金魚の充血!目が充血するのは「アノキシア」かも!
2018.6.3
金魚の目が充血している!こんな時どうしたらいいの・・・?
原因は「アノキシア」という酸素欠乏状態かもしれません。
金魚の目が充血して腫れている原因や、金魚の目が白くなったり、とび出す原因もまとめてみました。
目次
金魚の目が充血してる!それは「アノキシア」かもしれません!
「アノキシア」とは酸素欠乏状態のことです。
目から充血し、もっと状態が悪くなると目の玉の中に血が溜まります。こうなってしまうと見た目がとても怖くなってしまいます。
このよう酸素欠乏状態になってしまうのは、pHが低いと促進されます。また、急にpHが下がる事によって状態が悪くなる事もあります。
金魚の目が充血する原因で考えられる事は
・pHの急に下がる、または低すぎる
・エアレーション、水面の流動、ポンプによる水流が不足している
・日の光が直接あたることで急に温度が上昇する
このような原因が、1つの時やいくつかがあわさって、充血になります。
この状態の金魚の写真を見たことがありますが、目に赤いマジックで点を書いたような感じでした。でもこれが出目金なら・・・とてもグロテスクになりそうです。
同じ条件でも発症するのは個体差があるようです。この条件になっても弱りもしなく、発症しない事がありますよ。
どうしよう・・・金魚の目が充血して腫れている!
このような事をしていませんでしたか?
もし該当することがあるなら改善しましょう。
・水の交換を長期間しないで水槽の水が悪化してアンモニアや亜硝酸の濃度が高い
・濾過槽も掃除をしないで濾過されていない
・水槽の底の砂を掃除しないで砂内でくさい始めている
・水槽の水草が枯れはじめている
・エサの食べ残しがそのままになっている
・水の入れ換えを急にすることで、薄く濁って水質が乱れた
・新しく入れる金魚の健康を確認しなかった
以上の事を確認してみてください。
投薬する場合は、症状によって投薬する量に違いあがあるので、知識がある人がいる金魚の専門店や繁殖業者が経営しているお店で聞くと良いでしょう。
眼圧を下げる事はできますが、気泡症になる事があります。この場合、皮膚の一部分が生命をなくし、穴が開いたり膨れ上がります。
そして失明する事あります。この副作用は否定できません。
金魚に白い斑点ができた・出目金の目が充血した時はどうする?
まず、金魚に白い斑点ができた場合は白点病だと思われます。
この場合は、水槽の約半分の水を入れ換えて下さい。
そして食塩を入れます。水槽が60センチならコップの半分の100グラムぐらいです。
その時、水の温度を少し高くしましょう。水の温度が高いと効果があるようです。暖かい部屋に水槽を移動するか、部屋の温度をあげましょう。この白点病が治るまでは食塩水で飼ってください。
次に出目金の目が充血した場合です。
水槽に出目金以外の金魚を飼っていませんか?他の金魚から目を突かれる事もありますよ。毛細血管が、目にはたくさん集まっています。なので目を突かれると充血してしまいます。
そして、実は目はおいしい所なのです。
だから、餌がたりない時に他の金魚に食べられてしまう事もあります。出目金は特に目が出ているので、この被害にあう確率も高くなります。
金魚は片方の目を失っても生きていけますが、種類や大きさが異なる金魚を一緒に飼うの事はなるべくやめましょう。餌はやりすぎにも注意して下さい。
金魚の目が白くなる・とび出す原因について。
特にエロモナス菌に感染した時、金魚の目が白く濁ったり、目が突出(ポップアイ)になります。
このエロモナス菌に感染する原因は、特に水質が悪化する事です。
・水槽でたくさんの金魚を飼う
・白点病の発症でかゆい体をこすりつけて目にキズをつけてしまう
・pHの異常、悪いバクテリアがたくさん繁殖する
・水槽の底の砂や濾過槽が掃除していない
・エサのやりすぎ
・免疫力の低下
・加齢で目が白く濁る場合
このような事が原因になります。
白濁は、金魚の目が白く濁る、目の周りや眼球に水泡ができる事で、ひどい時には治ることなく失明する場合もあります。
ポップアイは、金魚の目が飛び出てくる事で、眼圧が上がってしまい、目が取れてしまう事などがあります。一回膨らんだレンズは治りにくいそうです。
治療法は、薬浴や水温を上げる、殺菌灯を設置するなどの方法があります。
金魚の尾びれが充血!様子をみることも大事!
金魚の尾びれが充血していました。
薬を使用したほうがいいのか迷っていましたが・・・
薬も塩も水の交換もしてみる事にしました。
何がよかったのかわかりませんが、尾びれの充血がおさまってきました。赤くなってた所がうすくなってきたのです!
かってにエロモナス菌に感染したのかと思いましたが、違ったのかも・・・
それなら、もしかして金魚が自分の力で回復できたのかもしれません。
おちついて判断をして、すぐに薬を使用するのではなく塩水で回復するのを待ってから、それでも良くならにようなら薬を使用する方法でよかったのでしょう。
塩水や薬浴中は水質管理を大切なこともわかりました。
いきなりではなく「様子を見る」事が大事だと思いました。
ころころと水を換えるのは金魚に負担をかけてしまいますよね。
今回は色々と勉強になりました。
そして私の大切な金魚の尾びれの充血がよくなって安心しました。
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