新しいメモのカタチ

新しいメモのカタチ│サーチノート

あなたはポジティブ?ネガティブ?どちらでもない中間を

2018.5.26

世の中、いつでもポジティブ思考でいられたらいいのですが

ネガティブな感情が頭から離れないときもありますよね。

でも、良い事も悪い事だって、時間が経てば「結果あれでよかったんだ」と思えるはず。無理せず、卑下せず、事実を受け止めニュートラル(中間)を保ってみてはいかがですか?

ポジティブ?ネガティブ?その中間で漂うことも良いのかも

この世の中には『波長の法則』というものがあります。これは、自分の思っていることや考えていることと同じレベルの物を引き寄せてしまうという法則です。

● 調子が悪いとき気持ちが沈んでいると、どんどん悪い事を引き寄せてしまいます。
● 調子が良くて、気持ちもポジティブなときは、良いことが続けて起こります。

これはすべて波長の法則です。「引き寄せの法則」とも呼ばれ、自分の考えていることやさらには口にした言葉と同じレベルの物を引き寄せるものです。もしも今、落ち込んでいて、ネガティブな思考や言葉を発しているとしたら、ちょっと注意が必要です。

そのままネガティブの感情に支配されていると、さらに嫌なことが起こり、やる気や気力もさらに奪われていくのです。これは、自分が発している波動が同じレベルの物を引き寄せてしまうからです。

今すぐ切り替えてポジティブになれれば文句はありません。でもそれはちょっと難しい、という場合は、意識してネガティブとポジティブのちょうど中間地点位まで意識的に自分の立ち位置を持って行きましょう。そんな時この言葉をつぶやいてください。『 きっと大丈夫!絶対に大丈夫! 』

ポジティブでもネガティブでもなくその中間でも十分です!

半分まで水が入ったコップをたくさんの人に見せて、どのくらいの水が入っているかを聞いてみた結果は「この考え方が一番シンプルで楽な考え方かもしれない」との結果になりました。それが、「ポジティブ思考」と「ネガティブ思考」の間にあるものです。「半分の水が入ったコップ」を見た多くの人たちの感想は「グラスに半分の水が入ってる」。これだけです。

少しわかりにくいかもしれませんが、これは「半分の水が入ったコップ」の状態をありのまま答えているのです。そこには「まだ入っている」というポジティブ思考も、「半分しかない」というネガティブ思考もなく、ただありのままの状態を言っているんです。

「そういう答えではなく、この水の状態を見て感じることを教えてください」と聞いたとしましょう。すると、「なんでそんなことを聞くのだろう?」と、不思議な顔になりながら、先ほどと同じ答えを出します。「グラスに半分の水が入ってる」と。

このテストで、「グラスに半分の水が入ってる」と、その状態を答え、「まだ」や「もう」という言葉を付けることもなく、ただ「グラスに半分の水が入っている」と答えた人達は、普段からとても自然体に暮らしているのです。

ポジティブでもネガティブでもない中間の「ニュートラル」

「ニュートラル」の意味は中立や中間ですが、何もポジティブとネガティブの中間であるのが一番良いというわけではありません。

どんなことが起きても、客観的に中立な立場で物事を考えられる力、固定概念にとらわれることなく、物事をありのままに受け入れて判断し、世の中で大多数の意見である「はっきりどちらとも言えない」と言うグレーな「中間」をターゲットに思考することが、この記事で言うニュートラルシンキングです。

人間社会では白黒や裏と表といったどちらか片方だけにきれいに割れる出来事の方が実際にはとても少ないため、正解はなかなか見つかりません。ベターであってもベストの判断は難しいの現実です。

まずはそこを理解しましょう。これができれば物事を決めるのも早くなるかもしれませんし、万が一のときにもそれに対応するための最低限の行動を考える余裕もできます。

ポジティブもネガティブもダメ?意識しすぎない中間を保つには

ポジティブシンキングは時として害になるってご存知でしたか?意識、無意識の両方ガポジティブになれれば何の問題もないのですが、無理をして自分を上げようとポジティブシンキングにしている常態は空元気に過ぎません。

無意識ではネガティブのままなのです。無理してポジティプを演じていると、とてつもなくストレスがかかってしまいます。実は無意識は抵抗するんです。ある意味、問題回避とも言えるでしょう。無意識がネガティブであれば、先ほども書いた『波長の法則』により、当然ネガティブなものごとを引き寄せてしまいます。その結果、ネガティブのままでいたのと同じことになってしまいます。

空元気を出した分だけストレスも大きくなってしまうかもしれません。中間でいることも大切かもしれません。しかし一方で無理をしてでも言葉はネガティブにならないことが大事とも言われています。ネガティブな言葉でさらにネガティブになるより、「大丈夫!大丈夫!」と言葉だけでも言っているだけで心も元気になってくることも多いです。

ポジティブな人は健康的という研究結果もあります!

こんな研究結果があります。自分は幸せだと思い、現状に満足している人は、ネガティブな人より心臓病になりにくいようです。

これは、ハーバード大学の研究者らが行った調査で明らかになったものです。恋愛や趣味、生活水準、仕事、家族などについての満足度を調査し、その結果を対象者それぞれの過去6年間の健康状態と照らし合わせるという方法で行われました。その結果、全体的に満足度が高かった人たちは、心臓に問題を抱える割合が13%低いことがわかりました。

研究者の一人であるベーム教授によると、「体重や血圧など他の要因を考慮してもなお、満足度の高い人ほど心臓が健康的であるという結果になりました。しかし、現段階ではなぜそうなのか確実な理由はまだわかっていません」とのことです。

ただひとつはっきりと言えることは、現状に満たされていると感じ物事をポジティブに捉えられる人は医者のアドバイスもよく聞くタイプの人が多いため、これが健康的な心臓を持つ要因のひとつではないかと言われています。喜びや幸福感などのポジティブな感情でいられるように心がけることは、心臓病のリスクを減らすために役立つかもしれません。

さらに、人生に充実感を抱いている人は運動をしている割合が高く、ポジティブな人ほど運動や身体活動を活発にするため、病気になりにくく、健康寿命も延びるという研究結果もあるほどです。小さなことでくよくよせず、何があっても切り替えをして、明るく前向きにいたいですよね。

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