下痢・冷や汗・めまいの原因や対処、予防方法について
2018.5.22
下痢・冷や汗・めまいの症状が出たときに考えられる病気や原因とはいったいどんなことなのでしょうか?
怖い病気の可能性がある、下痢・冷や汗・めまいの症状・・・。きっかけはひとつではないようです!?
対処方法や予防方法などを紹介します。
目次
下痢・冷や汗・めまいは自律神経の異常かも?
下痢・冷や汗・めまいといった症状が出たときは、自律神経の異常が考えられます。めまい、吐き気、冷や汗、下痢のような症状は迷走神経反射と言う状態になります。どんな症状が出るかや、順番は個人差がありますが下痢をすると回復することが多いようです。
迷走神経反射の症状がひどいときは意識を失ってしまう場合もあります。これを迷走神経反射失神と言います。自律神経が正常に機能しなると起こる迷走神経反射失神は、数秒から長くても数分意識を失ってしまいますが、意識が回復すると、症状も軽くなるそうです。
自律神経の異常や迷走神経反射失神は、何がきっかけとなるかは人それぞれです。「その時見た物」「その場の臭い」「暑さ」「寒さ」がきっかけとなることもありますし、めまいや下痢がきっかけとなることもあります。体の水分が不足しても、自律神経のバランスがくずれやすいので夏だけでなくどんな季節でも水分補給を忘れないようにしましょう。
まとめて水分を摂るのではなく、小まめにとるようにしましょう。緑茶や紅茶、コーヒーはカフェインが含まれていて飲みすぎると利尿作用が働くので水分補給をするときにはカフェインの入っていないものをとるようにしてください。
下痢・冷や汗・めまいの原因は自律神経の乱れ
自律神経は、内臓、血管などの働きをコントロールし、体内の環境を整える神経なので下痢や冷や汗などの症状が出ることがわかります。
自律神経が乱れると下痢になり、下痢になると自律神経が乱れる原因となるのです。このような症状が続くと自律神経失調症となります。自律神経失調症の症状は、日によって変わり体中がムズムズしたり、めまい、耳鳴りや顎関節症、冷や汗などさまざまなものがあるそうです。
下痢の改善方法は、まずはストレスをためないことですが腸内環境を整えることで改善されるでしょう。日頃の食生活を振り返ってみましょう。ストレス解消のために冷たいビールや飲み物をとってはいませんか?暴飲暴食をしてはいませんか?
暴飲暴食をした、そのときはストレスが解消されるかもしれません。しかし、その後にお腹を壊してはまた自律神経が乱れる原因となってしまうのです。休肝日をつくったり、暴飲暴食した後は体や腸を休めてあげるようにしましょう。
下痢・冷や汗・めまいの原因はノロウイルス?
激しい腹痛や下痢のノロウイルスですが、症状がひどいと意識を失いかけたり冷や汗などがとまらなくなることもあります。このひどい症状こそが自律神経を乱す原因となってしまいます。
自律神経が乱れると血圧が下がります。こうなると、脳に十分な速度で血液が送られず失神などの症状が出てしまうのです。腹痛の症状から、めまいや冷や汗、吐き気や顔面蒼白となったときには血管迷走神経反射性失神になってしまう可能性があります。
下痢・冷や汗・めまいの症状はインフルエンザ、ノロウイルスのような感染症の他に過敏性腸症候群、メニエール病や更年期障害なども考えられます。
めまいや冷や汗の症状の場合は、脳貧血や低血糖、心筋梗塞などの可能性もあるので他に症状がなくともすぐに病院で診察を受けてください。すぐに回復した場合は、一過性のものと軽く考えてしまいますが気になる時にはきちんと病院で受診するようにしましょう。
下痢・冷や汗・めまいのときは何科を受診したらいい?
下痢・冷や汗・めまいの症状があるときは何科に行けばいいのでしょうか?かかりつけの医師がいる場合は、まずはその医師に相談してください。
特に持病がない人、かかりつけの病院がない人は内科に行きましょう。問診や検査の結果により、内科で治療すべき病気か、脳神経科などの専門科を受診すべき病気かを判断してもらえます。耳鳴りを伴うめまいや吐き気がある場合は、耳鼻咽喉科を受診してください。
病院を受診する際には、いつごろから症状があるか、どんな体勢でいるときにめまいや吐き気が起こりやすいのか、きっかけになるような出来事、めまいと吐き気のどちらが先に起きたか、めまいと吐き気以外に、ほかの症状があるのかなどを伝えましょう。
症状が起こった時の状況を医師に伝えると、正確な診断をしやすいのでわかる範囲で言いましょう。受診の当日は、着脱がしやすく金属のついていない服で行きましょう。
冷や汗を改善するツボを紹介!
精神的なストレスが原因となり、冷や汗をかいてしまう場合はツボ押しがおすすめです。いつでもどこでもできるので、ぜひ試してみてくださいね。
手首の横じわの上、小指側の少しくぼんだ場所にある神門(しんもん)というツボはイライラを鎮める作用があります。イライラしたり、不安を感じたりしたときは、ゆっくりと深呼吸をしながら親指をこのツボに当てて、少し痛いくらいの強さで刺激してください。
自律神経のバランスを整えてくれる作用があり、心の疲れに効くといわれているのは労宮(ろうきゅう)というツボです。手のひらのちょうど真ん中にあり、手をグーにしたときに中指の先が当たるところにあります。反対の手の親指で少し強めに指圧しましょう。
このツボは、ほてりやめまいに効き気分をリラックスさせたいときに効果的です。ストレスを感じる場面に遭遇したときや、ストレスを感じた後などは深呼吸してこれらのツボを押してみてください。自然とイライラや不安が和らぎ、心が穏やかになるでしょう。
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