トイレのタオルはいつ交換する?数日以上はやっぱり不衛生!
2018.6.8
トイレの手拭きタオルはどのくらいの頻度で交換・洗濯していますか?
家族が少ないと、あまり気にせず何日も交換しないことも多いようです。でも、一人で何度も使用するトイレタオルは、見た目よりもずっと雑菌が!
トイレのタオルの汚れ方と交換の目安について考えてみましょう。
目次
トイレと洗面所のタオルを調べてわかった交換の目安は?
トイレに掛けてある手拭きタオル。雑菌などを気にしつつも、見た目に汚れがわかるほどにはならないので何日も使い続ける人が多いみたいです。
実は湿ったタオルは細菌の温床。こまめな交換が望ましいのです。
洗面所とトイレで数日使い続けたタオルと雑菌について、次のような実験があります。
1.洗面所で3日間連続使用のタオル(使用回数39回)
2.トイレで6日間連速使用のタオル(使用回数50回)
これらのタオルを室温25℃、湿度50%で一日放置して調べました。
どちらも一旦乾燥させているものの、多数の細菌が検出されました。
さらに、ハンドソープできちんと手を洗ったあとに、このタオルで拭いた手のひらを調べると、明らかにタオルから細菌が移っているのです。
どんなにきれいに手を洗っても、その後に拭くタオルが最近まみれでは、仕上げに細菌をつけるようなものです。
タオルは「湿ったら取り替える」、もしくは毎日取り替えるのが望ましいですね。
トイレのタオルとバスタオルで違う交換が必要と感じるタイミング
ときどきテレビでも話題になる「バスタオルは何回使うか」という問題。
1回使ったら洗う、2回までは使う。とんでもない人になるとお風呂できれいにした体を拭くものだから洗ったことがないというツワモノも存在するようです。
バスタオルでは多くが数回の使用で洗うことを考えると、1日に何度も使用するトイレのタオルを何日も使い続けるのは、やはり不衛生と感じますよね。
家族だけであれば、1日1回の交換。来客がある場合には、湿っていることに気づいたときに交換する気遣いがあってもいいでしょう。
何日で交換するか、決めていないという人では「湿っていることを感じたら交換」というパターンもあります。
乾いていても目に見えない細菌や雑菌は存在しているのですが、やはり触ったときにタオルが湿っていると不快に感じて交換しようという気になるんですね。
トイレと風呂と洗面所、タオルの交換はやっぱりこまめに
トイレと洗面所では、トイレの方が雑菌が多く不衛生な場所というイメージがあります。便座の蓋を開けたままで便を流すと、大量の雑菌が空気中に舞うのだそうです。
窓がない、あっても小さいなど換気もさほど良くない場合がほとんどですから、なるほどそうだろうと思いますよね。
では、洗面所はどうでしょうか? トイレよりもオープンな場所にあるし、キレイな感じはします。
ただ、タオルに付着している雑菌はというと、そんなに違いはないのだとか。
全身をしっかり洗ってから拭くはずのバスタオルでも、1日使ったものを部屋干しすると洗濯後の100倍近い雑菌が繁殖していると言われています。
いくら目に見えないとはいえ、そういうデータを聞くとやっぱり気になってしまいますよね。
清潔なタオルを使って悪いことはないのですから、やっぱりまめに変えた方がいいのでしょうね。
主婦の皆さんは洗濯物が増えることは憂鬱かもしれませんが……。
手触り?臭い?新旧タオルの交換時期のタイミング
洗っては繰り返し使うタオル。だんだん手触りが悪くなってきたと感じても、使えなくなるわけではないので交換時期に迷う人も多いはず。
1年程度を目安に交換する、肌触りが悪いと思ったら交換するなど人それぞれ。中には10年以上や擦り切れて穴が開いても拭ける部分があるなら使う!という極端な例もあります。
でも、新しいタオルに交換してみると、それまで使っていたタオルのゴワゴワ感に改めて驚くかも。
家族が使うだけならまだしも、トイレや洗面所の手拭きタオルなどお客様が使うこともある場所では、せめて手触りふわふわのタオルにしておきたいですね。
タオルの寿命として次のようなことを目安にしてみてはどうでしょうか。
・ゴワゴワして肌触りが悪い
・色落ちやほつれ
・吸水性が悪くなった
・洗っても臭いが取れない
もちろん、どんなにゴワゴワ・ガサガサでもお気に入りだから使い続ける!というのならそれも個人の自由。
でも、ある日「あ、もうダメかも」と思ったら新しいタオルに交換して、それまでのタオルは雑巾として活躍してもらうことにしませんか?
トイレ用タオルは機能性?デザイン?手拭きタオルの選び方
トイレの手拭きタオルは、少し集めで吸水性の高いものがおすすめです。薄くて吸水性が悪いと、いつも濡れた感じになってしまいがち。
気分的にもイヤだし、衛生的にも問題ありますよね。
◆機能で選ぶ
・今治産のタオル…質の良さで定評のある日本製。上質で丈夫なつくりですので、長く使うことができます
・マイクロファイバー…抗菌や速乾が魅力。安価なものでは化学繊維っぽさを嫌う人もいますが、綿製の物もあります
◆デザインで選ぶ
壁紙や床に華やかな柄を使用している場合には、タオルはシンプルな方が映えます。逆に室内がシンプルに構成されているなら、遊びのある柄物も嫌味になりません。
もちろん、シンプルで統一して無地のタオルでもOK。トイレタリー用品と色味を合わせたり、逆に補色や差し色でアクセントで個性を出すのもいいですね。
タオルのサイズは、長めのフェイスタオルが一般的ですが、タオルハンガーを工夫して小ぶりなハンドタオルを使うと、こまめに洗いやすいという利点があります。
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