酸性とアルカリ性が関係!?

食品には酸性食品とアルカリ性食品があります。

主な酸性食品

・肉類
・魚介類
・卵黄
・白米
・パン
・バター
・チーズ

よく、つわりの時にはご飯の炊ける匂いで気持ち悪くなるという人もいますが、もしかして酸性食品の匂いを本能的に嫌に感じるのかもしれません。
また、妊娠中は魚の生臭さが耐えられないといった人や、今までお肉が大好きだった人も妊娠をきっかけに食べたくなくなるという人も多いですよね。

妊娠前から、このような酸性食品を多く摂っている人は、体が酸性に傾いている可能性もあります。
また、妊娠してホルモンの影響により、酸性に傾きやすくなるそうです。

しかし、酸性食品には体に必要な栄養素も多く含まれます。
全て除去することは不可能なので、つわりが少し落ち着いてきたら、少量ずつでもいいので適切な量を食べるように心掛けましょう。

主なアルカリ性食品

・野菜類
・海藻類
・きのこ類
・フルーツ
・梅干しなど漬け物類

梅干しは酸性食品のように思えますが、体に吸収される時には、実はアルカリ性になっているのです。

アルカリ性食品には、カルシウム・マグネシウム・カリウムなどのミネラルがたっぷりと含まれ、体の調子を整えてくれます。

つわりがひどい時には、白米よりも玄米、肉を少なめにして野菜をたっぷりと摂るというような、アルカリ性の食品を意識した食生活を送ると、辛いつわりを乗り切りやすくなるかもしれません。

つわりの時期はアルカリ性食品を積極的に摂取

つわりの原因については、さまざまな説があります。

・ホルモンの変化が影響
・自律神経の乱れが原因
・赤ちゃんが順調に育っている証拠

などと言われますよね。

しかし、別の原因であるとも考えられています。
つわりの原因は、「妊婦さんの体が酸性状態であるから」という説です。

受精卵は、人間へと成長するために細胞分裂を繰り返し育ちます。
その時、妊婦さんの体は『アルカリ性』でなければいけないというのです。
これが、アルカリ性ではなく、酸性の状態だと、染色体異常が起こりやすくなったり、流産の危険性が高まってしまうと言います。

ですので、『つわり』は、妊婦さんの体をアルカリ性にするための防衛反応とも言えるのです。

つわりのひどい人ほど、体が酸性に傾いている可能性があります。
つわりで起こる吐き気や嘔吐は、酸性である毒素を体外に排出しようとしている反応なのかもしれません。

また、特定のものしか食べれるなくなる、という人も多いですよね。
その特定のものというのが、体をアルカリ性にするために、体が欲しているものとも考えられます。

妊娠中の栄養素、つわり中はアルカリ性食品を上手に取り入れて

妊娠中に積極的に摂取したい栄養素

・タンパク質(肉、魚、大豆製品など)
・ビタミンA(緑黄色野菜など)
・ビタミンB(肉、魚、乳製品、大豆製品など)
・ビタミンC(イチゴや柑橘系などの果物、ブロッコリーなど)
・カルシウム(乳製品、魚、干しエビ、煮干しなど)
・マグネシウム(貝類、納豆、ココア・納豆など)
・ビタミンD(干ししいたけ、干しエビ、きくらげなど観物類)
・鉄分(レバー、肉、魚介類など)
・亜鉛(かき、レバー、卵、ごまなど)

妊娠中は普段よりも多くの栄養が必要ですが、つわりが強く出やすい妊娠初期は、体内に貯えられた栄養でまかなえるとも言われます。

栄養のバランスは必要ですが、そのことばかりに神経質になり、ストレスに感じてしまうのも良くないので、無理のない範囲で行って下さい。

また、つわりの時期には食べたく物を無理に食べると、さらに吐き気が強まったりしますので、食べられるものの中で栄養を少し意識してみましょう。

アルカリ性の食品はダイエットの世界でも話題に

妊娠前の食生活は、お肉中心で野菜不足になっていたという人も多いでしょう。
ご飯やパンなど炭水化物も美味しいですよね。

多分、酸性に傾ている人の方が多いかと思います。

妊娠中は、体をアルカリ性に近づける良いというお話はしましたが、「アルカリ性ダイエット」というダイエット方法もあります。
ハリウッドセレブやモデルの間で話題になっていうようです。
ダイエットというと、運動で脂肪を燃やしたりといったものが多いですが、このダイエット法は、「アルカリ性の食品を摂取することによって痩せやすい体を作る」というものです。
食事の7割をアルカリ性食品すると、内臓の負担も減らし体調を整えるとダイエットにもつながるというと言うのです。

このダイエットの考案者は、この方法で自然に10㎏以上体重が落ちたというので、驚きです。

体をアルカリ性に傾けると言うのは、妊娠中だけでなく、日頃から気を付けて食事をした方が体には良さそうですね。

たっぷりの野菜は、やはり体にいいという証拠でしょう。

食品だけではなく、飲み物にもpH(ペーハー)があります

食べ物だけでなく、飲み物にも酸性・アルカリ性があります。

アルカリ性か酸性か測るにはpH(ペーハー)を用いります。
pH7が中性になり、それより低いと酸性、高いとアルカリ性ということになります。

牛乳はpH7で中性になります。
これよりpHの高い飲み物は、pH7.3の調整豆乳になります。
よく飲むことの多いミネラルウォーターや緑茶、ウーロン茶、コーヒーなどはpH6となります。

pHが低く酸性の強い飲み物として、コーラやワイン、栄養ドリンク、スポーツドリンクなどがあります。

炭酸の含まれる飲み物は酸性に傾きます。
成分にクエン酸が含まれる飲み物も多いですが、これらも酸性になります。

 - 健康・ダイエット