dv加害者となってしまう男性の特徴と依存してしまう女性
2018.7.28
dvによる被害は年々増加傾向にあり、たびたびニュースでもdvによる痛ましい事件を目にします。
vの加害者となる男性の特徴とは?dv加害者の男性と被害者女性とは奇妙な関係で結ばれてしまう?dv加害者は男性だけじゃない!逆DVの実態とは?
dv加害者となってしまう男性の特徴と依存してしまう女性について調べました。
目次
dvの加害者となる男性の特徴とは?
DVをする男性にはどんな特徴があるのでしょうか?特徴を知っていれば未然に防ぐことができますし、関わらないで済みます。
DVをする男性というのは、自分より弱い立場の人にしか暴力を振るいません。性格としては普段は気が弱く、他人にハッキリとした態度を示すことが出来ない人です。
自分の思っていることをはっきり主張できる人にDV加害者はいません。
また非常に厄介なのか、DV男性は外面が良く、他人にはとても人当たりの良い人に見えることです。なので、陰で暴力を振っていたとしても、周りの人が気付きにくいのです。
DVをする男性は、他人に対して強く意思表示ができないため、常に人からどう思われているか、何か言われていないかを気にしています。過剰に気にするから自然と外面だけがよくなるのです。
気にして外面ばかり良く振舞うのは非常にストレスもたまります。外で自分の思う通りにいかないこともあります。そういったストレスを、自分より弱い立場である妻や彼女に暴力という形でぶつけてしまうのです。
暴力を振う癖に、彼女や妻からどう思われているのかも気にしてしまうので、何もしていなくても、「お前だって俺のことを馬鹿にしているんだろ!」と被害妄想に陥るのです。
dv加害者の男性と被害者女性とは奇妙な関係で結ばれてしまう
DVの原因、またはどのくらいの割合でDVはあるのでしょうか。
2006年に実施されたあるDV調査によりますと、男性から身体的な暴力を受けたことのある女性の割合が、約4人に1人とわかりました。また、継続的でかつ執拗な暴行を受けたことがある女性は、約10人に1人いることがわかりました。
これを見れば、いつ誰がDV被害者になってもおかしくないことがわかります。DVは決して特殊なものではありません。いつ誰に訪れるかわからないものですし、女性はこの問題に対して対策や予防策を知っておく必要があるのです。
DVをする人はもちろん問題ですが、実は被害者にも問題があると言われています。
よく「依存性」「共依存」という言葉がありますが、DVを受けているにも関わらず、被害者が加害者に依存してしまうこともあるのです。
DVをする人は、暴力後に優しくなるといいます。「この間は俺が悪かった、もうしないから許してくれ」という言葉をかけられることで、「ちゃんと謝ってくれたから今度は信じたい」と感じ、それからズルズルといつまでも離れなくなるのです。
このような関係にまで発展してしまうと、第三者の力を借りなければDVから逃れることはできません。
dv加害者は男性だけじゃない!逆DVの実態
DV被害は年々増える一方で、深刻な社会問題でもあります。
DVというと男性から女性への暴力を連想してしまいますが、近年は「逆DV」といった、女性が男性を暴力するDVも少なくありません。
また厄介なのは、男性被害者は女性から暴力を振われていることを誰にも相談できず、ずっと耐えている場合が多いのです。「沈黙の被害者」とも呼ばれています。
DVは女性が被害に遭うものという固定概念が一般に広まっているのも要因の一つであり、実際にDVの専門相談機関は女性が中心で相談員も女性であることがほとんどです。男性の相談場所がほとんどないのも原因です。
男性がもし相談をしたとしても、大勢女性がいる中で相談しても、男性なのだから被害にあるのはおかしい、そもそも男性自身に問題があるのでは?といった目で見られてしまうのです。
女性の社会進出の増え、男性優位の社会も変わりつつあります。
それに伴い、女性から男性へのDVも増加しているので、男性被害者も相談できる環境と整えていくことも必要とされています。
dv加害者が女性だと男性は声をあげにくい?
女性から男性への暴力、いわゆる「逆DV」は深刻化しています。
ある話題となったニュースでは、イギリスの40代男性が、長期に渡り男性よりずっと年下の美女からDVを受け保護されたということもありました。
男性は軟禁状態で、毎日その年下美女から殴る蹴るの暴行を受けていたそうです。
顔中は傷だらけで足は暴行によって歩行が困難だったそう。
そんな状態でもお使いに行かされるなど、奴隷の扱いを受けていました。自宅からも異様な声や物音が響くことで近所の人が通報しやっと保護されたのですが、男性が被害を訴えることはなかったのです。
男性は、自分さえがまんすれば、やっと出来た美しい彼女を失いたくない・・・という気持ちと、反撃すれば彼女が怪我をしてしまうという心配から、抵抗することはなかったようです。
男性はプライドが高いものなので、妻や彼女から暴力を受けていることを言い出せずにいます。耐えてしまうのです。
男性本人が被害を訴えない限り、暴力は決して止むことはないでしょう。
なぜ男性はdvをしてしまうのか?その答えは・・・
どうして身近にいる女性に手を上げてしまうのか、暴力行為をやめないのか、加害者側の心理が気になります。
DVには、物理的な暴力や心理的な暴力で相手をコントロールし支配します。
なぜそこまで相手をコントロールしたがるのでしょうか。
物理的な暴力の先の無意識的にある理由、相手を自分の思い通りにしたいという欲求からくるのではないでしょうか。
もしかしたら幼少期にも関係があるのかもしれません。親からパワーコントロールによって支配されてきた可能性もあります。
結局コントロールして相手が自分の思い通りになったら、暴力はなくなるのでしょうか。
それは違います。
それはそれで虚しくなり、相手をコントロールできたとしても、加害者はそれでスッキリすることはないのです。そしてそのイライラを暴力と言った形でぶつけるのです。
なぜコントロールしたくなるのか、コントロールで得るものはないのにどうして抑えられないのか・・・
理解しがたいものであるのは確かです。
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