退職時の御礼の品としてふさわしい物や、妥当な金額を紹介

退職する際の御礼の品は、お菓子の詰め合わせが無難！？

退職する際の御礼の品は、どんなものを贈れば良いのか迷いますよね。職場の大きさや人数にもよりますが、お菓子の詰め合わせなどで良いと思います。

5,000円くらいで40個くらい入っているお菓子を買って、最後の日に持参すると良いでしょう。

また、勤務した期間が長い方は思い入れが違います。自分よりも若い世代には1,000円くらいの小物を贈ったりすることはよくあります。個別にお礼の品を送るのであれば、500円～1,000円くらいのものが妥当でしょう。

若い場合には、あまり無理をして高額なものを贈る必要は無いでしょう。30人以上の職場で一人500円のものとなると、物自体の金額は良くてもそれを全員にというのはキツイと思います。

あなたが高額なものを贈ることで、その後に辞める人が同じようにしなくてはいけない気持ちになってしまい、少し迷惑です。

お世話になったという気持ちはあるかもしれませんが、それは仕事ですから。お礼の品というのは本当に気持ちの問題なので、やはり5,000円相当のお菓子の詰め合わせが良いと思いますよ。

大きな会社の場合の、退職時の御礼の品について

大きな会社で働いていた場合、退職する際の御礼の品は自分が所属していた部署へ渡しましょう。同じ部署の人全員と、他部署でもお世話になった人がいるのであればそちらにも渡すと良いでしょう。

他部署でお世話になった人というのは、仕事で一緒に組んでいた人や、他部署へ移動した前の上司などのことです。お菓子を持っていって、お礼の言葉と一緒に渡しましょう。

その他、他部署にプライベートで仲良くしていた相手がいるのであれば、そちらにも渡してください。みんなと同じお菓子ではなく、別の贈り物をしても良いかもしれません。礼儀をわきまえながらも、気持ちの伝わるプレゼントをしてみてください。

また、業務内容によっては職場のあらゆる人と関わってきたという場合もあります。あの人にも、この人にも・・・と悩んでしまうかもしれませんが、お菓子を渡すのはあくまでも心遣いです。自分が渡したいと思う相手全員に渡しても大丈夫です。

しかし予算的に難しいのであれば、無理する必要はありません。その場合は自分が所属していた部署だけなどと決めて、他部署にはお菓子は渡さずに挨拶のみということでも失礼ではありません。あまりお菓子にこだわりすぎなくて大丈夫です。

退職する人に御礼の品を渡す際は、相手の好みのものを選ぶように！

退職する職場の人にお礼の品を送る際、プレゼントとして一番ＮＧなのは相手の好みに合わないものをプレゼントすることです。相手のイメージや生活と合わないと想像できるものや、自分は好きだけれども一般的には好き嫌いが分かれそうなものは避けましょう。

例えば普段からシンプルな持ち物が多い人に、可愛いキャラクターのぬいぐるみを贈ったり、自分が好みのものを相手に押し付けたりは絶対にやめてください。

極端な話をすると、あなたはラム肉が好きだからと相手も喜ぶと思いラム肉を贈ったとします。相手がラム肉が好きだということがわかっていれば良いのですが、一般的にラム肉は好き嫌いが分かれる食べ物です。もし万が一嫌いであれば、それは「いらないプレゼント」になってしまうのです。つまり、迷惑なプレゼントということです。

プレゼントは自分の好みで決めるのではなく、相手の好みや状況をしっかりと考えたうえで贈るようにしてください。異動や転職であれば、次のオフィスで使えるようなものにしたり、退職して専業主婦になるということであれば、オフィスグッズよりもキッチングッズなどの方が喜ばれるでしょう。

退職時の御礼として喜ばれる、おすすめの品

【スターバックスカード】

コーヒーを贈るのも良いですが、このスターバックスカードもとってもおすすめです。これを一人ひとりへの御礼としてプレゼントしてみてはいかがでしょうか？特に、コーヒーやスターバックス好きの人には喜ばれるに違いありません。

コーヒーを飲まない人や、近くにスターバックスが無い人にとっては少し困るかもしれませんが、大抵の人には喜んでもらえるかと思います。

値段は500円～高くても2,000円くらいまでで良いでしょう。あまり高いものをあげてしまうと、もらった人が恐縮してしまいます。このくらいの範囲の値段で、カードを作って渡してあげると良いでしょう。

一つ欠点をあげるとすれば、受け取る側に値段がバレてしまうということです。しかしそこまで気にする問題でもないでしょう。お礼の気持ちを伝えて、一人ずつに手渡しすれば十分です。

退職祝いのプレゼントをもらった場合のお返しについて

お返しの品として、一般的にはお菓子やコーヒー、紅茶セットなどの消え者と呼ばれるものが喜ばれます。

職場の人数が少ない場合やお返しをする相手にもよりますが、ハンカチやマグカップなどのオフィスで使えるものをプレゼントするのも良いかもしれません。

個人的に同僚からもらった場合は、相手の趣味も大体わかっているかと思いますので、相手が喜びそうなものを考えてプレゼントしてみてください。

どうしても迷ってしまうというのであれば、少しお高めの美味しいお菓子を個人的に渡しても良いでしょう。

予算ですが、頂いた金額の半額～三分の一くらいが妥当です。退職祝いとしてあまり高額なものを頂くということも無いかと思いますので、みんなで食べられるような個包装の菓子折りなどが良いでしょう。個人的に渡すものであれば、500円～1,000円くらいが一般的です。

感謝の想いというのは金額で決めることは出来ません。もし頂いたものが少額の場合、相手よりも高額のものを返すのは失礼にあたります。その場合は、お礼状などで気持ちを伝えると良いでしょう。